ゲームから一夜明け、昨日の広島戦を冷静に考えてみますと(昨日のブログの内容と若干被ることをお許しください)、昨シーズンの覇者サンフレッチェ広島を相手に、数的不利の中で堂々と互角に渡り合ったわけですから、ボクは上出来だと思うのです。
今年のアルビは一味違いますよね。もちろん、2連敗は悔しいけどね。
だってゲームの前半で数的不利になったのに、ずっと0-0でしのぎを削り合っていたんですよ。しかも相手は昨シーズンのチャンピオン。そして昨年の得点王・佐藤寿人を完璧に押さえ込んでいたのですよ。さらに先制点を許したあとに、同点に追いついたのですよ。数的不利の状況で追いつくなんて、今までのアルビレックスの歴史の中にありましたか?(あったかもしれません。ごめんなさい。)
柳下監督の戦術がしっかりとチームの浸透し、その具現化のためのトレーニングや選手同士の共通理解もしっかりと行われているのでしょう。すばらしいです。ボクは開幕2連敗も、現在最下位も、まったく気にしておりません(いや、本当はちょっとだけ気にしています)。次節で勝てばいいのです。ノープロブレム。
そして、ヤンツー監督は熱いですよね。冒頭の画像は、広島の2点目:千葉のヘディングが決まった後のヤンツー監督です。まぁあの2点目は、いろいろ疑問は残る得点でしたよね。ボクは審判がどうのこうのと言うのは好きじゃないのですが、NSTのテレビ中継で解説をしていた古俣さんが、2度も「オフサイドですね」と公共の電波で公言するほどのプレーだったいうことなのでしょう。
そして、この画像です。ヤンツー監督が、オレンジのベンチコートを着たアルビスタッフを突き飛ばす瞬間です。ボクが推測するには、あの失点シーン後の監督の興奮の様子から、「監督が退場になっては困る」と判断したスタッフの一人がヤンツー監督が審判に抗議するのを止めたのではないでしょうか?そのスタッフに対し、興奮したヤンツー監督が彼を突き飛ばしたシーンがこの画像なのではないかな?
今シーズンの、熱い監督のエピソードの一つになりそうなシーンでありました。
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さて、リーグ戦2試合を終えて、得点1&失点3のわがアルビレックス。昨シーズンに引き続いて得点力不足は否めませんが、その鬱憤を晴らすように、今日の大学生との練習試合では、攻撃陣が爆発したようです。
■試合結果
アルビレックス新潟 14
新潟経営大学 0
前半:3-0
後半:11-0
■ 得点者
前半5分 川又 堅碁
前半21分 田中 達也
前半41分 田中 達也
後半12分 奥山 武宰士
後半17分 奥山 武宰士
後半19分 川又 堅碁
後半21分 川又 堅碁
後半31分 川又 堅碁
後半33分 小塚 和季
後半34分 小谷野 顕治
後半39分 小谷野 顕治
後半41分 小谷野 顕治
後半44分 本間 勲
後半45+1分 奥山 武宰士
まぁ大学生相手ですから評価の対象にはならないかもしれませんが、それでも「やるなぁ!」とボクは喜んでおります。どんどんリーグ戦の先発でない選手達から、チャンスを狙って欲しいです。それがリーグ戦でのポジション争いに繋がり、上位進出の引き金になると確信しています。