開幕からの4連敗。「アルビとジャイアンツ、どちらが先に勝つか」なんていう話題で巷はもちきりです。腹が立つのは「めざましテレビ」です。「鹿島の2点目は相手チームのゴールキーパーにあたりオウンゴール」ですってさ!「相手チームのゴールキーパー」っていう言い方はないでしょ!「アルビレックス新潟のGK野沢」って言いなさいよ!って朝から気分が悪い今日の始まりでしたが、占い最下位の獅子座の運勢にまたまた気分を害して出勤した八百政です。
昨日のゲーム後、選手が退場して姿が見えなくなってもG裏でずっと歌い続けられた「闘え新潟」。選手の心にも間違いなく届いたとボクは思っています。昨日のゲーム後のゴール裏の姿は、ボクはとてもヨカッタと思っています。罵声を浴びせるのでもなく、ブーイングをするのでもなく、「闘え新潟」を歌い続けるG裏。負けたのももちろん悔しかったし、歌いながらやるせない気持ちになっていたのは間違いないけど、鹿島にはまだまだ歯が立たないってことを思い知らされたのも間違いないことだけど、なんだかアルビレックスのG裏に自分が存在していることが、誇らしいような不思議な感慨が胸に去就したのも事実でした。
ボクらは別に、「強いアルビ」を応援しているわけではないのです。「勝利に向かって頑張るアルビ」を応援し、その結果「アルビが強くなった」ならばこれは至極の幸福です。そして僕らの応援が選手を少しでも勇気づけ、選手達と一緒に「自分自身も高まろう」って思っているのです。勝利は欲しい。でも、勝利を得ることができない時に罵声を浴びせるのではなく、「どうすれば選手を勇気づけることができるか」を考えて行動できるサポーターになりたいと思っています。
そういう意味で浦和の「We are Reds」という考え方は、「サポーター哲学の規範」だとボクは思います。「こっちは金払ってるんだ」「勝つ姿を見せるのがお前らの仕事だろう」ではなく、「共に闘おう」「僕らの声援で選手の背中を押そう」「苦しい時こそ僕らの力で選手にチームにエネルギーを与えよう」ってことですよね。アルビレックスとは選手達のことではなくて、僕らサポーターも含めてアルビレックスなのだということ。「We are Albirex」であります。パクってるって言われるから言わないけどね。勝っている時、昇格した時だけ、上位にいる時だけの「イケイケドンドンサポーター」ではなく、負けている時、苦しい時こそチームの力になれる「共に闘うサポーター」になりたいモノだと、再認識しております。
こうなりゃとことん付き合うぜ!地獄の果てまでついていく!
※ふと気がつけば、「週末はアルビレックス!」800回目のエントリーでした。皆さんいつもありがとうございます。