おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

プラネットオブピッグについて、その豚の惑星

2023-07-21 00:06:00 | SF

 意味がわから~ん!

 ブルガリア・カザフスタン合作のZ級。
 低予算ながらチャチくないし、面白い映画でした。

 まずブルガリアカザフスタン作品なんて中々御目にかかれないし。
 出来はともかく、それだけで見る価値があると思います。

 ただ、凄いエログロなんで視聴注意です。
 正直、見ててマジで気持ち悪い。腹痛くなるw

 エログロに加え、汚いってのもある。
 ストーリーは第三次世界大戦後。戦中に産み出された生物兵器『マズル』。

 世界はマズルに支配され、残された人類がレジスタンスとして戦うというお話。
 このマズルの造形。気色悪い! ウ○コ漏らすし。豚なんでねw

 前半はレジスタンスの戦いを描いてます。
 アクションは良さげです。ただ特筆すべきは東欧女優の美しさ。とにかく皆美人。グロとか豚とかいらねぇから、これで映画一本取ってほしいw

 前半の流れで、このまま『スターシップトルーパーズ』的な展開かと思ったが、後半からホント、意味が分からんw
 後半は哲学というか何というか。まず主人公にテレポート?タイムスリップ?の能力があると発覚。

 そういや主人公の兄とかいう奴もなんか超能力使ってませんでした?
 じゃあ、超能力バトルに移行すんのかと思いきや、別にそういう訳でもないし。

 後、クリロナが出ます。ジョジョ2部のカーズみたいな奴も出ます。
 主人公の姉に髭生えてます。嘘は言ってませんよw

 よく分かりませんが、この映画でしか見れないことばかりでした。
 非常に貴重な体験でした。70分でサクっと見れるしオススメです。

 ただ、食中食後に見るのだけは止めた方が良い😅
 では、また。
 



 PS.

 コールドスキンで達成したと思った通算500記事。
 集計ミスでちゃんと数えたら、この作品だったことが判明。

 よりによってこの作品かよ! 最悪だ!!w


RRRについて、そのRiseRoarRevolt

2023-07-19 13:38:00 | アクション

 ついに見ました。今年2月、『イニシェリン』と二択で悩んだ今年最高の話題作『RRR』!
 てか、もうレンタル出るの? もう今年半分終わったんか? 時の流れの速さにまず戦々恐々w

 アカデミー賞も終わったんか。知らんかったわ~w
 かの有名な”ナートゥダンス“で歌曲賞受賞。イニシェリンは取れんかったか。

 つーか、作品賞エブエブかよ。あれって面白かったの? 駄作臭しかせんかったが。
 2月、どちらを見るか真剣に悩んだけど、その答え合わせがようやくできると楽しみに見たが……。

 結論から言うと、甲乙つけがたし。ってとこ。
 また評価し辛い作品が生まれたわ。

 ストーリーは、

 1920年、英領インド。
 
 部族の娘を誘拐されたゴンド族のビーム。
 大義のため、イギリス警察に仕えるラーマ。

 主義主張を違えながら、二人は友情を分かち合い、やがて相対する。

 実在した反英の革命家・コムラムビームアッルーリシータラーマラージュの両人をモデルにした主人公のお話。

 ただ、この2人。活動時期が全く違うし、もちろん会ったこともない。史実を完無視した歴史フィクション作品です。
 何だかな~。それを聞いちゃうと萎えるというか。日本で言うとこの平将門と藤原純友。その理解で間違いないと思う。

 その海外版だと思えば分からんでもないが、イマイチ納得はいかん。
 納得いかんのは、俺が差別主義だからかね? どうなんやろ?

 ブレイブハートみたいな感じ。イギリスをここまで敵方にした作品もないんちゃうか?
 そこは新鮮で良かった。が、ちょっと胸焼け気味かな。

 てか、バーフバリの監督かあ。
 俺、バーフバリ嫌いなんよ。世紀の肩透かし映画じゃん。

 随所にバーフバリ感があった。まず長尺。180分。
 劇場で見んで良かったわ。詰め込みすぎ。

 バーフバリよりかはまだ見易かったけど。
 もちろん面白いし。ただ、こいつら何してんの?とはずっと思うw

 ダンス・音楽・アクション。ここはケチのつけ様がない見所。
 映画全体にエネルギッシュ、力強さ。ここは見てて興奮はしたかな。

 でも、正直、日本人として受け入れ難い部分はある。
 結局、報復してんじゃん。見てて気持ち良くはなかった。

 これを手放しで誉めてる日本人はマジでアホンダラだから当てにせん方が良いぞ。
 BRICS、旭日の勢い。国威発揚の賜物。これを念頭、理解せんとあかん。

 てか、広い領土っていいね。オーストラリアもそうやが。
 ロケを国内で大々的にできるの、これから強味やな。

 インドの隆盛を象徴する作品になってるんじゃないでしょうか。
 インドが登り詰めるのを止めはしませんが。むしろ羨ましいと思う。

 日出ずる国から、それを見守っています。
 では、また。



パージについて、そのフォーエバー

2023-07-18 21:02:00 | パージ

 2013年から始まった『パージ』シリーズ。堂々の完結編。
 ハロウィンやらジュラパーやら、完結詐欺の作品が続いて飽き飽きしてたが……まぁ、この作品ばかりは見んとね。怖いけど。

 総評としては、まあまあだった。いつものパージですね。
 主人公はメキシコ移民の夫婦。ストーリーは『大統領令』後の世界。

 廃止されたはずのパージ制度が再び復活。
 例年通り、夜7時から朝7時まで殺人の合法化。夫婦は近くの避難所で一晩過ごし、何事もなくパージをやり過ごしたが……

 一部のパージャーが暴徒化。朝7時を過ぎても暴れ回り、その混乱は全土に広がる。
 事態を重く見たカナダ・メキシコ両政府は国境を解放。6時間、アメリカからの避難者受け入れを発表。夫婦はメキシコ国境を目指すが……というお話。

 筋書きとしてはドラマっぽい群像劇。
 迫力や緊張感がしっかりあって、さすが人気シリーズ。手堅い。

 あっさりパージが復活するのは、ちょっと拍子抜けだったかな。
 まどろっこしさが無くて良いっちゃ良いが。イマイチか。

 パージ賛成派と反対派の攻防、もっと掘り下げてほしかった。
 ドラマシーズン1の後半みたいな派閥争いをもっとやってほしいんよね。

 今作は人種差別がテーマになってるけど……薄いよなぁ。
 今の時勢やと、人民解放軍が絡むとか。同性愛とかも。

 夫婦が元々、麻薬カルテルと戦ってる戦士で~って設定も後出し。
 もうちょい設定を絡める努力をしてほしいよな。

 麻薬カルテルが夫婦を狙ってアメリカまで追ってきて~とか出来たはず。
 パージは本来、色んな目的や手段に使えるはずなのに。

 要人の暗殺、これは大統領令でやったけど。犯罪グループの勢力争い。主義主張の押付け合い。殺しを楽しむ。ロシア中国の侵入。
 黒人や同性愛とかは、昨今のポリコレでネタに出来なかったんやろか。殺人で無罪放免とか何でも出来るやん。世界観が一挙、狭まった感じ。内容がただただ弱い。

 とにかく混乱がもっと広がるようにほしかった。これでも面白いは面白いんだけど。
 ワンパターンにはなっちゃってるよね~。もっと面白くできるはずなのに、残念な気分。

 ハロウィンやジュラパーよりマシかなというレベル。
 シリーズを完結させるのって難しいやな。そこは仕方ないのかも。

 うっそ~ん! シリーズ続くよ! パージ6製作決定!!

 まさかの完結しない詐欺とは……さすがに脱帽やわw
 『アナーキー』『大統領令』の主役・レオを演じたフランクグリロ復帰とのこと。

 詳細は分かんないけど、はぁ、そうですか……。
 いや、今度こそ頼むよ。パージの一本槍だけで、ここまで作品を続けてきたんは誉めるが、いよいよ食傷気味だし。

 次作で新しい切り口が欲しいよね。まぁ、何にしても見るんだけど。
 もう完結すんな。パージ100までやれ。

 では、また。



アメリカンサイコについて、その「この告白に意味はない」

2023-07-17 03:19:00 | シリアス・サスペンス

 最近、殺人鬼欲が加速してな。
 次はアメリカのサイコパスを見てみようと思いまして。

 何気に名作として上げる人多いよね。
 俺も前から見よう見よう思ったけど、ずっと先伸ばしにしてて今回やっと見た。

 結論から言うと、アメリカ人って病んでんだなあw
 そんなこと言ったらウルフクリーク作るオーストラリア人も大概やがw

 なんか想像してたのと全然違う作品だったわ。
 てか、まんまアメリカンビューティやん。アメリカンビューティの独身男バージョン。

 アメリカやアメリカ人の持つ闇がテーマ。
 人との付き合い方とか、国は違えど悩みは一緒なんかな。

 物語としてもどうなん? 全部パトリックの妄想だったってこと?
 多分そうやと思うが。生き辛さや葛藤を、妄想の世界で満たしてた。逃避していたってことなんかね。

 最後、秘書の女の子だけが、そういうパトリックを受け入れようとしていた……かは分からないけど、少なくとも知ろうとはしてくれていた。
 あの終わり方、けっこう好き。何の解決もしないが、希望だけはある。ハッピーエンドではないんやけどってとこ。

 けっこう繊細で深い話なんやな。
 思ったのとは違ったけど、これから何度も見たくなるような作品。

 では、また。



ミックテイラーについて、その史上最強の追跡者

2023-07-16 00:59:00 | 殺人鬼・ロボット

 血ドバドバが見たくて見たくてw
 検索に引っ掛かったこの作品を見てみました。

 偶然見つけて、テキトーに見始めましたが……。
 メチャクチャ面白い。久々にスカッとする作品に出会いました。

 Google検索は優秀ですねw ドンピシャな作品。
 原題が『ウルフクリーク2』となってて、なんのこっちゃでしたが、前作ウルフクリーク1が2005年製作で、久々の続編が2014年に発表されたということらしい。

 1の監督であるグレッグマクリーン。主演であるジャンジャラットが続投。
 本当の正統続編。時系列がどうなってんのか、さっぱりでしたが。

 まぁ、別に見た限りだと話が繋がってなさそうで困りはしませんでした。
 実在したバックパッカーを狙う殺人鬼をモデルにした主人公とのこと。

 ウルフクリークも実際の地名で、ウルフクリーククレーター国立公園が舞台となっております。
 まぁ、正直、前置きはどうでもいいんですがw 脳死でブッ飛べる作品ですw

 最初のスナイプ凄。後ろから走行車を射抜くという。
 とにかく殺しっぷりが良い!! 銃だけでなくドライブテク。馬や鞭も操る究極の殺人鬼が後ろから迫る!

 主人公である殺人鬼・ミックテイラー。ゲスです!w
 「フッフフフフッ!」って。あの笑い声覚えちゃったよw

 ストレートに殺人を楽しむ。今まで逆になかったキャラクター。
 1はちゃんとしたサスペンスだったらしいですが、2は完全なるスブラッター。狙った相手を執拗に追う。関係ない人もカンガルーも殺す!w

 バカっぽい作品ですが、ちょっと怖かったりもする。
 オーストラリアでは何万の行方不明が出てその1割は見つからない~って、冒頭で入るんですが、それも頷けるというか。

 オーストラリア、広い!w
 随所で映る風景が広すぎて怖い。大地も道路も果てが見えないくらい。

 証拠隠滅も容易だろうし、こういう殺人鬼がいてもおかしくないよなあってマジで思う。
 変なリアリティーがあって、そこがまた良い。怖さを掻き立てる。

 現地オーストラリアでの人気は相当らしく、ドラマがシーズン2まで。続編であるウルフクリーク3が今年の冬公開予定。
 でも、レビューサイトだとこんな面白いのに、なんか評価は低いんだよね。なんでと思ったが……。

 まぁ、いつものやつです。とにかく話がない。中身がない。
 サイコパスが大立回りするだけなんで。

 実際、俺も映画はともかく、ドラマ版まではさすがに見ようと思わない。胸焼けしそうw
 スブラッター全振りなんは良いが、ガッツリ、豚カツハンバーグステーキみたいな作品に仕上がってるんでw

 そばとか食べたい人は見ない方が賢明かな。
 ただ、映画自体のクオリティが低いとか、そういうことでは一切ないので。そこは明言しときます。

 映画に脳死を求める人にぜひオススメです。
 では、また。