おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

上機嫌でいこう

2023-05-14 21:00:00 | 
お久しぶりに物語系の本を読んだ。
運はいい悪いではなく貯める使うなんだよ
ってワードになんとなく惹かれてポチってしまった。


私の悪い癖は
読んでる途中で最後を読んでしまうこと。
それでもどんな構成で物語が繰り広げられるのか
楽しめる人である。

なかなか面白い本でした。
特に後半
それまで見えていなかった世界がみえてきて
独りよがりの世界から
全ての繋がりの世界を知り
自分の生き方の道を見つける。

誰のせいでもない。
自分の人生は誰のものでもなく
それゆえに
自分で創り上げていくもの

運がいいとか悪いとか、貯める使うなんて
興味を持たせる表面上の言葉であって
もっと奥が深いです。
帯の報われない努力はない、も
この本の本質ではないと思う。
そう、もっと奥が深いんです。

自分が見てる世界
自分が知ってる世界
そんなものはとても小さくて
わかってる顔をしていたことが恥ずかしいくらいです。
機会があれば是非読んでみてほしい一冊です。
涙腺崩壊というレビューもあったけど
私は微笑ましく思いながら読んでいました。

「運」ではないけど
「徳」は積むと言いますね。
この本に出てくる「運」は
「徳」と同じ意味合いなんだろうなと思います。
おすすめ☺️

善も悪もない生態系の一部

2021-03-19 19:19:00 | 
土の学校
奇跡のリンゴの木村さんの本を読んでいます。



私が間違ったのは、ある虫がリンゴの葉を食べているのを見て、その虫を敵だと決めつけてしまったことです。
それは真実のごく一部でしかない。生態系とは、生きとし生けるものすべてが、網の目のようにつながって生きている、命の全体の働きです。
その全体がつながって、ひとつの命を構成していると見た方が正しいのかもしれません。
その生態系の一部である生き物を、人間の都合で、善と悪に分けてしまうことが、そもそもの間違いの始まりなのだと私は思います。
害虫とか益虫という言葉に惑わされてはいけない。自然の中には、善も悪も存在しないのです。生き物はみんな、それぞれの命を必死で生きているだけなのです。どんな生き物も、生態系の中で与えられた自分の役割を果たしているだけなのです。
敵なんてどこにもいないと気づくことが、私の栽培法の出発点です。
虫が大発生するのは、大発生する理由があるのです。その原因をつきとめて、そうならないように手当てするのか百姓の仕事です。
虫や病気は原因ではなく、あくまでも結果なのです。虫や病気が蔓延したからリンゴの木が弱ったのではなく、リンゴの木が弱ったから虫や病気が大発生したのです。虫や病気は、それを教えてくれていたのです。

ー土の学校より一部転載ー

虫や病気は原因ではなくあくまでも結果
そうなるべき理由がある。

そこを考えずに表面化した問題だけを
取り除くことで解決したと思い込む。
農業だけの話ではないけどね。

木村さんのこともあってか
農薬や肥料で育てる慣行農法を
見直す人たちも僅かですが
増えてきているようにも思います。

農薬はダメだけど肥料は必要だろう、と
思われる方もおられるかもしれませんが
肥料は土や作物を駄目にするばかりか
大気汚染にもなるんです。


以前木村さんの講演動画で
畑に施した肥料の60%だったかは空中に蒸発すると
言っておられた。
大気汚染をしていたのは実は農家だったという思いがけない結果です。

春まきの季節になります。
畑がなかったらプランターでもいいので
何かを育ててみませんか😊
私は種をいっぱい買っちゃった




麹の本

2021-02-17 21:17:00 | 
中村クリニックさんのnoteで
時々麹のお話が出てくる。
参考にしているのは
麹親子の発酵はすごい! 山元正博/山元文晴
という本らしい。

買ってみた😁



面白かったのは
麹が寿命に関わるのか、という実験。
結果は変わらなかったそうですが
大きな違いがあったそうです。
麹を食べていないマウスは
年とともに徐々に毛が抜けていき足もおぼつかなくなりヨタヨタし始め死期が予測出来たそうですが
麹を食べていたマウスは
ずっと毛ヅヤ良く動きも元気でピンピンしていたのにある日突然コロっと死んでしまったそうです。
そう、ピンピンコロリ。
麹で寿命は延ばせないけど健康寿命は延ばせるのではないか?だそうですよ、
奥さん❗️

我が家は塩麹はずっと作っている。
昨年くらいからはニンニク塩麹も。
甘酒は酵母マフィンに入れたり。
でも、もっと取り入れたら良いかもしれない😁

今冬お味噌を仕込みたいと思いつつ
なかなか動かなかったけど
実行します
今回は木桶で作りたいので探したら
木桶での味噌作りセットを見つけたので
注文しました。
来月になるけどね。
最近、お値段は高くても良いものには変えられないな、と思うようになりました。

昨年夏に初めて作ったお味噌を解禁しました。
なかなか美味しい。

次はお醤油だな😁


生きることは、息をすること

2021-01-28 19:20:00 | 
早川ユミさんの本を買いました。


服の作り方の本と体の整え方の本。
わたしはユミさんの絵も好きなので
絵本を読んでいるかのような優しくて深い本です。
家庭科の教科書にしたらいいのに、とさえ思う。
日々の暮らしの中で
自分を活かす方法
自分を生きる方法
自分を喜ばす方法
そんなポイントが満載です。

豊かさってなんだろう

自分の体を使って暮らしをつくる
丁寧に生きる
憧れちゃうな😊


ちくちくのこころ
つくるこころ

ちくちく
詩のように
つくるこころは
おだやかに
おおらかに
やさしいきもち
ほほえみながら
有機的なかたちを
フリーハンドで

ちいさなかけら布のこころ
ながいつぎはぎ布のこころ
背守り布のこころ
糸まきの色のこころ
服のかたちのこころ

こころがいっぱいかさなって
こころの道になるとき
つくる思想になる

早川ユミのちくちく服つくりより一部転載


生きることは、息をすること。
すべての生きものは、呼吸しています。生まれてから、たえまのない呼吸は、宇宙のリズム、地球のリズム、自然のリズムです。
たべものはちょっと食べなくても生きてゆけるけれど、呼吸は10分間止まると生きてゆくことができません。だから生きるために、呼吸することは、いのちの根っことなるものです。呼吸することによって、からだのなかに酸素だけではなく、宇宙の生命エネルギー、気というものをとり入れます。これほど生きるために、たいせつな呼吸なのに、わたしたちは、意識的に呼吸のレッスンをしたことが、あるでしょうか。
おうちでも学校でも、だれも呼吸法を教えてはくれません。

からだのーと より一部転載







お菓子屋さんが読んではいけない本

2020-03-15 15:03:00 | 
もっと早く知りたかったです。

日本て
歯を削らないと報酬が貰えない仕組みなんだそうです。
しかも
一度にたくさん削ると厚生労働省から目を付けられるため、一回の治療は少なくして数回に分けて通わせるのだそうです。

だから削る。そして削る。ふふ、儲かる。

けど
歯は、削れば削るほど脆くなるそうです。
歯は削ってはいけない。
虫歯であっても。

歯医者さんに限らないのだけど
行ってみないとわからない
ということがあります。
その中でも歯医者さんは
削られると後戻りできないので厄介です。
いまだにフッ素神話が強いのも難点。

私は前歯が差し歯なのですが
ブリッジのために
健康な歯を二本削りました。
正直、複雑でした。悲しかった。

虫歯は条件が揃えば
自然治癒するそうなんです。
そして
歯は体と連携しているので
体に不都合が生じると
歯にも症状が現れるそうです。

そして
やはりお砂糖。
お砂糖を控える、取らないことが
歯にも体にもいいと書いてあります。

うん
お菓子屋さんが読んではいけない本です😁
お砂糖屋さんもね。

歯医者さんは子供の頃から通ってましたね。
親の氣を引きたくて
生活態度が悪かったんだと思います。
アホなことしたわ、と今なら思う😅

歯は食後に磨くのもNGと聞きます。
頻繁に磨くと虫歯ができる確率を高めたりもするそうです。

今までの思い込みや常識を
くるりんパっと変えるのには
面白い本だと思います。

自分が今まで信じてきたことを
否定されることは
自分を否定されてるようで
なかなか受け入れない人も多いですが
その、信じてきたこと自体が
洗脳のようなものなので
もっと柔軟に好奇心で物事をみると
いいかな、と思うのです。

ちなみに
普通にスーパーで売られている歯磨き粉は
ケミカル臭が強くて私は苦手です。
麻痺するとわからなくなるんですよね。