不思議な音の国の作曲のページで、生徒さんが作った曲を連弾にした曲集「おとのくにへ」
少しだけ改訂し、新たに印刷を発注しました。
この曲集は「不思議な音の国上巻」で音の読み方を始めた生徒さんに併用してもらっています。
目的は音を読む、腕の重さを使って弾くということもありますが、連弾曲として作ったので、アンサンブルとしての呼吸を会得してほしいことと、その音楽の世界を感じ取ってほしいということです。
習い始めは童謡に先生が伴奏を付けて弾くことがよくあると思いますが、そのようなものと異なる音楽も初歩から知ってほしいとの想いがあります。
使っていて、作って良かったと手前味噌ながら思います。
初歩でも、セカンドが単純な伴奏になっていない曲があるので、生徒さんが自分でしっかりと拍子を感じて弾かなければいけない曲や、ファーストが伴奏の役割をしている曲があります。
曲調もできるだけ変化させ、同じような曲にならないよう努めました。
今回、手直しをした曲が2曲あります。
「もりの月夜」と「おとぎのくに」です。
曲調は全く変えておりませんが、ほんの少し音を加え、以前より流れが自然になったと思います。
あと曲名を変えたものが1曲あります。
「たびびと」としていたものを作曲した生徒さんがつけたオリジナルの「どうくつ」に戻しました。
曲名がつく前に私が作った音源は「たびびと」のイメージ。本人が曲名をつけたあとに作った連弾の伴奏は「どうくつ」のイメージで作りました。
生徒たちが自宅でCDを使って練習することを想定し「たびびと」を採用したのですが、レッスンで色々な生徒さんと連弾をして、この曲名がやはり合わないと思いました。それで今回変えることにいたしました。
あとは、表紙を少し変えて曲集名を「連弾曲集 おとのくにへ ~ノンレガートから始めるレッスンのための~」にしました。
表紙の絵はこれまでと同様ですが、クマとウサギを中央にドンと持って来ました。
少しだけリニューアルした「連弾曲集 おとのくにへ」
ピアノ指導者の目線で作ったオリジナルの曲集です。レッスンのおかずのひとつに加えて頂けると嬉しいです。
表紙は子ども向けですが、初心者の大人の方にも十分に楽しんで頂けます。
おつまみくらいにはなるかも··
お時間がございましたら、こちらを覗いて頂けると嬉しいです。
連弾曲集「おとのくにへ」 | ピアノ導入|ノンレガート