現在発売中の「サカマガ」には、「助っ人・激辛査定」という特集記事が組まれていました。アルビ関係の外国人選手たちも登場していて、なかなか楽しめる記事でした。
各外国人選手たちに関する記事ももちろんですが、ボク的にはコラム「サカマガイズム」の「『外国人選手=助っ人』は成り立っているのか?」という記事がおもしろかったです。中でも「Aというクラブで『使えない』と失格の烙印を押された助っ人が、Bというクラブで『使える』ケースだってある」とか「うちのチームはラーメンなのに、あの監督、フォークを使おうとしている。(中略)であるにもかかわらず、『このフォーク使えねぇ』と言われたら気の毒だ」などの文章を読んで、「そうそう、そうだよな」とか「あぁ逆パターンもあるよね」とか、いろいろな選手やチームを思い浮かべながら興味深く読みました。
さて、そんな特集記事の中で特筆すべきは、やっぱりマルシオの記事でしょう。「マルシオリシャルデスは機能しているか?→→Yes」「(マルシオは)交通整理のおまわりさん」と比喩した記事には、サポーターとして納得です。「チームはリーグ戦未勝利だが、エースの生かした方には光明を得たようだ」という名古屋戦の振り返り、「大黒柱は及第点の出来だけに、未勝利の問題はFWに」というチームの課題分析も的確だと思いました。
ほかにも、ジウトン、ミシェウ、エジミウソンの各選手が大きな写真付きで評価されていましたし、各チームの外国人選手全員を評価した「○×通信簿」などもあり、楽しめる特集記事でした。
そうそう今回の「サカマガ」、かつて本間勲も法廷に登場させられた「蹴球裁判所」のコーナーは、「新潟に同点を許したのは闘莉王の責任か?」というテーマでした。大島の同点ゴールシーンを取り上げていた記事ですが、「ファグネルのトラップミス」という表現には疑問を持ちました。どういうことなんですかね?
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ちなみにライバル誌「サカダイ」の今週号では、「J1監督を戦国武将に例える」という強引な企画を特集していました。黒崎監督にも1ページが使われて、興味深い記事が掲載されていたので紹介します。ちなみにボクは立ち読みで済ませました。