パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

日本語がどうやったら話せるようになるのか?

2016年08月29日 | ヒッポファミリークラブ

ターケーホー

 

受け入れのお話です。

今回我家に来てくれたのは、小学校の先生。いつも明るくて、前向きで、

でもちょっと、ドジなところもあって。。。。。

 

名前に 「淑」の字が入っていたので、「淑恵」ちゃんという名前を付けたら

とっても喜んで、

「わたーしは、 としえーーーちゃんねーー」

と皆に自分でアピール。すごく気に入ったよう

 

 

としえちゃんは毎日毎日日本語を一生懸命話して

間違えても、とにかく話したいパワー炸裂 

 

それを受け止めるのに初めは??も多かったのですが

 

たとえば、

 

道を歩いていたら

「これ、ワニ ワニ ワニ、日本 いっぱい ワニ」 

 

えっつ、ワニ? なんで?

と思いつつ 目の前を見て考え、その後 次の ワニ 発言が数回あり

それを総合すると わかりました。

 

庭 


「あーー そうです。ニワ ニワ  です」

と言いつつも 次の日も ワニ いや、ニワ と 

鰐と庭の音の違いがあまり、感じないのか ゆるい聞き取り

でも、関係性ができると、すぐにわかるようになりました。

 

そして、ある日は 茶道教室にメンバーのTミンが連れて行ってくれたのですが

帰宅して 佐藤 佐藤 と新たなる名前が登場したので、

茶道の先生かと思いきや

茶道という音が サトウ と聞こえているようで 茶道の話をするのに

サトウとなり、私達の間では結局 Tミンの事を話す時に

「あー サトウさんね」と共通でわかるようになり

最後は本人にも、「佐藤さん」と呼びかけてましたが

 

こうして 話したいパワー炸裂

道を歩けば、看板読みたいパワー炸裂

そして、これを9日間繰り返したら

4日目ぐらいから、どんどん日本語が上手くなり

帰るころには大変化を遂げて

もし、もう一週間いたら、もっとうまくなるよって話していました。

 

間違えると恥ずかしい

わからないから、話さない

ではなくて、どんどん話すことが大事なんだなって

彼女を見ていて思いました。