唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

闘病記ブログに思う事。

2015-06-11 20:47:48 | 間質性肺炎
 
 
ブログの最後は、

自分の人生は愛で満ち溢れていて幸せだった。
世の中は愛で満ち溢れていて素敵な世界で生きられて幸せな事なのに今まで気がつかなかった。  
 空の色も、周りの景色もとても綺麗で素敵で今まで気付かなかった事がもったいなかった。。
と、結んであった。 

  その事に気がついたら、生きている必要がなくなったのではないかと。。。。
 心からご冥福を祈ります。 素晴らしい人生だったと拍手を送ります。

30才手前、いきなり余命宣告されて、抗がん剤治療で一時回復し最後の数ヶ月を楽しんで人生の幕を閉じた。
 方や自分は、
30才で健康を害し、50才手前で満足に動けなくなるが取り合えず命の途切れる予定はない人生。 比べるのは野暮だが、微妙である。
 
 ただ、一つ、自分でよかったと思えるようになる事、それはなんであろうと回復して、取り戻す事。

  俺はおれで、きちんと人生を刻まないと逝けない。 (いけない。 
 



抗がん剤治療。

2015-06-10 11:09:43 | 間質性肺炎
 前回の続きになるが、 ブログを読んでいて納得できない事がもう一つ。

 ガンが見つかれば、医師は基準に沿った治療を始める。 その際、
   抗がん剤治療を断る事、 もしくは、
   途中で 抗がん剤治療を辞めるという事は、、、、、「悪い事」 だというのが常識化している事。

 今回、患者さんは病院勤務の医療従事者だから 医師の治療を信じていて 代替療法や民間の治療を受ける事は医師を裏切る行為だと感じる程だった。 その彼女でさえ抗がん剤の治療は苦しくて 途中で何度も止めたくなっていった。 
 そして、実際に止めたいと言った。   しかし、

 そこで、周りから言われる事は、
  「つらくても、戦わなくてはいけないよ。」 「命を大切にしないといけないよ。」  「諦めるの?」  
何を根拠に抗がん剤治療が善 で、 治療をしない事が 悪 と決めるのか解らないが、 
  人生の選択権、命の使い方の権利、は本人のものだと思うが医師、親、周りの人間が勝手な価値観を押し付ける。  

 栄養を摂らないといけないと言う理由でがん患者にガンの餌であるブドウ糖点滴をする事も、
 何でもいいからたくさん食べろと指導して患者が砂糖やジャンクフードを多食する事も、
  同じだが、

  抗がん剤を使う事が有効ではない、むしろ害が多いという事が、近い将来証明されたら、その方々はどう責任を取るのか。

 
 一時期元気になり、旅行や食事を楽しんだが、最後、流石に、もうどうにもならなくなり ケア病棟へ行く決断をした時も、 周りから掛けられる言葉は、自分を責めなくていいんだという慰めの言葉ばかり。
 
  どうも 
 ケア病棟へ行く → 戦わない。 逃げる。 楽をする。
  治療を続ける  → 戦う。 努力する。 一生懸命生きる。   と、いうような共有感情があって嫌だった。

 
 




闘病記ブログ。

2015-06-09 13:09:38 | 間質性肺炎

 ガンの闘病記をブログにアップし、最後まで書き続けるという方もいる。
      少しでも社会の役に立てばという思いからの有難い事です。
  
 発見される、→ 末期で間に合いません、→ 取り合えず手術、→ その後抗がん剤治療をし、→ 体が持たなくなり緩和ケア病棟へ、
   というのが一般的な流れだと思います。 この方もそうでした。

 読んでいて思ったのが、抗がん剤が効果を上げて一時的にせよ元気になるという事があるのだな、という事。

 その間に、旅行に行ったり、好きな人に会ったり、自由な時間を持てるという事。  もちろん、命が迫っているという前提で、、、医師もほとんどの事に許可をする。  ある意味、放置するより、死を覚悟して生きている。  自分の思っていた抗がん剤治療とイメージが違っていた。 最後の最後まで医療行為に頼り、生きる事を前提に治療をし、苦しみながらなくなっていくのもだと思っていたが、 そうでは無かった。
 
 
  
 特に、自分が読んでいたのは医療関係者、病院勤務の30代の女性が突然大腸がんになり、すでに肝臓、卵巣、リンパなどに転移していて、当初から余命いくばくという前提で治療をうけていたもの。 症例の少ないむずかしいタイプのガンで転移してなくても、初期でも完治は難しいというタイプ。 そう言うケースでの抗がん剤もあるのだなと、 解っていて使っているケースがあるという事を知りました。

明るい性格の方で、同僚、入院先の関係する多くのドクター、ナース、友人など多くの方に慕われて入院生活を送っておられた。 読んでいて、切なくてなんとも言えなかったが本人の色々な意味での頑張りと、周りの支えで良き人生を送られたと思います。 

 ただ、、、、
 
 残念だった事は、
 抗がん剤を使っているのに、栄養をつける為にたくさん食べるよう指導されていた事。 

   食べられないと点滴になる。 多分ブドウ糖。 
   食べたいものを食べるように指導されているから、ケーキ、パンなどの甘いもの、ハンバーガー、ポテトなどを食べる。 特にこの方は食べるのがすきな方で、、食べ切れないほど食べる。
  
   病気全般に言える事だが、特にガンになった時は、ガンの餌、糖質を控えた方がいいし、 身体の負担の少ない少食が良いとされる。 というより、代替療法で治っているのは、ほとんどが糖質制限と少食が前提となっている。

  それを、無理やり食べさせるという事は、悲惨な事だと感じた。

PET検査でガンを発見するのだから、医師なら解っているものと思うが、、、、残念。







尊厳死。

2015-06-08 13:00:58 | 間質性肺炎

  昼、徹子の部屋。 ゲストは岸ユキ。 
   昨年旦那さんがなくなったが、 尊厳死されたというもの。


  胃の調子が悪くても本人が中々医者に行かないので、無理やり連れて行って検査をすると、すでに他の臓器へ転移。 旦那さんは以前から病気になっても何もしないと言っていた通り、西洋医学的3大治療(手術、抗がん剤、放射線)はせずに在宅療養を選択。 日常生活を普通に続けて、最後は痛み止めを飲んで過ごしたようですが、毎日2回の痛み止めを飲んだだけで、特に激しい苦しみもなく、安らかに逝かれたそうです。

 亡くなる1週間前まで外食を楽しみ、3日前でも一人で入浴。 亡くなった時には自分で主治医の先生をよんでくれといって、亡くなっていかれたそうです。
 心温まる遺書があり、今でも応援されているようで生きていていくのに張り合いがあると言ってました。
 
 がん治療に専念して亡くなる方と全く反対の亡くなり方だという事を改めて認識。

 別に番組を意識していた訳ではなく、、、最近自然と、、当たる情報はこういうもものが多い。



煮干しの出汁のとり方。

2015-06-03 20:22:35 | インポート

NHK,あさいちで煮干のだしのとりかたをやっていた。 煮出してはいけない、水出しすべし。
  当たり前のように煮だしていた。 今までの常識はなんだったのか?


煮干の臭み、エグミの原因は魚の油、高温で処理しなければ臭みはでない。 水出しが一番いい。

 水750gに煮干75gをいれて一晩、煮干は取り出して出しとして使う。
  頭、内臓を取ると 臭みはいっそうなくなる、、骨までとれば尚よろし。
   高級 煮干 ならそのままでOK,水出し時間も約3hでOK。

    粉だしにしておくと使いやすい。 1分でOK。

おいしい煮干の見分け方。 
 軽くて、銀色したものがGood。
 油の酸化した煮干→ 黄色、痩せている、皮がはがれている。。なるべくさける。
 
水出し後の煮干は、
  てんぷらで高級白身魚のようになる。
  ねぎ、しいたけなどと炒って 醤油 みりんで味付け 美味しいおつまみ、おかずになる。

ぺペロンチーノに合う、トマトソースでもOK。