おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

使えます!このテキスト

2018年12月23日 | 楽譜の話題
最近ご紹介した「Little Gems for Piano」


この2日間、大人の生徒さんに初見で弾いていただいたりお薦めしたりしてみました。

最初にご紹介した生徒さんは70代の方でした。
わりとどんな曲にもチャレンジされる方なのですが、この音世界は馴染めませんでした。
ん~、残念・・

その次の生徒さんは60代後半。
まだシンプルなコード進行の曲しか弾いていないのでわからないと言われるかもと思いましたが、予想に反してお気に召した様子。
覚えやすいのに難しく聞こえるところが良いと。確かに・・

今日は20代、30代、40代の生徒さんに弾いていただいたり聴いていただいたりしました。
3人ともお気に召した様子。

20代の生徒さんは上級者です。初見で弾いてもらいました。
Vol.2でも問題なく弾けます。
弾いてもらって気付いたのですが、この曲集は長いペダルが多いのが特徴の一つです。
するとタッチの加減が必要になるわけで、音域やリズムによって調整する必要が生じます。

ゆっくり腕を沈めて深く弾いた方が音が広がるもの、軽いタッチで音の波紋を広げた方が良いもの。
アコースティックピアノでなければできないことを経験できます。

そういう意味でも使えるテキストです。

今日この曲↓を弾いていただいた生徒さんが言ったことで「おーっ、その通りだ!」と大いに感心した話があります。


「Sweet Janie」という曲。
これを聴いてもらいましたら「子供の頃に仲の良かった友達」の曲ではないかと。
何てピッタリな!!

この生徒さん、以前にも「おーっ、きっとそれだ!」と思わせることをおっしゃったことがあります。

F.M.の聴音のテキストに「LA MAISON HEUREUSE Op.41-1」という曲があります。
La Maison Heureuse youtube
これを聴いた時に「結婚して幸せな家という意味ではないか」とおっしゃいました。

素晴らしい!

そんな発想が全くなかった私は、年のせいか・・?とちょっと悲しいものを感じました

中国の方でまだ日本語がペラペラ話せないのですが、いつも伝えようとして一生懸命にお話して下さいます。

今日はその他に転勤で中国に戻られる大人の生徒さんの最後のレッスンがありました。
日本にいたのは1年半だけでピアノは1年間習いました。
その方が今まで習った曲を全部弾いてくださいました。
どの曲も異なる音色と表情で表現されていて驚きました。
1曲1曲心を込めて弾いてくださっていました。

みんないい人です

今や日本人しかいない曜日はないほど外国の方が増えました。
でも、日本語だけでレッスンしております。
音楽って素晴らしい!
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