アマゾンわんわん日記 2018

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ブラジル大学事情

2011年11月28日 | ブラジル雑記
さて、昨日、大学受験の話題を出しました。
ということで、先日教育省から大学の評価が発表されました。

ブラジルでは何年かに一度(ここ不確かです)?すべての大学、学部の評価が出されます。
評価の基準は、学生の学力、教授陣、大学の施設等の環境などです。
そのために、大学内で選出された学生たちは、全国統一の試験をします。

結果は5段階で評価され、「評価2」以下が大学として失格とされます。
評価1の大学は閉校、評価2の大学は教授陣の入れ替え、施設設備の充実等々の条件を出され、その条件を満たせなければ大学としての資格を失います。
まあ、閉校させられても、次の年にはまた名前を変えて開校しちゃうなんてことするんですけどね。
さすがブラジル!

で、今年の結果。
アマゾナス州内では、最高の評価が評価3.
アマゾナス連邦大学、州立大学、私立ニルトンリンス大学など数校。
11の私立大学が評価2と判定されました。
連邦大学などもね、一応合格とはいっても、評価3、合格の中では最低点ですからね。
もちろん、本当は学部別に細かく評価されています。
残念ながらそちらのほうはまだ目にしていません。

この評価は、大学を精選するばかりでなく、次年度の受験する学生の大学選びの参考にもなっています。
これを特集した雑誌などを参考にして、学生は大学を選びます。
良い学生を集めるためには、この評価をよくすることが大切なんです。

まあ、賛否はあるでしょうが、このシステム、けっこう気に行っている私です。
大学の質を保つためには必要ですよね。




コメント
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