パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

フランス留学レポート

2013年07月17日 | ヒッポファミリークラブ

ボンソワー  

先日高校生の交換留学でフランスから帰国した、R君 ですが、

昨日になって、マンスリーレポートが届きました。

 

文字通り、マンスリーですから、毎月の報告なんですが、

すでに7月に帰国したものの、

送られてきたのは1月から5月分

 

せっせと、書き溜めて、帰国してヒッポの本部に提出したのかな??

 

話は大方帰国報告で聞いていましたが、

 

初めの3ヶ月はホストファミリーも気を使い、天国状態で、お客様、

それが、終わりフツーの人となり、

友達になった留学生も帰国

気がついたら友達もいず、

ホストファミリーとも話せず、話さず、だからフランス語も成長せず、

そして、年明けにテンションダウンで、体調不良と

この負のスパイラルを抜けるのは、自分自身しかおらず、

 

苦悩のあとがレポートに記されており、

こんなことでは、送り出してくれた親、

応援してくれている仲間に申し訳ない、

わかっていても、中々前に一歩でないもどかしさ。

 

くっつ、 頑張ったんだね

 

自分自身の心の深い部分と対峙した葛藤が

良く表現されています。

 

弱い自分も認めながら、それを克服するために

もがいている姿。

 

当人は大変だったと思うけど、

考えたら、日本で楽しくそれなりに高校生活を

送っていたら、自分自身を見つめる時間なんて

なかったのでは?

 

これは、一生物の素晴らしい人生経験だと思います。

 

レポートの最後、つまり5月は

ホストママを怒らせて、ホストチェンジを言い渡され

で、終わっていますが。

くっつ、その続きは本人の口から聞いてはいますが、

 

最後の9回の裏で、満塁逆転さよならホームラン的などんでん返しがあり・・・

すばらしい時間を最後に過ごせたとのことでしたが、

なんだか、ドキドキする、マンスリーレポートでした。