最近、極まったというべきなのか、余裕が出てきたというべきなのかわかりませんけど、
たてつづけに、
「仮装さんてほんとにお弁当とか作ってるんですか?」
「家事とかされるんですか?」
「主婦っぽくないんですけど」
と言われて、思いっきり<主婦>のつもりの私としては、ちょっと複雑なものがございます。
・・・・・・・・というほど家事もしてないですけど・・・・・・・(汗)
今から数年前、まだ娘が小さいころは、レッスンに行くとけっこう「ピアノの前にすわったら、生活臭を断ちましょう」みたいなことを言われており、
2007年3月、つまり今から4年前の松本氏の初レッスン(公開)でも、実際以下のような状態であったのでした。
(以下2007年3月24日の日記より)
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今日は主人がいなかったので、息子留守番、娘は託児というわけで、やっと17時半くらいにすべりこみました。・・・・ぜい・・・ぜい・・・
このようなお天気のせいもあってか、ギャラリーはごく少なく、閑散としていました。
(中略)
会場のピアノは、聴いてるとそれほどでもなかったのですが、弾いてみると、かなり古くて余韻を残すのが難しく、低音のほうは少し音のおかしいところがあって(調律のせいではないのかもしれないのですが)、何回何回も「和音を押さえ違った?」と思って焦りました。集中はいまひとつでした。
弾き終わって・・・
「えっと、<一般>の方ということは、お勤めですか?」に始まり、「お子さんは何歳ですか?」にいたるまで少しプライベートな質問があって、「??」と思っていましたら、
「以前、やはり主婦の方の演奏を聴いたのですが、生活の忙しさというか、子供の寝たヒマに急いで練習するというか、そういうところがどうしても出てくるんですね」
・・・ズボシ・・・
・・・というのは、けさ練習していて、ことに「キエフの大門」がフレーズの終わりまでじっくり待てず、先を急いで弾いてるな~~~~これは、つっこまれるかもしれない・・と思ったところで、ならそういうところを直していけばいいのですが、なかなかそうもいかないのが悲しい・・・
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懐かしゅうございます。。。。。氏は覚えておられますでしょうか?(笑)
当時息子は11歳、娘は4歳ですね。
まあ、子どもが小さいうちはもう生活臭もなにも・・・・・でありまして、そのさらに何年か前は「授乳してそのあとすぐ発表会(コンクール)で弾く」みたいなこともございました(汗)。授乳期なんていつ寝ていつ起きたかわからないような日々ですから(親子ともに)、そもそも生活なんかめちゃくちゃです。
まあそういうころに比べれば、少しは余裕はございます。だいたい昼間は自由に出歩けるわけですから。
えっと、冒頭の話に戻りますけど、
・・・・弁当作ってます(笑)・・・・・食事もいい加減ですけど毎日作ってます・・・・・・掃除はあまりしませんけど洗濯してます・・・・・、
子どもに毎日「早くしなさい、宿題は?バイオリンは?ピアノは?」くどくど言いまくってます・・・・・・・。
やっぱり「縦から見ても横からみても、ふつうのおばちゃんが、ピアノ弾かしたらヘタウマだけど、なんかすごい」というのが究極の理想ですよ。
水仕事であかぎれバリバリなのに、超絶技巧・・・・なんかもっとよろしい(笑)。
(あ、プロの方はダメですよ。プロの方は夢を売らないといけません。ふつうにしゃべっててもどこか一味違うオーラを漂わせていただきたいです~)
ちょっとやりたい路線とずれてきたかなあ・・・という感じはこのごろあります(汗)。
デパートにお勤めしてたころはけっこう「ほんとにお前大卒か?」などと言われてまして、バカ話とシモい話が売りでしたけど、
さすがに40過ぎてそれもそこまでではなく、セーラー服を着たくらいでびっくりされるような人間に成り下がってしまいました(笑)。
今年で47なのに、なにを言う・・・・ですけど。
まあいいや。。。。。。で、次は「目指せ女グールド」ですかね?スイーツ王子さん。