アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

読了!!

2016年03月08日 | 読書
やっと、やっと読み終わりました。

「海賊と呼ばれた男」
百田尚樹 作



高校時代の友人お勧めの下巻、日昇丸の項は一気に読んでしまいました。
詳しいことは、これから読まれる方もあることと思いますので、秘密!!

久々に読み応えのあるお話!!

でも、でも、読後に違和感あり。
だって、みんな みんな「良い人」なんですもの。
基本的に、主人公側に立っている人に、悪い人全くなし。
みんな勤勉、勇敢、実直。

いや~、これだけの事やってる企業なんだからさ、ほら、なにかあるでしょ!

って突っ込みたくなるほど。

読み終わって巻末の「参考文献」を見て納得。
参考文献、ほとんどが、主人公の起業した会社から出版されたものばかりじゃない。
これじゃあ、悪く書いてあるはずないわね。

初読みの時はドキドキ、わくわくしながら読んじゃったけど、読み返してみたら「何じゃこの礼賛小説は??」という読後感を持ったのよ。
あながち、間違いでもなかったわね。

もう少し、時代との関わりを客観的に描写されていたら良かったのかな?
まあ、勝手な一読者の意見ですが…

すでにラジオドラマ化されていて、今後は映画も作られる(もう作られた?)とか??
確かに、映像化されたらかなりの迫力になるでしょうね。

というわけで、読んでみて損はない小説だと思いました。
本に対する感想は、百人百様ですから。

最近、ドキドキ わくわくが足りない方に、どうぞ!!



コメント (6)
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