アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

国歌斉唱で飛沫感染はありえません

2021年06月17日 | Weblog
 サッカーは、チャリティマッチ(日本 3-0 U-24札幌ドーム)やら、国際親善試合(ガーナ、ジャマイカ)やら、キリンチャレンジカップやらで、楽しませてくれています。で、いよいよ、7月22日から「東京2020オリンピック」ですね。
 サッカーの試合…試合前には、「国歌斉唱」があるのですがぁ…なぜか日本代表たち、「口が動いていない」。ほぼ全員が、「君が代反対」なのか?真相は、「歌うと飛沫が飛ぶから、声を出して国歌をうたわないようにとのお達しがあった」ということらしい。それならそれで、いいですがね。なお、キルギス戦(6/15)では国内組中心ということなのか、声を出して歌っていた選手がおりました。少し、安心しましたよ。

 国歌(君が代)斉唱に反対の人たちもおられるわけで…。その理由として、「歌詞が天皇崇拝だからダメ」というのがあるのだそうで。
 学校現場では、儀式の時に国歌を「歌わなければならない」ので、反対の職員がいると大変なみたい。ある校長先生は、先進数カ国の国歌の歌詞を教職員に示したという。その内容の「凄さ」に教職員の皆様も、「口(くち)アングリ」だったという。

 例えば、有名な某国の国歌の歌詞は…、
 武器を取るのだ、我が市民よ!
 隊列を整えよ!
 進め!進め!
 敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!

 これが、国歌の歌詞ですから!一部ですけどね。続きも長々とあって…
 打ち震えるがいい、暴君共そして反逆者等よ 恥ずべき者共よ
 打ち震えるがいい、恩知らずの企みは 報いを受ける最後を迎えよう
 国民すべてがお前達を迎え撃つ兵士なり
 たとえ我等の若き戦士が倒れようとも
 大地が再び戦士等を生み出すだろう 戦いの準備は整ったぁ

 まだまだ続くが、割愛。なぬ?「歌詞の最後になると、全国民が総攻撃するのか」って?戦闘まではいかないです。さんざん脅して鼓舞して、締めは、「これぞ我々の崇高なる誇りなり」で終わり。

 で、国民が武器を持って進む国歌のお隣のドイツ国歌は…
 ドイツ ドイツ 世界に冠たるドイツ  
 すべての同胞が 団結して 国を保ち続けよう  
 マース川から メーメル川まで 
 エッチェ川から ベルト海峡まで  
 ドイツ ドイツ 世界に冠たるドイツ

 これが、1番の歌詞(3番まであるうちの)です。しかし、「1番(と2番)」は、国際試合等では歌いません。なぜなら、問題があるから。1番のどこが問題かって?

 「マース川、メーメル川、エッチェ川」は、「オランダ、リトアニア、イタリア」のこと。ベルト海峡はデンマーク。つまり、「そこらじゅうの国々を征服してしまうぞーっ」という内容。これじゃあ、歌えませんよ。

 その点、日本国国歌の歌詞は、国民に銃を持てという扇動はない。侵略するぞーという下心もない。なにしろ相聞歌ですから。相聞歌を国歌にしている粋な国、日本。オリンピック代表選手には、堂々と声高らかに歌っていただきたいです。なぬ?「飛沫感染は、大丈夫なのか」って?大丈夫です!選手は、そのためにワクチンをしたのですから。