~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ゲン落ち消しゴム

2006年06月20日 23時59分54秒 | 雑感
以前、こんな内容の記事を読んだことがある。

ある女性ピアニストは、大変縁起をかつがれるという。
失敗した時のステージ衣装は「二度と着ません」
そのとき聴きにきていた家族が着ていた服も「二度と着ません」

うわっ・・・・
自分が着ていた衣装を「二度と着ない」というのはわかる。
その服を着ると、嫌でもそのときの記憶がよみがえるからだ。
できれば皆そうしたいだろうが、そうすると逆に「絶好調」で弾けたときの服の着まわしという結果になりはしないか?
たしかに注意して見ていると、ドレス2~3着のローテーションというピアニストもいないわけではない。
それはそれでいいとして・・・
家族全員、その時の服を着ないというのはすさまじい。恐れ入った

こういういわゆる「ゲンかつぎ」というのはスポーツ選手ではよくきくような気がする。
期間中「履き替えない(何を?)」とか、「同じ色の下着を着る」とか。
音楽と比べ物にならないくらい科学的に分析され、細かいデータによって作り上げられているようなジャンルでも、最後の最後にこういう精神的に安心できるような「神頼み」的要素が登場する。
考えてみれば、入試の時なんかもすごい。
だいたい「すべる」とか「落ちる」とか口にできないような状況なのだから、
いかに緊張にみちみちた異様な状況なのかわかろうというものだ。

そんな時絶対使えないような文房具を発見した。
激落ち消しゴム

これ、ご存知の方もおられようが、
「激落ち」という特殊スポンジの姉妹品だか類似品だかである。
鉛筆ですらわざわざ握りにくそうな五角形(五角→合格)のものを買っていくようなものがいるというのに、
一方で消しゴムが「激落ち」ではどうにもならない。

いや別に、入試やその他各種の試験で使わなければいいだけの話なんですけどね。