娘の受験旅行、第一弾でございます。
行き先はブラジリア。
サンパウロ州のカンピーナス市にあるカンピーナス大学の地方試験です。
ブラジルには、「全国統一試験」の点数による受験、「高校1年生から大学独自の試験を受けて、その点数の3年間の合計で合否を決める試験」、そして普通の「大学独自の試験」という3種類の受験方法があります。
今回は最後の「大学独自の試験」です。
とはいうものの、現在高校一年生の娘、受験はできても入学資格はありません。
何年か前までは、合格さえしてしまえば入学できたそうですが、現在はきちんと高校の課程を修了していないとできないそうです。
なので、今回は娘にとって「模擬試験」のようなもの。
ブラジルの受験経験のない私や夫にとっても「模擬試験」です。
マナウスからブラジリアまでは、飛行機で2時間ちょっと。
そう遠くはないとは言っても、やっぱり遠いです。
この日娘は午前中フランス語の学校に。
「こういう日ぐらい休めよな~」と夫はぶつぶつ。
午前11時半、あらかじめ娘がまとめておいた荷物を車に積んで、セントロのフランス語の学校までお迎えに。
今回は一泊だし、娘の試験が終わったらまっすぐ空港へ向かうので、大きな荷物は持たずに、娘も私も小さなバッグ一つにしました。
セントロから空港は...めちゃ混み。
連休の初めだから?
最初は「途中でお昼ごはんでも食べていく?」なんて言っていたのですが、それが「空港のレストランで食べようか?」になり、しまいには「ハンバーガーでもかって、ラウンジで食べるよ!」に変更されました。
空港のハンバーガーショップでハンバーガーを買いこみ、出発ロビーに向かうと...
ここもめちゃ混み!
どうやらマイアミ便の搭乗時間と重なったみたい。
一度に何人かずつしか入れていない。
私たちはもうチェックインは済ませてあったので「搭乗だけよ~」と言って、中に入れてもらいました。
が、搭乗口も長い列!
マイアミ便のチェックのためらしいです。
なので、ここでもちょこちょこと前のほうに行き、「国内線なんだけど~」と言うと、「こっちこっち」と別な荷物チェックのほうに行くことができました。
こちらは列なし!
すいすい...のはずだったのに。
係の人、おもむろに娘のバッグをかき回し始めた。
なに?
何か怪しいものあった?
娘も私も初めての経験で不安いっぱい!
犯人は「コンパス」。
試験の持ち物に入ってたんだって。
しかも夫の使っていた製図用のコンパスだから、思いっきり針部分が長くてとがってる。
く~、ここに落とし穴か?!
取り上げられては、明日の試験に困る。
ブラジリアで必ず買える保証はないのだから。
仕方がないので、娘のバッグから貴重品だけを取り出し、私のバッグにつめかえ、娘のバッグを預け荷物にすることにしました。
係のおじさんの「列に並ぶことないよ、そのまま一番手近なカウンターで事情を話して、預け入れができるから。」とのありがたいお言葉。
カウンターのお姉さんに事情を話して、チャックにする鍵も持ってきていなかったので、プラスチックのジッパーで縛って預け入れ完了。
ほっと一息。
VIPラウンジに入ると受付のお姉さん「娘さん、もう来てますよ。」
娘、ハンバーガーにかぶりつきながら、コンピューターで試験会場の確認していました。
だって、試験会場の住所持って来なかったんだよ~、こいつ~。
「覚えてるから良い」ってさ。
覚え間違いだったら、どうするのよ~。
どうやら無事に確認できたみたい。
ついでに、ホテルから試験会場までの道順もチェック。
母は、熱いコーヒーを飲んで、ほっと一息。
ああ、ここまで来たら...あとはブラジリアだわ。
私にとっては20年ぶりのブラジリア。
前回はブラジルに来て2カ月、まだほとんどポルトガル語も話せないときに来たのよ。
その時は空港からガイドさんに連れて行ってもらったしね。
だいじょうぶかしら~。
飛行機は少し遅れて出発。
今回初めてマナウスの空港でバスで飛行機まで行ったわ。
ずっとブリッジ出発だったのに。
こういうのもあるんだ~って変な所に感心。
飛行機バスの中では「老人会旅行」とおぼしき御一行様と一緒に。
私は椅子に座っていたのですが、近くに老婦人が来たので席を譲ろうとしたら、やんわりと断られました。
隣にいた娘「アマゾンに旅行に来るような元気なおばあちゃんなんだから、大丈夫よ!」とぼそっと一言。
というわけで、娘との久しぶりの旅行、出発です。
たった一泊二日なのに、またまた長くなっちゃうわ。
まあ、いいか。
続きはまた明日~。
行き先はブラジリア。
サンパウロ州のカンピーナス市にあるカンピーナス大学の地方試験です。
ブラジルには、「全国統一試験」の点数による受験、「高校1年生から大学独自の試験を受けて、その点数の3年間の合計で合否を決める試験」、そして普通の「大学独自の試験」という3種類の受験方法があります。
今回は最後の「大学独自の試験」です。
とはいうものの、現在高校一年生の娘、受験はできても入学資格はありません。
何年か前までは、合格さえしてしまえば入学できたそうですが、現在はきちんと高校の課程を修了していないとできないそうです。
なので、今回は娘にとって「模擬試験」のようなもの。
ブラジルの受験経験のない私や夫にとっても「模擬試験」です。
マナウスからブラジリアまでは、飛行機で2時間ちょっと。
そう遠くはないとは言っても、やっぱり遠いです。
この日娘は午前中フランス語の学校に。
「こういう日ぐらい休めよな~」と夫はぶつぶつ。
午前11時半、あらかじめ娘がまとめておいた荷物を車に積んで、セントロのフランス語の学校までお迎えに。
今回は一泊だし、娘の試験が終わったらまっすぐ空港へ向かうので、大きな荷物は持たずに、娘も私も小さなバッグ一つにしました。
セントロから空港は...めちゃ混み。
連休の初めだから?
最初は「途中でお昼ごはんでも食べていく?」なんて言っていたのですが、それが「空港のレストランで食べようか?」になり、しまいには「ハンバーガーでもかって、ラウンジで食べるよ!」に変更されました。
空港のハンバーガーショップでハンバーガーを買いこみ、出発ロビーに向かうと...
ここもめちゃ混み!
どうやらマイアミ便の搭乗時間と重なったみたい。
一度に何人かずつしか入れていない。
私たちはもうチェックインは済ませてあったので「搭乗だけよ~」と言って、中に入れてもらいました。
が、搭乗口も長い列!
マイアミ便のチェックのためらしいです。
なので、ここでもちょこちょこと前のほうに行き、「国内線なんだけど~」と言うと、「こっちこっち」と別な荷物チェックのほうに行くことができました。
こちらは列なし!
すいすい...のはずだったのに。
係の人、おもむろに娘のバッグをかき回し始めた。
なに?
何か怪しいものあった?
娘も私も初めての経験で不安いっぱい!
犯人は「コンパス」。
試験の持ち物に入ってたんだって。
しかも夫の使っていた製図用のコンパスだから、思いっきり針部分が長くてとがってる。
く~、ここに落とし穴か?!
取り上げられては、明日の試験に困る。
ブラジリアで必ず買える保証はないのだから。
仕方がないので、娘のバッグから貴重品だけを取り出し、私のバッグにつめかえ、娘のバッグを預け荷物にすることにしました。
係のおじさんの「列に並ぶことないよ、そのまま一番手近なカウンターで事情を話して、預け入れができるから。」とのありがたいお言葉。
カウンターのお姉さんに事情を話して、チャックにする鍵も持ってきていなかったので、プラスチックのジッパーで縛って預け入れ完了。
ほっと一息。
VIPラウンジに入ると受付のお姉さん「娘さん、もう来てますよ。」
娘、ハンバーガーにかぶりつきながら、コンピューターで試験会場の確認していました。
だって、試験会場の住所持って来なかったんだよ~、こいつ~。
「覚えてるから良い」ってさ。
覚え間違いだったら、どうするのよ~。
どうやら無事に確認できたみたい。
ついでに、ホテルから試験会場までの道順もチェック。
母は、熱いコーヒーを飲んで、ほっと一息。
ああ、ここまで来たら...あとはブラジリアだわ。
私にとっては20年ぶりのブラジリア。
前回はブラジルに来て2カ月、まだほとんどポルトガル語も話せないときに来たのよ。
その時は空港からガイドさんに連れて行ってもらったしね。
だいじょうぶかしら~。
飛行機は少し遅れて出発。
今回初めてマナウスの空港でバスで飛行機まで行ったわ。
ずっとブリッジ出発だったのに。
こういうのもあるんだ~って変な所に感心。
飛行機バスの中では「老人会旅行」とおぼしき御一行様と一緒に。
私は椅子に座っていたのですが、近くに老婦人が来たので席を譲ろうとしたら、やんわりと断られました。
隣にいた娘「アマゾンに旅行に来るような元気なおばあちゃんなんだから、大丈夫よ!」とぼそっと一言。
というわけで、娘との久しぶりの旅行、出発です。
たった一泊二日なのに、またまた長くなっちゃうわ。
まあ、いいか。
続きはまた明日~。