ふと思い出したのですが、
4年前、つまり2007年の2月(12日)、リサイタルと呼ぶのはおこがましい、小さなコンサートをしたのでした。
当時自分はどういう状況にあったかといいますと、
2003年(ソロ)、2004年(連弾)、2005年(ソロ)、2006年(ソロ&連弾)と出続けた大人のコンクールでまあまあの結果を得(西日本優秀賞)、
2005年暮れにそれまでの先生のもとを離れて(ちょうどそのころこのブログも始めました)、単発で音大の外部対象のレッスンを受け、
2006年1月からサークルに入って毎月練習会に参加していた、
・・・・・・・ざっというとそういう状況でした。
2007年2月は息子は小学校5年生、娘は4歳。当日は娘を某ベビールームに預けたことを覚えております。
子どもはまだ小さいとはいえ、受験にも少し余裕がありましたし、親も元気、
死ぬまでにやってみたかったピアノ五重奏も友人たちとやったし(2006年4月)、コンチェルトもどきもコンペという形でかなえたし(2005年1月)、
あと、冥途の土産はなんだろう?・・・と自分に問うてみたわけです。すると、やっぱり残ったのは「ひとり舞台」。
これやったらね、もう趣味のピアノ弾きとしてはいつやめてもよかろう、と思いまして、思い切ってやってみたわけです。
お客さんは「ほぼ友人だけ」で。・・・・・40人くらいだったと思います。
チラシもプログラムも友人が作ってくれまして、当たり前ですけど無料。コンペであちこちするよりははるかに少ない負担で実現できました。
プログラムは、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ベートーヴェン:「水車小屋の娘」による変奏曲(ソナチネアルバムにのっているやつ)
ベートーヴェン:ソナタ第14番 「月光」
ベートーヴェン=リスト:交響曲第5番「運命」第1楽章
シューマン:「子どもの情景」より(6曲抜粋)
ムソルグスキー:「展覧会の絵」より(6曲抜粋)
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そんなに長いプログラムではないですけど、それまでせいぜい10分くらいの曲しか人前では弾いたことがなかったので、
これは相当な冒険で、いやもう今考えるとバカじゃないか(汗)と思うのですけど、ひいひい言いながらもよくまあ、最後まで暗譜で
とくに失敗もせずに弾いたもんだ・・・と思います。
この程度のものでも、やってみるのとやってみないのとはやはり違うもので、
それ以来、さまざまなリサイタルを拝聴する際の感じ方が明らかにかわりました。
・・・・・・・ソロリサイタルをやるピアニストはえらい!!!!!・・・・・・・
・・・・・・・どんなに失敗しても、やらないよりやるほうがえらい!!!!・・・・・・・
そりゃ、プロのリサイタルを、趣味の冥途の土産と同列に考えるのは、はなはだ失礼なことではあるのですけど、
それでも、エライもんはエライ(笑)。
それはともかく、これをやってしまって私はしばらく何を目標にしたらいいのかわからない状態に陥りました。
これからやるべきことは、音の質を上げることだということはわかりすぎていたのですが、
それを独学でやれることとは思えず、かといって誰に教わったらいいかもわからず・・・・・。
弾きたい曲もないし、趣味と割り切るにしては時間もお金もかかる。
でもここから離れたら、グレて暴れそうだし(笑)、・・・・・・事実、過去に音楽から離れていた時期にはロクなことをしてない(汗)。
また、2004年3月にはグランドピアノ買ってしまっていたし、2005年6月には防音室も作ってしまっていたし、どうしてくれようこの初期投資(泣)。
・・・と、ボケーっとしていた時に、友人の代わりに、ある公開レッスン(2007年3月)を受けないか、という話が急に舞い込んだのでした。
・・・・・これが、松本和将氏との出会い以前の私の過去(?)でございます。