行ってまいりました。
「では、全部通して弾いてください」
3楽章全部、リピートまでつけて、たっぷり弾かせていただきました・・
・・と言いたいところなのですが、まずスタインウェイの鍵盤が今日はことさら軽く感じられ、1楽章はコントロールに苦心。2楽章はリピート後につっかえて弾き直し(リピート後ってなぜか暗譜があやしくなる・・なぜなんでしょう?)、2&3楽章は思ったよりテンポが上がってしまい、特に3楽章は「おい、このまま最後まで弾けるのか・・・」と自分でも不安な高速プレスト。
弾き終わったら、暑い汗と冷や汗でビッショリ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
「全体のテンポのバランスはよくできています」
わぁ~~~、あれでいいの?あんなに速くていいの?というより速く弾いたほうがいいのね・・・
「では、1楽章の始めから」
・・・・・・・もちろん、すぐに止められました。
「最初は序奏ですね。そこにメロディーが入る。いきなりショパンみたいに弾き始めない」
・・・なんかうれしいような気もしますが(笑)、それじゃいけないですね。
「特に小指のメロディーは指先で弾かないほうがいいです。指の付け根の関節から弾かないと、軽い鍵盤のピアノなんかだと危ない。どんなピアノにも対応するためには、安定した弾き方を練習しておく必要があります」
・・・・スタインウェイのコントロールで難儀してたの、見抜かれていたようです。
1楽章32小節以降の通奏低音の出てくる箇所。
「ここは、左手Gisの上に減7の和音がのってて、不安に覆われたようなところです。Gisの保続音はしつこく。腕で弾くように」
そのほか、各小節の最初の和音をもっと「聴いて」その小節を続ける必要がある、と何回も注意を受けました。
続いて2楽章
「冒頭アウフタクトの入りがまずいです。慌ててもいけないけど粘りすぎてて若さがない。もっと可憐に少女のように」
・・・・・もう、これ、何度やっても自分でもへんなんですよ。
2楽章は以前から暗譜に苦労し、曲想に苦労し、自分でもなにやってんだろ・・と思うくらい、難儀してるんですが、やっぱり言われました。
しかも、
「この楽章はちょっとスケルツォ風ですよね。戯れる感じというか・・。
・・・・・今の演奏の感じだと日本の祭りっぽい・・・なんかこうワッショイワッショイみたいな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
では、気を取り直して3楽章
技術的に細かいことは山ほど指導されたのですが、特に冒頭の左手の弾き方、第2主題が出てくるところの左分散和音は、音の出し方(指の構え)について指摘されました。
166小節のフェルマータ
「もっとたっぷり。過去を思ってためいきをつくように。いきなり、次の現実につっこまない」
せんだって私、この3楽章が「パラパラしてて中身がなくて自分でもイヤな演奏だ」と書いておりましたけど、
そのパラパラの原因はやはり和声をきちっととらえていなかったことにあったようで、
「アルペジオになっているところは、パラパラ音を弾いてはいけません。アルペジオがなんの和音なのかをまずとらえて、自分の中に感じているその和音の中で弾く。
シュウマイの中身を出してはいけない」
おみごとな比喩でございます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
「では、全部通して弾いてください」
3楽章全部、リピートまでつけて、たっぷり弾かせていただきました・・
・・と言いたいところなのですが、まずスタインウェイの鍵盤が今日はことさら軽く感じられ、1楽章はコントロールに苦心。2楽章はリピート後につっかえて弾き直し(リピート後ってなぜか暗譜があやしくなる・・なぜなんでしょう?)、2&3楽章は思ったよりテンポが上がってしまい、特に3楽章は「おい、このまま最後まで弾けるのか・・・」と自分でも不安な高速プレスト。
弾き終わったら、暑い汗と冷や汗でビッショリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
「全体のテンポのバランスはよくできています」
わぁ~~~、あれでいいの?あんなに速くていいの?というより速く弾いたほうがいいのね・・・
「では、1楽章の始めから」
・・・・・・・もちろん、すぐに止められました。
「最初は序奏ですね。そこにメロディーが入る。いきなりショパンみたいに弾き始めない」
・・・なんかうれしいような気もしますが(笑)、それじゃいけないですね。
「特に小指のメロディーは指先で弾かないほうがいいです。指の付け根の関節から弾かないと、軽い鍵盤のピアノなんかだと危ない。どんなピアノにも対応するためには、安定した弾き方を練習しておく必要があります」
・・・・スタインウェイのコントロールで難儀してたの、見抜かれていたようです。
1楽章32小節以降の通奏低音の出てくる箇所。
「ここは、左手Gisの上に減7の和音がのってて、不安に覆われたようなところです。Gisの保続音はしつこく。腕で弾くように」
そのほか、各小節の最初の和音をもっと「聴いて」その小節を続ける必要がある、と何回も注意を受けました。
続いて2楽章
「冒頭アウフタクトの入りがまずいです。慌ててもいけないけど粘りすぎてて若さがない。もっと可憐に少女のように」
・・・・・もう、これ、何度やっても自分でもへんなんですよ。
2楽章は以前から暗譜に苦労し、曲想に苦労し、自分でもなにやってんだろ・・と思うくらい、難儀してるんですが、やっぱり言われました。
しかも、
「この楽章はちょっとスケルツォ風ですよね。戯れる感じというか・・。
・・・・・今の演奏の感じだと日本の祭りっぽい・・・なんかこうワッショイワッショイみたいな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
では、気を取り直して3楽章
技術的に細かいことは山ほど指導されたのですが、特に冒頭の左手の弾き方、第2主題が出てくるところの左分散和音は、音の出し方(指の構え)について指摘されました。
166小節のフェルマータ
「もっとたっぷり。過去を思ってためいきをつくように。いきなり、次の現実につっこまない」
せんだって私、この3楽章が「パラパラしてて中身がなくて自分でもイヤな演奏だ」と書いておりましたけど、
そのパラパラの原因はやはり和声をきちっととらえていなかったことにあったようで、
「アルペジオになっているところは、パラパラ音を弾いてはいけません。アルペジオがなんの和音なのかをまずとらえて、自分の中に感じているその和音の中で弾く。
シュウマイの中身を出してはいけない」
おみごとな比喩でございます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)