~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

速いものに巻かれろ

2006年06月03日 21時58分20秒 | ピアノ
3時すぎにサークルの練習会に出かけ、なぜか帰りはこのような(写真)ものを連れて、満員バスで帰ってきました。

いきさつとしてはこういうことです。
主人の帰宅と入れ違いに練習会に出かけ5時まで。
5時から会場のとなりで皆と一杯やってるところに、
写真のような子供二人が主人に連れられ登場。
再び用事に出かけた主人から子供をひきとり、
街じゅう屋台だらけの<浴衣祭り>を見て歩いたというわけ。

縁日名物のクジでゲットしたらしいこのブツ、
ほんとにほんとにお邪魔でした

地元の方にしかわからないと思うのですが、
F屋付近から100M道路まで下り、そこから西へ進み、
またまたアーケードに戻り、さらにバスセンターまで・・。
この格好でまさに「歩く縁日」やってきました。

練習会については、今日は一人一人とお話ができてうれしかったのですが、
皆さんほんとに熱心でついつい話しこんでしまいました。
しゃべりながらも演奏は聴いてまして、ちゃんと私、盗めるところは盗んでます(笑)。

自分の演奏については、一巡目はモーツァルトのK310とラフマニノフの作品3-2。
この2曲は、今日のためにリバイバルで練習したので、気楽に弾けました。

問題はシューマンの「プレスト」・・・
この曲は一人で弾いてるとそうでもないのに、ギャラリーがいるとどうも加速してしまい、
今日も、三輪車で坂道下っているような状態
ブレーキがきかないというより<ない>。
右手左手こんがらがってくしゃくしゃになったり、
ソフトとソステヌートを踏み違えたり、
最後の難所でやはり詰まったり、
といろいろありました。
でも、思ったよりドッキリしなかったし、間違ったら他の音でカバーできたし、
ペダルも途中で踏みなおしたり、と少し余裕があったような気も。
最初のころは鍵盤にしがみついて弾いていたのですが、姿勢にもゆとりができ、
少しは「聴きながら弾くレベル」に入ってきたかな・・と思います。
あと一月でなんとか難所をクリアし、指がもつれたり、ペダル間違えたり、
もないようにしていきたいと思ってます。

でも、ほんとに苦戦です、この曲。

TPOなのか仮装なのか

2006年06月03日 00時56分59秒 | ピアノ
ここのところ連弾の相手と、本番の衣装をどうするかあれこれ検討中だ。

最近見たピアノものの漫画で、本番で肩ヒモがプツッといってしまうシーンが描かれていたが、衣装はなかなかあなどれない。

男性の場合は、おおよそ形は決まっているので、毎回どうしようか・・と悩むこともないと思われるのだが、
女性はやっぱり曲の内容やら弾きやすさ等々考えると、それなりに頭を悩ます。

まずなんといっても、すばらしいドレスを新調したとしても、
それを着たばっかりに極度の緊張に襲われるようでは元も子もない。
かといって曲の規模や気合にくらべて服があまりにカジュアルだと、
ちょっと不釣合いな感じもする。
袖ひとつにしても、腕が出ていると手先まで冷える人、袖があると邪魔で仕方のない人、
スカートの丈にしても同様にいろいろ好みがあるだろうと思う。

ピアノを再開したころは、女性ピアニストがなぜ両肩むきだしで弾くことができるのか不思議でならなかった。
だいたいクーラー効いてたりすると寒いじゃないですか?
あんなの着るときは下着はどうするんでしょ?
それに・・・そこそこの年齢になると例えば二の腕とかモザイクかけたいような場所もあるじゃないですか?
という理由やら、曲もまだまだおとなしかったので、
発表会では、冬は長袖ブラウスにロングのストレートのスカート、夏は半袖におなじくロングのストレートのスカート、
もしくは長めの丈のワンピースが多かった。

それが、ここ数年のうちに・・・
進化しましたねえ(笑)。
気付けば、ノースリーブのドレスになってました。
まだかろうじて肩ヒモはついてますけど。

え、クーラーですか?
それは弾く寸前まではショールはおってますけど、
試合に出るとき、タオルをぽいってするようなもんですから。
下着・・・はよくわかりませんが、まあそれなりに。
モザイク・・・は、もはや他人様のご迷惑は考えてませんでした。
度が過ぎるようでしたら、取り締まってくださいませ。

というわけで、今や<弾きやすさ>と<なりきり度>のみがポイント。
ま、これも仮装のひとつということで