長崎戦は0-2の完敗でした。前節の愛媛戦に続き無得点で連敗。わずかに可能性を残していた昇格への夢も、今日の他チームの結果が出たところで、ほぼ完全に断ち切られることになるでしょう。
まぁ相次ぐケガによる離脱者と不祥事による退団者で、チームはまさに「満身創痍」って感じでしたからね。ある意味でこの結果は「必然」だったのかもしれません。このゲームでボランチでコンビを組んだのは、今シーズン初の「ゴメスと善朗」でした。もちろん2人ともポリバレントな選手だし、ボランチのポジションに入った経験もありますが、この時期に「本職でない2人が初めてコンビを組む」ってことを選択せざるを得ない状況って、やっぱり尋常ではありません。
さらに左2列目の攻撃的ポジションにDFの荻原を使い、なんと控えには2種登録のユースっ子・丸山嵩大(これで「シュート」って読むそうです)くんが入りました。丸山くんは、まだ16歳の高校1年生ですよ。
まぁアルビも頑張ってはいたんですよ。それは見ていてわかります。シュート数だって、アルビが8で長崎が7ですからね。負けてはいません。だけど見ていて、「あぁやっぱり力の差があるな」「勝利への執念が違うな」って感じずにはいられませんでした。
やっぱり勝負は先制点ですよね。「先制したら1度も負けていない長崎」が「先制されたら1度も勝てていない新潟」に対して「先制した」わけですからね。しかも完璧に崩されて、きれいに決められました。
相手に先制されてガッチリ守られると、今のアルビにはまだそこをこじあける力はありません(それじゃダメだろ!)。しかも3位・長崎には「昇格に手が届くかも」という明確なモチベーションが全選手に共有されています。気迫の追加点を奪われて、万事休すでした。
まぁボヤいてもしょうがありません。現実は現実として受け止めて、残り5試合に全力を尽くしましょう。来シーズンに繋げるためにも、1つでも上の順位でフィニッシュを迎えなきゃね。レンタル移籍してきている選手たちを、「完全移籍」や「レンタル延長」でどれだけチームに残せるかも、これからの大きな課題ですね。もちろん、外国人大型ストライカーの獲得もね。
今までずっと「ピンク色のスパイク」を履いていた中島選手が、昨日のゲームでは黒色のスパイクを履いてプレーしていました。単にスタジアムの芝の状況に合わせてスパイクを替えたのかもしれませんが、ボク的には「中島!ついにセレッソとの訣別を決断したか!」と捉えました。真相や如何に??