一昨日のNSTの夕刻のニュースで、アルビの高知キャンプ特集第二弾を放送していました。今回取り上げられたキーパーソンは、マツケン(松原健)と大(まさる:加藤大)。特にマツケンは、同世代の尚紀とのポジション争いに焦点を当ててインタビューも構成されていました。
そりゃまぁ、これは誰でも思いますよね。アルビレックスの歴史上でも稀有な存在であった昨シーズンの尚紀は、高徳も成し遂げなかった高卒ルーキーでのスタメンをシーズン途中に成し遂げました。しかし、シーズン終盤はヤンツー監督による成岡と三門のコンバートで先発の座を失い、そしてチームは破竹の連勝街道。三門が横浜に移籍し、次シーズンの右サイドバックは尚紀でいくのか?と覚悟を決めた(いい意味でね)ところに、同世代のマツケンが大分からレンタル移籍です。こりゃぁ熾烈な右サイドバックのポジション争いですよ。しかも、ベテランと若手ではありません。同世代、しかも年代別代表同士の厳しい闘いです。
マツケンはインタビューで、「同じポジション・代表で気まずいのではないかとよく言われます」「負けたくないです」と答えていました。しかし、その表情は清々しいというか、充実感に満ちた印象を受けました。マツケンと尚紀。この若い二人が切磋琢磨して、いい刺激をしあってアルビレックスを盛り上げてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。ポジションは違うけど、昨シーズンの堅碁と岡本みたいな関係になることを期待しています。
さて、昨日は高知キャンプで練習試合が行われたようですが、結果はほろ苦いものでありました。まずは、ファジアーノ岡山ネクスト戦。ネクストというのは岡山のサテライトチームですね。このチーム、JFLに加盟しているようであります。
■試合結果
アルビレックス新潟 3
ファジアーノ岡山ネクスト 2
前半:2-0
後半:1-2
■得点者(アルビレックス新潟のみ)
前半8分 川又 堅碁
前半26分 岡本 英也
後半7分 田中 亜土夢
3得点はともかく、2失点というのがね。守備陣はまだ連係不足か?
さらに関西学院大学を相手に、よもやの敗戦です。
■試合結果
アルビレックス新潟 1
関西学院大学 2
前半:1-0
後半:0-2
■得点者(アルビレックス新潟のみ)
前半23分 加藤 大
疲れがピークのキャンプ中とはいえ、練習試合とはいえ、さらに戦術練習はまだまだこれからとはいえ、格下チーム相手に4失点というのは、なんとも不安であります。 どうかこれからの報道で、不安を払拭する明るいニュースがたくさん届くことを期待しています。