アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

フッ素洗口

2015年10月21日 | Weblog
 米国の水道水には、「フッ素化合物(以下 フッ素)」が入れられている。これは、正しくもあり間違いでもある。州によって、あるいは市町村によっては、フッ素を入れていないところもあるからです。全米で、フッ素入りの水道水を飲んでいる国民は、66%です。

 私としましては、「虫歯予防に大変な効果がある」わけですから、「水道水にフッ素を混ぜて供給(フロリデーション)」することは、大変良い方法だと感心しておりました。ところが近年、「フッ素を摂取するとIQが下がる」などの報告がなされるようになって来ています。

 米国の場合、1962年からですから、53年も前から水道水にフッ素を入れている。あらら…だいぶ、IQが下がったなあ…。本当にIQが下がるのかって?ハーバード大学が、水道水にフッ素を入れている61カ国の子どもたちのIQを調査して得た結果ですから、信頼していいと思います。

 で、養護教諭に、「日本では、水道水にフッ素を入れないのかねえ」と、水を向けたところ…「反フッ素LETTER No.92」を見せてくれました。そういうLETTERがあるということすら知りませんでしたがね。

 埼玉県吉川市に、「水道水フロリデーション推進派」が存在する。それに対して反対派が、「子どもの歯と健康を考える会」を立ち上げた。2015年2月の市長選挙は、「水道水フロリデーション推進派vs反対派」の一騎打ちとなって、反対派が勝った…。このような記事が、「反フッ素LETTER No.92」のトップにありました。日本でも、問題になっていたんですね。

 米国は近年の水道水フロリデーションへの逆風をどう考えているのか?
 従来の基準「0.7ppm~1.2ppm」を、今年の5月に「0.7ppm」とした。しばらく様子を見るという。やはり、気にしているんですねえIQその他の弊害を。

 さて、日本では、幼稚園、小学校で、「フッ素洗口」が行われています。飲んでしまうとIQが下がるので、クチュクチュペッペですね。それだけでも効果があるという。

 米国の、「水道水フロリデーション」に感心していた私ですが、今となっては考えが少々変化しまして…
 水道水フロリデーションは、「個人が摂取する物質の選択の権利を奪う集団投薬じゃないか?」と考えるようになってきました。