古い話で恐縮なんですが2月21日付の新潟日報の経済面に、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏が、茨城県(アントラーズ)と新潟県(アルビレックス)を例に挙げ、「地域に根ざし活気生む」という見出しでインタビューに答える記事が、掲載されていました。
「今の新潟に何が欠けているのか?」という視点を、サッカーの戦術ではなく経済の視点で語る川淵キャプテン。さすがただ者ではないです。川淵さんの言葉を少し引用しますね。
●(J2に)落ちたのならまた上がればいい話で、そのことを選手、経営者が自覚し、全力を尽くすだけ。漫然とそこそこやっていればいいというのなら、ファンはついていかない。
●もっと多くの人にアルビレックスを知ってもらう努力を、クラブあるいは選手がしているかが気になる。そういう取組を発信することが大事で、その意味では発信力が少し足りないのかもしれない。J2に落ちた今だからこそ、クラブの特長を生かし、地域に何ができるかを見つめ直す機会にしてほしい。
なるほどねぇ…、さすが川淵キャプテンです。漫然とやってちゃダメなんですね。「流れない水は腐る」ってことですよね。「転がる石には苔は生えぬ」ってことですよ。クラブの発信、選手の発信、ボクらサポーターの発信。まだまだ何かやれることがありそうな気がします。
All For NIIGATA
~すべてを新潟のために~
そう言えばずいぶん前ですが、「好きよキャプテン!」なんていう記事を書いたことを思い出しました。2011年。もう7年も前のことになります。川淵キャプテン、あいかわらずお元気なようで。