中断明けの期待の一戦であるアウェイFC東京戦は、1-1のドロー。両チームが勝ち点1を分け合う結果となりました。「なんとしても勝ち点3を取りたかった!」という残念な気持ちは本心としてもちろんありますが、「アウェイでも最低勝ち点1を持って帰る」という最低限のタスクをクリアした安堵感も間違いなくあり、ボクの気持ちとしては「勝負は次の横浜戦だ!」ってことで奮い立っております。
ゲームは開始早々にアルビが先制点をあげました。前半12分、この日セットプレーのキッカーを務めたホニのFKに、ガリャルドがドンピシャのダイビングヘッド。相手のゴールネットを揺らしました。その後は「やればできるじゃん!」と感嘆するようなナイスセーブを守田が連発し、FC東京の攻撃を凌ぎます。
正直2~3点取られてもおかしくないくらいの状況下で守田をはじめDF陣はよく守ったのですが、後半21分にピーター・ウタカの個人技にやられました。同点です。今までのアルビならここで萎縮してしまい、逆転を喰らうっていうパターンなのですが、新生アルビは違いました。チーム一丸となって引き分けに持ち込み、勝ち点1を持ち帰ることができました。でもね……
あぁ!アルビはもう1点が欲しいよなぁ…。1得点じゃ、勝てないわ。
しかし、磯村と大武の新戦力は機能しましたね。磯村のボランチとしてのセンスは十分発揮されたし、相手のセットプレーでのピンチの時なんて、「きっと大武が大声を出してチームを鼓舞しているんだろうな」なんて思いながらゲームを見てました。慶くんの右サイドバックも合格点。得点には結びつかなかったけど、気迫の守備や果敢な攻め上がりなどワクワクしました。もちろん、貴章も相変わらず八面六臂の活躍。ダゾーンの解説者が「どのポジションでも矢野貴章は矢野貴章ですね」みたいなことを言っていましたが、まさにその通りでありました。
あと、この大事なゲームに交代で入った河田と高聖の2人のリーグ戦デビューも、今後のチームにとって大きな力となりそうな予感がします。
幸い(?)なことに、当面のライバルチームである広島と大宮と甲府は負けました。この3チームの上にいくことが残留につながるのは、間違いのないところ。さぁ!次はホームだ!横浜戦だ!タンキ!出てこい!大暴れだ!