お正月は、箱根駅伝にお茶の間から声援を送ったお宅も多かったのではないでしょうか。東洋大学の十日町市出身の服部兄弟の大活躍、すばらしかったですね。どうしても「新潟県出身」と聞くと応援したくなるのは、どの都道府県出身の人も同じなんでしょうね。日本人には「郷土愛」というDNAが、国民全体に脈々と受け継がれているような気がいたします。もちろん、新潟県民の「アルビ愛」も同様であります。
さて、そんな新潟県民の郷土愛を刺激する新聞記事が、今日もまたスポニチ(新潟版)や新潟日報に掲載されました。
まずはスポニチ。新春堅碁インタビューの2回目であります。今日は「一試合一特典!!」という書き初めを掲げる堅碁の写真が載っていました。昨シーズンの23ゴールの「全部をベストゴール」と語る堅碁。「自分1人であげた得点ではなく、みんなが守って、いいクロスをあげて、自分の所までボールを持ってきてくれたからあげることのできたゴール。全部ベストゴールです。」なかなか言えることではありません。この謙虚さと「フォアザチーム」の気持ちがあれば、今シーズンも安心です。「嬉しすぎて、ベストイレブンの壇上では足が震えていた」というエピソードも披露していました。
さて一方、新潟日報には新潟出身のアルビレックス若手2人、川口尚紀選手と小塚和季選手のインタビュー記事が掲載されていました。「壁を打破 飛躍の年に」という見出しで、それぞれの目標を書いた色紙を掲げながらのインタビューでした。
ルーキーながら一時は右サイドバックのスタメンに定着していた尚紀。リーグ戦終盤では出場機会を失ったことが、いい経験になったみたいですね。「こんな大きな壁を経験したことは初めて」という尚紀の言葉に、ヤンツー監督はほくそ笑んでいるかもしれませんね。「よしよし、俺の思い通りだ」ってね。今季の尚紀の大活躍が大いに期待されるところであります。
一方の小塚選手。残念ながら昨シーズンの公式戦ではベンチ入りもままならない状況で、プロの厳しさを感じた1年だったと思います。しかしながら、オフのチャリティーマッチでは堂々の大活躍。「新潟の小塚」の存在を全国にアピールしました。ここらあたりが並のルーキーとは違うところであります。亜土夢も、高徳も、大輔も、堅碁も、高卒ルーキーでアルビに入団した選手で、入団1年目からブレイクした選手はいません。「高校の時は、ボールが来た時にぱっと浮かんだアイデアでやっていた。プロはそれだけでは通用しない。」と自ら語る小塚選手。一皮むけた今季の活躍が大いに期待されるところです。場合によっては「武者修行に出る」っていう選択肢もあるでしょうね。ボクらは長い目で小塚選手の成長を見守りますぜ。
さぁ、明日あたりから、移籍情報が動き出しますかね?