今週は「サカダイ」を買いました。
「J1リーグ18クラブ2010シーズンの予想布陣」っていう特集に惹かれて買ったのですが、いきなりショックを受けたのが「今オフ移籍市場の注目人材リスト」であります。なんとわがアルビから、田中亜土夢(先発はおろか交代出場の機会も激減。攻撃のユーティリティ性は魅力だが)、そして千代反田充(単年契約のため、移籍金ゼロで移籍が可能。ステップアップを望むか?)。あ~なんてこった!「亜土夢も千代もどこにもやらん!」って、まるで娘を嫁にやるのを拒むような気分の八百政でありました。
さらに各チームの「新加入理想の人材」を見てまたも愕然!鹿島と名古屋のページになんと、マルシオ・リシャルデスの文字。「マルシオ~行かないで~」って恋人に捨てられそうになってすがりつく気分の八百政。やっぱマルシオは狙われるでしょうね。ある意味、納得ではありますがね。
それで肝心のアルビレックスのページでは、貴章の移籍が前提のような書きっぷりに「やっぱりか」と思いながらもショックを受け、家長(大分)やワシントン(元浦和)やマジソン(サントス)などの「理想の人材候補」に「え~?そうかな?」「新潟が3億も出せるかよ!」などと独りごちていたのであります。
さて前置きが長くなりましたが、冒頭の画像をご覧ください。今回の「サカダイ」で最も印象に残った記事がこれでした。「ヒューマンストーリー:3つの国境を越えて~アンヨンハッ~」。表記は「安英学」ではなく「アンヨンハッ」でありました。かつてJ2の後期、J1に昇格した直後の頃に僕らをワクワクさせた忘れられない選手でありました。今回、北朝鮮代表としてワールドカップに出場するんですね。おめでとうございます。
今回の記事の中で特に目を惹いたのが、「現役生活の最後は新潟で終えたい。僕にとって新潟はプロ選手としての原点と言える場所ですから」の行。他にも「新潟の北野や本間の活躍も励みになります。2人とも新潟時代に苦楽を共にした仲だし、特に北野はあの頃第2か第3GKで、それでも明るく元気いっぱいに頑張る姿から僕も勇気をもらった」なんていう、アルビサポにとっては嬉しい内容もたくさんありました。
今回の「サカダイ」は他にもアルビサポにとって嬉しい記事がありました。「栃木のカズはえなりくん」という河原の記事も楽しいイラスト付きでありましたし、J2関係の記事では、仙台の中原のガッツポーズの写真も掲載されていて嬉しくなりました。
アルビとは直接関係ないけれど、「涙のトリニータコール」の記事も感慨深く読みました。「アルビは来季も絶対にトリニータと同じ轍は踏まないぞ!」「やっぱシャムスカにも大分フロントにも心の隙と驕りがあったんだなぁ」と思いました。
とりとめなく書いてきましたが、結論は「サカダイが買いですよ!」ってことであります。