~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

クリスマス会

2006年12月03日 21時38分37秒 | ピアノ
サークルのクリスマスコンサートがあった。
たぶん仲間はまだ2次会だか3次会だかの最中だと思うのだが、
私は子供が持たなくなったので(昼からなので当たり前といえば当たり前なのだが・・)打ち上げの途中で中座し、帰って飲みなおしている(殴)。

ひとことでいうと
楽しかった

プログラムは前半が「ちょっとまじめにクリスマス」ということで、クラシックのソロ&デュオ、後半が「おしゃれに楽しくクリスマス」ということで、ポピュラーのソロ&デュオだった。
途中コーヒーやちょっとしたお菓子も出て、しかも別室ではDVDも鑑賞も可ということで、子連れで参加したメンバーも3人ほど。
最後には子供たちもまじえての鳴り物入りのジングルベル、そしてなぜかブラームスの間奏曲を伴奏としてのプレゼント交換というわけで、一足早いクリスマスを堪能した。

サークルでは毎月練習会があるので、だいたいみなの演奏は聴きなれているはずなのだが、
やっぱり本番というのは少し違っていて、いきなり相当なレベルに仕上がっていて驚く。ブログの更新もせずに練習した姿がしのばれる(爆)。
どれもどれも聞き捨てならない演奏(笑)で、ひとりひとりについて何か書きたくてしようがないのだが、なにぶん内輪のことなので、とりあえず、連弾とポピュラー部門について。

今日のピアノに関しては、古いせいもあるのか、打鍵のレスポンスがいまいちで、特に弱音やペダルについてはコントロールの難しいところがあった。
なので、曲によっては思うような表現ができなかったかたもおられると思う。
そういうことはさておき、こと連弾についてはこういうサークルならではの良さが出ていたと思う。

連弾は
バッハ「主よ人の望みの喜びよ」
ラフマ二ノフ「パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏曲」
ブラームス「ハンガリー舞曲 第4番」
(6手で)「エンターティナー」
倉本裕基「ホール・ニューワールド」
の5曲だった。
サークルのなかでも家が近かったり、仲が良かったり、たまたま飲みの席のいきおいで話がまとまったり、といったいきさつのデュオやトリオだったが、
こつこつ誰かの自宅や、練習会や、街中のスタジオで練習を重ね、それなりに弾き手も聴き手も楽しめるくらいにはなっていて、発表会で「やりなさい」と言われた連弾でもなし、純粋に大人の道楽で贅沢な経験だったと思う。
練習時間や場所のやりくりが難しいところだが、ぜひぜひこれからも連弾・2台いろいろなアンサンブルが増えるといいと思う。

後半はポピュラーばかりを集めたのだが、オカリナとの合奏の「白い恋人たち」をはじめ、「戦場のメリークリスマス」などのクリスマスがらみ、はてはディズニー対決(ディズニーメドレー VS ミッキーマウスマーチ)ありで、あまりポピュラーの縁のない私でも、心底楽しめた。
やはり弾き手が心から楽しんでないと、こういう曲はつまらない。しみじみ、みんな「好きで弾いているのだなあ」と思った。

プログラムの最後は、オカリナ&バイオリン&ピアノの「ジングルベル」で、鈴・トライアングル・笛・ベル・果物型のパーカッション・手拍子・歌付きで、何回リピートしたかわからないくらいジングルベルをやりまくった。

お客さまも5人ほどみえて、3時間以上もの演奏に耳を傾けてくださった。
というわけで、完全に「内輪」で終わらなかったことも、私たちにとってはうれしいことであり、
一生懸命だけれども、もちろんつたないところもある私たちの演奏にお付き合いいただいたことを深く感謝いたします。