ロシア語通訳の米原万里さんの著書
「ガセネッタ&シモネッタ」(文芸春秋社刊)を思いついてパラリとあけてみた。
どこを読んでもおもしろいのだけど、たまたま開けたページ、思わずうなってしまった。
ロシアの作家の<顔>について書かれている。
ツルゲーネフ
写真で見る限り、ダサくて不細工なのだが、同時代人たちは、異口同音に
「非の打ち所のない美丈夫」とか、
「どんな女をも夢中にさせる美形」とその容貌をうらやましがっている。
ドストエフスキー
同時代の元女優による証言。
「やせっぽちでチビで病的な顔色をした風采の上がらない男。
灰色の目はキョロキョロと落ち着きがなく、青ざめた唇は神経質にひきつってい た」
トルストイ
翁と呼ばれる年齢になってからの写真では、かなり迫力のある醜男のトルストイも、
青年時代の写真をみる限り、結構いい男(らしい)。
しかしながら、ツルゲーネフによると
「あの顔でドンファン願望を持つとは」とのこと(つまり写真写りがよかった、と)。
「生まれ故郷の領地からモスクワまでの道筋に、トルストイの子供が200名ほども産み落とされた」
というほど、お盛んな方であったらしいのだが、
伯爵家の御曹司であるトルストイは、実は同じ階級の女には、絶望的にモテなかった・・・・らしい。
チェーホフ
ロシア文学史上、ツルゲーネフを凌ぐ美男作家らしい。
190センチを超える長身で、若くして結核を患ったチェーホフは、
半分人生を諦めたようなところがあって、そこがまた女心をそそった。
いやはや、おもろいですなあ。
で、このエッセイのタイトルが<モテる作家は短い!>
いわく、「作品の長さは、作家が女を口説き落とすまでにかかる時間に比例する」。
偶然なのかなんなのか、私は、ツルゲーネフとチェーホフはいくつか読んだことがあるが、
トルストイはちょっと、ドストエフスキーにいたっては全然(恥)だ。
だって、長いんだもん・・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
では、作曲家の容貌(モテ度?)と曲の長さの関係はどうか。
ショパン、ドビュッシー・・・・・・なるほど
ベートーベン、ブラームス・・・・びみょう
ワグナー、ブルックナー・・・・・どてっ
いや、別に事実かどうかは私知るところではなく。。。
「ガセネッタ&シモネッタ」(文芸春秋社刊)を思いついてパラリとあけてみた。
どこを読んでもおもしろいのだけど、たまたま開けたページ、思わずうなってしまった。
ロシアの作家の<顔>について書かれている。
ツルゲーネフ
写真で見る限り、ダサくて不細工なのだが、同時代人たちは、異口同音に
「非の打ち所のない美丈夫」とか、
「どんな女をも夢中にさせる美形」とその容貌をうらやましがっている。
ドストエフスキー
同時代の元女優による証言。
「やせっぽちでチビで病的な顔色をした風采の上がらない男。
灰色の目はキョロキョロと落ち着きがなく、青ざめた唇は神経質にひきつってい た」
トルストイ
翁と呼ばれる年齢になってからの写真では、かなり迫力のある醜男のトルストイも、
青年時代の写真をみる限り、結構いい男(らしい)。
しかしながら、ツルゲーネフによると
「あの顔でドンファン願望を持つとは」とのこと(つまり写真写りがよかった、と)。
「生まれ故郷の領地からモスクワまでの道筋に、トルストイの子供が200名ほども産み落とされた」
というほど、お盛んな方であったらしいのだが、
伯爵家の御曹司であるトルストイは、実は同じ階級の女には、絶望的にモテなかった・・・・らしい。
チェーホフ
ロシア文学史上、ツルゲーネフを凌ぐ美男作家らしい。
190センチを超える長身で、若くして結核を患ったチェーホフは、
半分人生を諦めたようなところがあって、そこがまた女心をそそった。
いやはや、おもろいですなあ。
で、このエッセイのタイトルが<モテる作家は短い!>
いわく、「作品の長さは、作家が女を口説き落とすまでにかかる時間に比例する」。
偶然なのかなんなのか、私は、ツルゲーネフとチェーホフはいくつか読んだことがあるが、
トルストイはちょっと、ドストエフスキーにいたっては全然(恥)だ。
だって、長いんだもん・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
では、作曲家の容貌(モテ度?)と曲の長さの関係はどうか。
ショパン、ドビュッシー・・・・・・なるほど
ベートーベン、ブラームス・・・・びみょう
ワグナー、ブルックナー・・・・・どてっ
いや、別に事実かどうかは私知るところではなく。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)