ポカラのフェワ湖(ペワ湖というカタカナ表記もある。英語で書くとPhewa Lake)で、ボートに乗りました。4人乗りのボートで、船頭さんの手漕ぎ。船頭は20歳代の英語が堪能な男の子。風景のガイドをしてくれました。
風景のガイドの合間に、ネパールの人が決まって言ってくるアレが入る。アレというのはもちろん、「友人が日本に行ってるんだ。その友人の日本の友達が、この夏ポカラへ来たんだ。トモミとミキ…」。友人知人が日本に行っているというアレ。ネパールの人がずいぶん日本へ来ているようです。
船頭さんが、フェワ湖に落ち込んでいる山の中腹を指さして、「あれが、日本寺」と教えてくれました。白いドームの屋根が見えていました。「日本山妙法寺」、どんな経緯で、ネパールのポカラの湖に落ち込んでいる山の中腹に、日本のお寺があるのか?実際、日本のお坊さんが常駐しているんだと。
以前は、歩いてしか行けなかった日本山妙法寺。今では車道が完成して、車で行けるようになったという。ポカラ近郊でヒマラヤの眺望を楽しめる場所はいくつかあるのですが、日本山妙法寺からは、ヒマラヤとフェワ湖の両方が楽しめるんだと。まあ、当たり前ですよね。
ポカラで、車で行けて、ヒマラヤの眺望を楽しめるところは、「サランコットの丘」と決まっていましたが、新たに「日本山妙法寺」が加わったわけ。
4人乗りボートは、湖の「島」に建てられた「バラヒ寺院」で折り返す。バラヒ寺院には、修学旅行と思われる中学生がたくさん来ていました。私どもは、島には上陸しませんでしたがね。ところで、「なんのためにフェワ湖でボートに乗ったか?」ヒマラヤが見えないのに…?ネパールまで来てボートに乗る意義はあるのか?意義などないですね。ただぁ、のんびりさせていただきました。
サランコットの丘へも行きましたよ。何しにって?これは、理由は明解。ヒマラヤを見るためです。サランコットの丘は、標高1,592メートル。フェワ湖の湖面の標高が724メートルですから、標高差が868メートル。駐車場から500メートルほど階段になった坂道を登る。馬の背のような道幅1メートルの道。もちろん未舗装。道すがら、民家や土産物屋(間口が2メートルほど。埃をかぶった少しばかりの土産物を並べている)がある。生活は貧しい。5~6歳の男児が下半身裸で家の軒に出てきて、道に向かって放尿。観光客にオシッコがかかるような位置関係ではありませんでしたがね。日本人観光客のオバサンが、思わず言いました。
「そ、それ、ダメでしょ!」
坊やはニコニコ顔でした。日常の暮らしですから、外国人のオバサンに叱責されるような事ではない。坊やの家の中は…見えちゃうんだからしょうがない。覗いたわけじゃありません。つけっぱなしの箱形テレビがあり、ベッドのようなモノがありました。庭先では、鶏を飼っていました。放し飼いではなく、荷物を入れて背負う竹の篭(ドコ:トレッキングのポーターも、ドコを使う。ソフトクリームのコーンのような形状)を伏せて、その中で鶏を飼う…。民家の屋根続きに牛舎があり、2頭の肉牛が窓がない牛舎で、暗ーい表情で並んでおりました。暗いのに表情が見えたのかって?手前の牛の表情だけでしたがね。
サランコットの丘から、ネパールのマッターホルンの異名をもつ、「マチャプチャレ」が、くっきりと見えました。この度は、実に運がよくヒマラヤが見られない日はありませんでした。マチャプチャレは、美しいわぁ!神様の山だから、登山禁止になっている。神々しい美しさを臨みながら放尿いたす坊や。これがネパールなんでしょうか。
なお、ポカラ市内から車で1時間ですが、ホテルで車を手配してもらうと、往復で1,000ネパールルピー。日本円では、「千円!」。これ、安いでしょう!ネパールの物価は、日本の感覚では信じられないほど安い。
もっとも、平均月収が35,000円。早朝3時間ほど車を出して1,000円の売り上げがある。これは、「いい商売」ということになるんじゃないかな。
風景のガイドの合間に、ネパールの人が決まって言ってくるアレが入る。アレというのはもちろん、「友人が日本に行ってるんだ。その友人の日本の友達が、この夏ポカラへ来たんだ。トモミとミキ…」。友人知人が日本に行っているというアレ。ネパールの人がずいぶん日本へ来ているようです。
船頭さんが、フェワ湖に落ち込んでいる山の中腹を指さして、「あれが、日本寺」と教えてくれました。白いドームの屋根が見えていました。「日本山妙法寺」、どんな経緯で、ネパールのポカラの湖に落ち込んでいる山の中腹に、日本のお寺があるのか?実際、日本のお坊さんが常駐しているんだと。
以前は、歩いてしか行けなかった日本山妙法寺。今では車道が完成して、車で行けるようになったという。ポカラ近郊でヒマラヤの眺望を楽しめる場所はいくつかあるのですが、日本山妙法寺からは、ヒマラヤとフェワ湖の両方が楽しめるんだと。まあ、当たり前ですよね。
ポカラで、車で行けて、ヒマラヤの眺望を楽しめるところは、「サランコットの丘」と決まっていましたが、新たに「日本山妙法寺」が加わったわけ。
4人乗りボートは、湖の「島」に建てられた「バラヒ寺院」で折り返す。バラヒ寺院には、修学旅行と思われる中学生がたくさん来ていました。私どもは、島には上陸しませんでしたがね。ところで、「なんのためにフェワ湖でボートに乗ったか?」ヒマラヤが見えないのに…?ネパールまで来てボートに乗る意義はあるのか?意義などないですね。ただぁ、のんびりさせていただきました。
サランコットの丘へも行きましたよ。何しにって?これは、理由は明解。ヒマラヤを見るためです。サランコットの丘は、標高1,592メートル。フェワ湖の湖面の標高が724メートルですから、標高差が868メートル。駐車場から500メートルほど階段になった坂道を登る。馬の背のような道幅1メートルの道。もちろん未舗装。道すがら、民家や土産物屋(間口が2メートルほど。埃をかぶった少しばかりの土産物を並べている)がある。生活は貧しい。5~6歳の男児が下半身裸で家の軒に出てきて、道に向かって放尿。観光客にオシッコがかかるような位置関係ではありませんでしたがね。日本人観光客のオバサンが、思わず言いました。
「そ、それ、ダメでしょ!」
坊やはニコニコ顔でした。日常の暮らしですから、外国人のオバサンに叱責されるような事ではない。坊やの家の中は…見えちゃうんだからしょうがない。覗いたわけじゃありません。つけっぱなしの箱形テレビがあり、ベッドのようなモノがありました。庭先では、鶏を飼っていました。放し飼いではなく、荷物を入れて背負う竹の篭(ドコ:トレッキングのポーターも、ドコを使う。ソフトクリームのコーンのような形状)を伏せて、その中で鶏を飼う…。民家の屋根続きに牛舎があり、2頭の肉牛が窓がない牛舎で、暗ーい表情で並んでおりました。暗いのに表情が見えたのかって?手前の牛の表情だけでしたがね。
サランコットの丘から、ネパールのマッターホルンの異名をもつ、「マチャプチャレ」が、くっきりと見えました。この度は、実に運がよくヒマラヤが見られない日はありませんでした。マチャプチャレは、美しいわぁ!神様の山だから、登山禁止になっている。神々しい美しさを臨みながら放尿いたす坊や。これがネパールなんでしょうか。
なお、ポカラ市内から車で1時間ですが、ホテルで車を手配してもらうと、往復で1,000ネパールルピー。日本円では、「千円!」。これ、安いでしょう!ネパールの物価は、日本の感覚では信じられないほど安い。
もっとも、平均月収が35,000円。早朝3時間ほど車を出して1,000円の売り上げがある。これは、「いい商売」ということになるんじゃないかな。