娘はどうやら「ガイコツ」は怖くなくなったらしい。
よって白い鍵盤も弾くようになり(爆)、今日はなんとかレッスンでドレミか何かを弾いてくれたようだった。
ところで、「子供の時には結構怖いものがあるもので、私にもそういうものがあった」という話をいずれ書く予定にしていたので、今日はそれを。
たぶん子供のころにはいくつか怖いものがあったはずなのだが、その中で覚えているものに2枚のレコードがある。
1.G線上のアリア
2.幻想交響曲
この2枚とも、自分たちは特にクラシックファンというわけでもない両親が、おそらくは子供の情操教育を目的にシリーズで買ってくれたレコードの中に入っていた。
「G線上のアリア」についての記憶はこうだ。
たぶん幼稚園か小学校低学年の時に、留守番をしながら自分でレコードをかけて聴いていた。
すると、バイオリンソロの冒頭「ミーーーーー」という長い音が
「ミ~(うぃ~ん・うぃ~ん・うぃ~ん)」と一定しない気味の悪い音・・・・・。
夕闇迫るなか、それは相当な不気味さだった。
それは当時の私の心理状態に問題があったわけではなく(なかったと断言はできないが・・笑)、たしかその後、そのレコードプレイヤーのターンテーブルのベルト部分だかなんだかがイカレテいたことが判明したように記憶している。
その後、プレイヤーは直ったはずなのだが、このときの気味悪さは尾をひき、長いことこの曲を聴く気にはなれなかった。
ベルリオーズの「幻想交響曲」についても似たような感じなのだが・・・・
これはさすがに幼稚園というわけはなかったと思うが、小学校高学年でもなかったと思う。
当時「幻想」のつくものといえばショパンの「幻想即興曲」しか知らなかったから、この「幻想」には結構期待していた(・・・と思う)。
でも、聴いてみたら音が変だ。
どうしてもヘンだ。
レコードを横からみてみたら波打ってるように見える。
今考えると、もしほんとにそうなのだったら親に言って返品交換してもらえばいいわけなので、なにも怖れることはないのだが、
「レコードがゆがんでいる」こと自体が気持ち悪く、
「この曲はのろいだ」とかなんとか思って(笑)、すみっこの方にしまいこんだ。
そのレコードがほんとにゆがんでいたかどうかは、実家に帰って調べればすぐわかることなのだが、
もしかすると、全然ゆがんでなどおらず、ただ曲が気持ち悪かっただけかもしれない。
曲の内容からすると、「のろい」の直感もあながちハズレでもないのだが(爆)。
というわけで、この「幻想交響曲」にいたっては、大人になるまで絶対に聴かなかった。
そして「ベルリオーズ」という名前そのものが「封印」されていた。
・・・・こういう幼児期の記憶というものはあまりアテにならないので、事実は今となってはどうでもいいのだが、
もしそれが「製品不良」が原因であるものだとしたら、幼児期にはあまりヘンな音源は聴かさないほうがいいかもしれない・・・と親になった今思う。
よって白い鍵盤も弾くようになり(爆)、今日はなんとかレッスンでドレミか何かを弾いてくれたようだった。
ところで、「子供の時には結構怖いものがあるもので、私にもそういうものがあった」という話をいずれ書く予定にしていたので、今日はそれを。
たぶん子供のころにはいくつか怖いものがあったはずなのだが、その中で覚えているものに2枚のレコードがある。
1.G線上のアリア
2.幻想交響曲
この2枚とも、自分たちは特にクラシックファンというわけでもない両親が、おそらくは子供の情操教育を目的にシリーズで買ってくれたレコードの中に入っていた。
「G線上のアリア」についての記憶はこうだ。
たぶん幼稚園か小学校低学年の時に、留守番をしながら自分でレコードをかけて聴いていた。
すると、バイオリンソロの冒頭「ミーーーーー」という長い音が
「ミ~(うぃ~ん・うぃ~ん・うぃ~ん)」と一定しない気味の悪い音・・・・・。
夕闇迫るなか、それは相当な不気味さだった。
それは当時の私の心理状態に問題があったわけではなく(なかったと断言はできないが・・笑)、たしかその後、そのレコードプレイヤーのターンテーブルのベルト部分だかなんだかがイカレテいたことが判明したように記憶している。
その後、プレイヤーは直ったはずなのだが、このときの気味悪さは尾をひき、長いことこの曲を聴く気にはなれなかった。
ベルリオーズの「幻想交響曲」についても似たような感じなのだが・・・・
これはさすがに幼稚園というわけはなかったと思うが、小学校高学年でもなかったと思う。
当時「幻想」のつくものといえばショパンの「幻想即興曲」しか知らなかったから、この「幻想」には結構期待していた(・・・と思う)。
でも、聴いてみたら音が変だ。
どうしてもヘンだ。
レコードを横からみてみたら波打ってるように見える。
今考えると、もしほんとにそうなのだったら親に言って返品交換してもらえばいいわけなので、なにも怖れることはないのだが、
「レコードがゆがんでいる」こと自体が気持ち悪く、
「この曲はのろいだ」とかなんとか思って(笑)、すみっこの方にしまいこんだ。
そのレコードがほんとにゆがんでいたかどうかは、実家に帰って調べればすぐわかることなのだが、
もしかすると、全然ゆがんでなどおらず、ただ曲が気持ち悪かっただけかもしれない。
曲の内容からすると、「のろい」の直感もあながちハズレでもないのだが(爆)。
というわけで、この「幻想交響曲」にいたっては、大人になるまで絶対に聴かなかった。
そして「ベルリオーズ」という名前そのものが「封印」されていた。
・・・・こういう幼児期の記憶というものはあまりアテにならないので、事実は今となってはどうでもいいのだが、
もしそれが「製品不良」が原因であるものだとしたら、幼児期にはあまりヘンな音源は聴かさないほうがいいかもしれない・・・と親になった今思う。