先日のFUNNY MARKETに出店していた焼き芋屋さんは、自分でサツマイモを作っているそうなんですが、商品となる焼き芋のサイズ外の仕様に悩んでいました。
大きいものは干し芋としても、小さいものは手間が多く持て余しているんだそうです。
捨てるのは勿体無いし、お菓子屋さんとか使用することないですかと声をかけていただきました。
サツマイモって、よく保育園とかで芋掘りで
地面から大小様々な芋が顔を出す映像が浮かびます(笑)
この焼き芋屋さんは壺焼きといって
大きな壺の中にサツマイモを受け皿とする金具を吊るして作られています。
出来上がり時間の統一もあり、なるべく大きさを揃えているんじゃないかな。
内海さんと繋がっている自然栽培家の岡本よりたかさんのブログにこんな記事がありました。
無肥料栽培家 岡本よりたか 象牙の塔の住人さんのブログより
捨てない農業☜クリックするとジャーンプするよ
正直私も、特に農作物はだめにすることもあります。
美味しい時期ってのもあるし、全てを使い切ることは難しかったりします。
岡本よりたかさんの記事にある船越さんという方の言葉
「作物が実るまでは長い時間と生命活動がある。根っこだろうか端っこだろうが、捨てるのは作物に対する感謝が足りなく、美味しい料理なんか出来るはずもない。」と力説。
本来はこういう心がけが全てのものに対して必要なんですよね。
ひかたまさんのブログには
こんな記事もあったんですよ。
ひかたまさんのブログより
ドイツにも廃棄処分を集めたスーパーマーケット誕生☜クリックするとジャーンプするよ
思い出した。
知り合いの農家さん。
メロンを作っておられるのだけど
メロンを入れる箱のサイズが決まっていて
それにちょうど入るメロンでないとだめなんだとか。
それ以外は規格外となるそうで、どうして箱に合わせてメロンを作らないといけないんだって
その方は
メロンに合わせて箱を作ったといっておられました(笑)
規格内に収まりやすいようにF1種の存在もあるんです。
だけど本来農作物は、人と同じで形も味も違って当たり前。
それぞれに個性がある。
人の都合に合わせて作るのではなく
農作物に合わせて人が販売工夫することが大事なんだと思いますね。
そんなこんなで
焼き芋屋さんの小さいサツマイモさんを
少し購入することにしました