浦和レッズがJリーグから厳しい制裁を受けたそうですよ。2000万円の罰金だそうです。「ホームクラブとして、サポーターによる秩序を損なう行為を行うことを防止することも、制止することもできず、Jリーグ規約〔Jクラブの責任〕に示す「観客にホームスタジアムおよびその周辺において秩序ある適切な態度を保持させる義務」に違反した。」ってことに対する制裁だそうです。
制裁に至ることになった具体的な事案は、
5月21日、埼玉スタジアム2002において開催された第14節 浦和レッズvs.鹿島アントラーズの試合開始前である午後3時30分頃に、
●Jリーグ「新型コロナウイルス対策ガイドライン」において「声を出す応援」は禁止されているにもかかわらず、複数名(少なくとも60名)が、浦和レッズチームバスの到着の前後に、約10分間、集団で声を出して応援を行った。
●ガイドラインで「マスクを着用する」ことが求められているにもかかわらず、一部の浦和レッズサポーターがマスクを着用しなかった(マスクを顎付近にずらして着用する等、口元をマスクで覆っていない行為を含む)。
さらに、7月2日、パナソニックスタジアム吹田において開催された第19節ガンバ大阪vs.浦和レッズの試合終了間際である90+2’分頃、同スタジアムのゴール裏ビジター席上層階において、
●ガイドラインにより「声を出す応援」が禁止されているにもかかわらず、複数名(少なくとも100名)が、約5分間、集団で声を出して応援を行った。
●ガイドラインで「マスクを着用する」ことが求められているにもかかわらず、上記に際し、一部の者はマスクを着用しなかった(マスクを顎付近にずらして着用する等、口元をマスクで覆っていない行為を含む)。
等の行為を浦和レッズサポーターが行った、ということだそうです。
なんかねぇ。ボクの知り合いにもレッズサポのご夫婦がいらっしゃるけど、まじめにルールを守ってレッズを応援しているサポーターにとっては、やりきれない思いでしょうね。一部の心ないサポーター(もはやこうは呼べない輩だけど)のために、チームに迷惑をかけるなんて、ホント情けない話です。
まぁスタジアムで気分が高揚してくると、ついつい声を出したくなったり、思わず出ちゃったりすることも、気持ち的にはわかります。特に「集団心理」っていうか、自分1人だったら絶対にしないのに、周りの雰囲気にながされて自制心がなくなることも人間にはありがちです。しかしそんな時に、自分自身や周りの人間が平常心を持って、行為にブレーキをかけることが大切ですよね。
「人の振り見てわが振り直せ」っていうか、「他山の石」っていうか、ボクらは絶対にこういうことのないようにしましょう。