アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

マドリッド 学校の始業時刻は

2013年10月28日 | Weblog
 マドリッドでは、ホテルに荷物を置いて早速散策。小学校の近くを通りかかりました。グラウンドや公園では、保護者と子ども達が楽しそうに遊んでいました。スペインではおそらくどこの街でも同じなのでしょうが、「小学生の登下校は必ず保護者が付くこと」と、決められている。保護者の範囲ですが、両親である必要がなく、祖父母、中学生以上の兄姉でもよい。

 で…!午後6時過ぎ、中学生の姉が小学6年生の弟を迎えに来ていました。そのことがどうして「!」なのか?
 日本の場合、午後6時過ぎまで小学生が学校に居るのは考えられない。これが、スペインでは普通のこと。なぜそういえるかって?午後4時過ぎまで校外学習に出て居るんですよ!(←10月25日に書きました)帰宅が午後6時過ぎになっての何の不思議もない。
 だったら、一体、何時間学校に居ることなるんだって?この質問については曖昧な答えしかできなせんが…
 現地ガイドですら、「そんな質問を受けたことがないので…午前8時半ごろ始業でしょうかぁ…(スペインの法に基づいてツアーバスに乗り込んでいたスペインの国家資格ガイド、早い話がスペインの外貨稼ぎのガイドとなにやら相談したあと)学校によって違いがあり、早いところでは8時40分、遅いところでは9時50分だそうです」

 この説明で、私はほぼ納得。この時期のスペインは(10月末日まで夏時間、日本との時差は7時間)、朝の9時でもまだ薄暗いのです。ですから、日本のように始業が8時20分前後だとしたら、暗闇の中を登校しなければならないのです。いくら保護者が付いていても、危険なんてもんじゃない。
 学校に居る時間は、「9:00~17:00」が一般的なんじゃないかな。

 現地ガイドの関係で、混乱する人がおられると思いますので整理しますと…
 ツアーバス一台に乗り組んでいる乗客と運転手以外の人は…
 1 スペイン政府のガイド(←日本語はできない)
 2 (現地のツアー会社などの)現地ガイド(←日本語ができる)
 3 (ツアーによっては)添乗員(←日本人であり、日本語ができることが多い)
 以上3名が乗り込んでいます。なお、「1、2」は、マドリッドとかバルセロナとか、つまり観光する都市で入れ替わります。ツアーに同行することはありません。