今読んでいる本が面白い。
来年はキャベツを植えてみたい
一般的な農業では多くは受粉だけを虫に頼りますが、それ以外にも多くの仕事をしているのが虫たちです。
たとえば、アブラナ科の作物はグルコシノレート(ゴイトロゲン)という毒があります。
人間等の動物は、大量に食べない限り影響は少ないのですが、アブラナ科、特にキャベツやブロッコリーが持つ生物毒は色々あり、その毒性によってアブラナ科の植物は虫食いのひがいを防いでいます。
そのアブラナ科の毒性に耐性を持ったのが青虫です。
キャベツやブロッコリーは苗の段階からモンシロチョウが好きな香りを出して呼び込みます。
モンシロチョウはその香りを嗅ぎつけてキャベツやブロッコリーの葉に小さな黄色い卵を産み付けていきます。
普通ならここで慌てて農薬をかけるか、手で卵を取り去ることでしょう。
しかし、人間が介在しないでいると、とても面白いことが起きます。
卵が孵ると青虫が葉の上を這い回ります。そして食べ頃の外側の葉を食べ、糞をします。実はその糞の中にキャベツが成長するのに必要なリン酸が含まれているのです。キャベツは自らの葉っぱのなかのリン酸を青虫の糞のなかに溜め込ませ、それを地上に落としてもらってから、今度は微生物の力を借りて、それを補給しているのです。
それだけでも十分面白い話なのですが、青虫に葉を食わせるために、キャベツやブロッコリーは、外側の葉を広げるように寝かして、わざわざ青虫が這い回りやすいように工夫します。しかも、立っている葉は、虫から防御するためにロウ成分を強く出しているともいいます。
(野菜は小さい方を選びなさい/岡本よりたか/フォレスト出版)
これだけでキャベツを育ててみたくなる(笑)
あと
水やりに関しても
間違った水やりしていたなぁと思います。
特に今年の7月はまったく雨が降らなくて
植物たちはじっと休眠状態を保っていましたが
あまりにも雨が降らなくて
だんだん枯葉が出て来て
思わず水やりをしましたが
人が与える水やりは自然を無視した水やりなんだと思いました。
知らないことばかり
植物たちは雨が降る前から
それを感知して
雨に対する備えをしているのに
人はいきなり水を与える。
せめて
今から水をかけるよーって
声かけしたいです。
岡本よりたか氏は
プランターでの栽培も提唱しているので
畑がない方も
ぜひ来年は何かを育ててみてほしいです。
この本の表紙にある
オーガニックだから「安全」「美味しい」ではない!というのも
オーガニックでも有機栽培でも
使用できる農薬はあるのです。
また逆に
奇跡のりんごの木村さんが使用している木酢は
農薬の部類に入れられています。
ここに農薬の基準を取り決めた方々の思惑があるような氣がします。
そんなことをつついてみても
時間が勿体無いので
出来れば自分の手で何かを育ててみるのは
上手くいってもいかなくても
面白いものだと思います。
来年はキャベツを植えてみたい
一般的な農業では多くは受粉だけを虫に頼りますが、それ以外にも多くの仕事をしているのが虫たちです。
たとえば、アブラナ科の作物はグルコシノレート(ゴイトロゲン)という毒があります。
人間等の動物は、大量に食べない限り影響は少ないのですが、アブラナ科、特にキャベツやブロッコリーが持つ生物毒は色々あり、その毒性によってアブラナ科の植物は虫食いのひがいを防いでいます。
そのアブラナ科の毒性に耐性を持ったのが青虫です。
キャベツやブロッコリーは苗の段階からモンシロチョウが好きな香りを出して呼び込みます。
モンシロチョウはその香りを嗅ぎつけてキャベツやブロッコリーの葉に小さな黄色い卵を産み付けていきます。
普通ならここで慌てて農薬をかけるか、手で卵を取り去ることでしょう。
しかし、人間が介在しないでいると、とても面白いことが起きます。
卵が孵ると青虫が葉の上を這い回ります。そして食べ頃の外側の葉を食べ、糞をします。実はその糞の中にキャベツが成長するのに必要なリン酸が含まれているのです。キャベツは自らの葉っぱのなかのリン酸を青虫の糞のなかに溜め込ませ、それを地上に落としてもらってから、今度は微生物の力を借りて、それを補給しているのです。
それだけでも十分面白い話なのですが、青虫に葉を食わせるために、キャベツやブロッコリーは、外側の葉を広げるように寝かして、わざわざ青虫が這い回りやすいように工夫します。しかも、立っている葉は、虫から防御するためにロウ成分を強く出しているともいいます。
(野菜は小さい方を選びなさい/岡本よりたか/フォレスト出版)
これだけでキャベツを育ててみたくなる(笑)
あと
水やりに関しても
間違った水やりしていたなぁと思います。
特に今年の7月はまったく雨が降らなくて
植物たちはじっと休眠状態を保っていましたが
あまりにも雨が降らなくて
だんだん枯葉が出て来て
思わず水やりをしましたが
人が与える水やりは自然を無視した水やりなんだと思いました。
知らないことばかり
植物たちは雨が降る前から
それを感知して
雨に対する備えをしているのに
人はいきなり水を与える。
せめて
今から水をかけるよーって
声かけしたいです。
岡本よりたか氏は
プランターでの栽培も提唱しているので
畑がない方も
ぜひ来年は何かを育ててみてほしいです。
この本の表紙にある
オーガニックだから「安全」「美味しい」ではない!というのも
オーガニックでも有機栽培でも
使用できる農薬はあるのです。
また逆に
奇跡のりんごの木村さんが使用している木酢は
農薬の部類に入れられています。
ここに農薬の基準を取り決めた方々の思惑があるような氣がします。
そんなことをつついてみても
時間が勿体無いので
出来れば自分の手で何かを育ててみるのは
上手くいってもいかなくても
面白いものだと思います。