サントリーホールでラフマニノフとショスタコーヴィチを
聴いてきました。
ラフマニノフは、ピアノコンチェルトNo.3
ピアノは、阪田さん。
エリザベートコンクールのガラで弾きたかった曲と
仰っていた曲です。
若さある演奏で駆け抜けていました。
心地よい疾走感。爽快でした。
いつもながらの美しい音。
壮大さと、長いフレーズの滑らかな美しさ。
ピアノでこんなに音だけで歌えるのかと、
余計なことをしなくとも聴かせてくれるな、と
聞き惚れました。
昨日、Eテレで、実はまともに聴いていなかったブルース君の
ショパンを聴いて、
何度も引っ掛かりを感じ、どうしても私には心地よくない
という結論に達しておりました。
こういう時代なのかもしれませんが、
私には阪田さんのような音楽の方が好きなようで、
日本にいてくれて、ありがとう!という気持ちです。
今年初めて聴くようになったピアニストさんですが、
彼のお陰で、随分と今年はコンサートに足を運び
全く知らなかった曲や演奏家にも出合い、
楽しませて頂きました。
それにしても、恐ろしく忙しいピアニストさんだったのだと
知りました。
ショスタコーヴィチの交響曲No.5
生で聴いたことがなかったかもしれないと思いながら、
ショスタコはやはり真意がわからない人だな、
と思いながら聴いていました。
今年はこのコンサートで私は終了です。
あ、チラシの中に、
ドヴガンちゃんです。紀尾井ホール。