今シーズンからわが家では、毎週土曜日にNHKのBS1で「Jリーグタイム」を見るようになりました。土曜日深夜の「スーパーサッカー」がなくなったせいもあるんだけど、Jリーグの各ゲームを結構詳しく解説してくれていて、アルビサポとしても嬉しい番組ですよね。司会の山岸舞彩ちゃんも可愛いしね。
まぁ、それはともかく。ある時このBS1の「Jリーグタイム」を見ていたら、サッカーアニメ「ジャイアントキリング」をBS(ハイビジョンでもやってる)で放映するっていう情報を、山岸舞彩ちゃんが教えてくれました。最初は「この年でテレビアニメを見るっていうのもなぁ…」と少し引きながら見始めたのですが、まんまとはまっちゃいましたよ。
では、この「ジャイアントキリング」っていうマンガについて、少し説明しますね。このマンガ、サッカーマンガなんですが主人公はサッカー選手ではありません。Jリーグの弱小サッカーチームETU(East Tokyo United)の新監督、達海猛(たつみたけし)が主人公であります。監督が主人公(30代の青年監督です)という画期的なサッカーマンガ。今までの「キャプテン翼」(多くのアルビサポはこの世代?)や「赤き血のイレブン」(ボクらおじさんサポはこの世代)のようなサッカー選手(プレーヤー)が主人公のマンガと違って、チームをまとめ仕上げていくっていう視点で描かれているマンガは新鮮です。
プライドの高いベテラン村越、チキンハートの椿、わがままな天才プレーヤー・ジーノ、そんなメンバーの個性を生かしながら、相手チームの分析結果を生かしながら、達海監督がチームをマネージメントしていくドラマは魅力的です。今までに4回放映され、先週の第4回ではETUと東京ビクトリー(ウェルディのパクリ)とのプレシーズンマッチが始まりました。そこで監督は20歳でチキンハートの椿を起用するわけですが、ゲーム場面に挿入された達海と椿のキャンプ最終日のエピソードがボクのハートに響きました。
達海の言葉「椿。そのまま行け、何度でもしくじれ。その代わり、一回のプレーで観客を酔わせろ、敵のド肝を抜け。お前の中のジャイアント・キリングを起こせ。」しびれますね。
ちなみに「ジャイアントキリング」とは、「大物食い」や「番狂わせ」を意味する言葉であり、スポーツ競技において実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合に使用されます。わがアルビレックスも、5月8日にはアウェイ清水戦で今季負けなしのエスパルス相手に「ジャイアントキリング」を起こしたいですね。(わっはっは。ここでアルビにつなげました。)
BSのアニメ「ジャイアントキリング」を今まで見逃してきた皆さんへ。なんとゴールデンウィークの5月5日(水)に、1話から5話まで一気に連続放映するそうですよ。午前9時からだそうですので、録画や視聴をお忘れなく!
ボクとしては、マンガ単行本の「ジャイアントキリング」も購入して読破したいところなんですが、実は2月から3月にかけて「お~い!竜馬(全12巻)」「風雲児たち(全16巻)」「風雲児たち~幕末編~(全16巻)」を一気に大人買いしたばかり。しばらくは、毎週のアニメ放映を楽しみにしたいと思います。