週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

21番の魅力

2006年01月24日 | アルビレックス新潟
アルビレックス新潟の背番号21番。もちろん人気ナンバーワン、ゴールキーパーの野澤洋輔選手であります。もう一人の人気者の鈴木慎吾選手が、どちらかというと若い女性に(ウチの女房も若くないけど慎吾ファン)人気があるのに対して、野澤選手の場合は「ゆりかごから墓場まで」というまるでイギリスの社会福祉制度のような幅広い人気です。

今回は野澤選手の魅力を分析します。

その1:ひょうきん
ポンキッキーズの「ジャカジャカじゃんけん」を見た時には驚きましたよ。なんじゃこのサッカー選手は?って。「幼児の心もわしづかみ」って感じでしたね。トークショーやファンの集いなんかでも、「絶対になんかやってくれる」って感じ。カエルのかぶり物をかぶったり、しゃべりすぎて司会のアナウンサーのお株を奪ったり、まさにエンターテナー。そう言えば、DJもやっていましたよね。

その2:礼儀正しい
ゲーム前のGK練習が始まる時に、ゴール裏から「野澤コール」が起こります。その時、野澤選手は他の選手とは比べものにならないほど深々とお辞儀をして声援にこたえます。ゲーム後もそうです。勝った試合でも負けた試合でも、きちんとお辞儀をするその姿は変わりません。すばらしい姿だと思います。

その3:ハートのあるプレー
2005年の野澤選手のベストゲームをあげるとしたら、僕はナビスコ杯3/26のヴィッセル神戸戦をあげます。雪まじりの悪天候の中のゲームは、寺川選手のゴールで先制。しかし後半、絶体絶命のピンチが訪れます。61分、神戸の播戸の直接フリーキック。なんとこれを野澤選手がスーパーファインセーブ。選手もゴール裏も狂喜乱舞。しかし、なんと主審がFKやり直しの指示。場内騒然、ゴール裏はブーイングとため息の嵐。ところがなんと、奇跡は2度起きた。野澤選手の神がかり的なセーブで再びFKを阻止。あの時の野澤選手の集中力と真剣な眼差しは忘れられません。まさに新潟の守護神!

その4:サービス精神旺盛
サイン会やトークショー、テレビ番組への出演などはもちろん、いつもファンサービスを忘れないのが野澤選手です。一度、十日町のクロアチアピッチに練習を見に行ったのですが、そこでもすばらしいファンサービスぶりでした。しかも疲れていても笑顔でにこやか。試合前にもボールでジャグリングをしてファンを楽しませたりしてくれますよね。大切なプロ意識の一つだと思います。

その5:選手の交友関係の要
2005年のオフィシャルイヤーブックに「アルビレックス新潟の知られざる関係」という特集があり、選手同士の写真を矢印で結んで交友関係を示すという企画がありました。なんと、野澤選手の写真から出ている矢印の多いことでしょう。3人のブラジル選手を始め、若い選手ともベテラン選手ともとても仲がよいのですね。まさにアルビレックスの人間関係の要なのであります。(性格上、キャプテンや選手会長には適さないかもしれませんが)

その6:くさらない謙虚さ
2004年も2005年も、野澤選手は正ゴールキーパーの座を木寺選手に譲っていた時期がありました。しかし彼はめげるということを絶対にしません。いつもひたむきに練習し出番に備えます。プロとして当たり前かもしれませんが、人気のある選手にありがちなわがままや自分勝手な様子はみじんも感じられません。

その7:ピンと伸びた足
試合前に選手が円陣を組む際に、野澤選手は足をピンと伸ばし大きく後方上に跳ね上げます。その姿が実に美しい。そしてその直後、アルビレックスの選手は全力疾走でポジションに着くのです。他のチームがだらだらと歩いてポジションに着くのと比べてなんと清々しいことか。僕はその姿を見るのが大好きです。ぜひ今年もこのスタイルでいってほしいと切望しています。野澤選手のピンと後方に伸びた足は、この全力疾走のプロローグの意味で大好きです。(本当はそれに加えて、丸山選手のひねりのあるジャンプとスライディングが欲しいのだけれど、残念ながらその姿はもう見れません)

今年もアルビレックスの顔として、大活躍を期待していますよ!
がんばれ!野澤選手!
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする