おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

真の基礎

2021年07月05日 | コンサート情報
先程、こちらの投稿を拝見して、この一言で、「本物の基礎を身に付ける教育を受けてこられた先生だ」と、ヨーロッパの教育の確かさを改めて感じました。

その一言とは、「ブラームスを弾くピアニストが忘れていることは、ブラームスが真の男だったということ」「まずドイツの音楽ということを理解しておかなければいけない」と。

そうお話しされているのは、ロシア人のアントン·イグブノフ先生。

何度も書いてしまって申し訳ないのですが、エリザベートで阪田さんの演奏が素晴らしいと思ったのは、そこです。

1位のピアニストの演奏も良かったのかもしれませんが、その方の味付けが親しみやすかったのかもしれません。阪田さんは真っ向勝負で、ブラームスの音楽として演奏していらした。「自分はヨーロッパの伝統の中で勉強してきた人間なので」と仰った意味を改めて考えさせられました。

日本でここまでの教育を受けることは非常に難しい。
知らない事が多すぎて、無知なまま演奏したり教えたりしていることに、恥ずかしさを感じてきています··

ユーラシア交流支援センター(ESC)

お待たせいたしま̅...

 

コメント
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