3月の発表会に参加される年中の男の子。
昨年9月の最終週からピアノを始めたので、今回は見送ってほしいと思っておりましたが、ママさんの強いご希望で参加することになりました。
正味あと3回のレッスン。
その内の1回を今日終えました。
3曲弾くのですが、最初は不思議な音の国から「電車がはしる」を弾きます。
右手を弾いたら左手を弾くことにし、実質リピートします。
2曲目はロシアの教本から「こいぬたちのワルツ」
そして3曲目がリストのハンガリー狂詩曲第2番のモチーフです。
リストは、前回2小節だけ覚えたので、今日は残りを全部やらなければ間に合いません。
今日覚えた所は手のクロスがあるところなので、混乱するかなと思っておりましたが、「カッコいいところだよ」の言葉で、「よーし!」とやる気が満ちました。
この曲は2回ずつ同じことを繰り返すのですが、今日は1回の時もあれば2回の時もある状態。
2回弾いたら和声が変わるので、1回で先に行ってしまうと和声的にへんてこりんになってしまいます。
あと2回で数えられるようにしなければ。
感心したのはリズムです。
リズムの模倣はまだよくできないのですが、この曲に関しては乗り方が上手くできています。
やはり日本人とは違うなと思いました。
ママさんはルーマニアのかたなので、ロシアの教本から曲を渡しましたら、すぐにロシア語の曲名を読んでいました。
不思議な音の国が日本語がたくさん書かれていて申し訳ないと思っておりましたので、私も少し気持ちが楽になりました。
日本式のピアノの弾き方を教えているのではなく、ヨーロッパで通用するものを教えていることが伝わっていたら良いなと思います。
ママさんのお名前、イリーナさんというのです。
不思議の教本を作った先生と同じだとご存知かどうかはわかりませんが。