アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「女性が…」と、言うこと自体が男女共通ではない

2013年01月09日 | Weblog
 小学校へおじゃまして違和感を覚えるのは、男女に関係なく「○○さん」と、さんづけで呼ぶことです。ハナクソをほじくってときどき味見をしている男の子も、「安倍さん」。
 面倒くさいのは、出席簿順番が男女混合!これって、何か良いことあるのか?男女は権利は同じでも、その他は違うだろう!違いを知り認めることが大切であって、無理矢理出席簿の順番を一緒にするなよ。
 どうしてこうなった?ちゃぶ台返しの前文科大臣が決めたのか?
 これは真紀子さんには関係なく、「ジェンダー」が、「男女の呼び方を区別するのはおかしい。共通にしろ!男女とも○○さんと、さんづけがいいだろう」。とか、「出席簿等の名簿は男女混合」と、言いだしたから。このジェンダー、現在は男女共同参画局が、「ジェンダーという言葉は使わないように」と、お達しを出していますので死語に近づいてきています。

 男女に分けない共通性として…
 1 科目の共通性(女子にも技術・職業教育の機会を提供にする。「男子の家庭科を必修にする」)…これはいいと思います。クールジャパン的発想。ジェンダーとは無関係に思えます。
 2 衣服・教材の共通性(体操服を両性共通のデザインにする等)。
 3 (前述の)呼称の共通性(両性とも「さん」付けに統一する等)。
 4 (前述の)呼び順の共通性(男女混合名簿等)…これは学校教育推進上、即座に廃止すべきことです。
 5 泣く男子は叱るのに、泣く女子は叱らない等の区別はしない…そんなの状況によるでしょう。
 6 男子が学級委員長、女子が副委員長と固定化しない…50年前はそうだったけどね。
 7 運動部のマネージャーを女子のみに限定しない…今、何時代だと思ってるのか?男子マネージャーの全盛時代でしょう!

 で、安倍内閣では女性の登用を謳い文句に…。これについて、ジェンダーの人達が異議を唱えないのがおかしい。(男女共同参画局には申し訳ないが、ジェンダーが最もよくその主義主張の人達を表現していると思いますので使わせていただきます)
 どうゆうことかって?「男女共通」と言うことは、分け隔てしないということでしょう!「女性の登用」と、「女性」を言ったときすでに分け隔てしていますよ。ですから、ジェンダーは安倍さんに、「女性の登用などという表現はヤメロ。男女共通なんだ!」と、猛抗議しなければならないはず。

 韓国では女性大統領が誕生しました。この韓国国会、比例代表の候補者名簿で奇数の順位を全部女性にするよう法律で義務づけている。現在15.7%が女性。一方日本は7.9%。あらら、半分!ジェンダーのみなさんは、異議ないでしょうけどね。私など、国政を女性の目で見ることの重要性を認識していますから、女性議員がもっともっと増えていいと思いますがね。

 体操着がどうのこうの、呼び方がどうのこうの、出席簿はごちゃ混ぜ…そのようなことに腐心して、国会議員についてはおろそか。逆でしょう!国会議員に女性が増えてくれば、自然に男女共通にしなければならないものが浮き彫りにされ、共通になっていくでしょう。