アマゾンわんわん日記 2018

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大学内での事件

2016年03月11日 | ブラジル雑記
娘がブラジルで勉強しているブラジリア大学(UNB)内で殺人事件が起こりました。

事件が起こった日は、ちょうどサンパウロで大雨が降った日で、このニュースのおかげで全国ニュースでも大きく報道されることがなかったのね。
私たちも娘から連絡を受け、初めて知りました。

被害者は生物学科の20歳の女子学生。

10日の夕方、家族に「夕ご飯を食べてから家に帰る」と連絡をしたのち、連絡が途絶えました。
大学から彼女の家までは距離にしてせいぜい3.4km。
友達と食事をした店から家までも、5.6km。
ブラジリア市内なんて、そう遠くもないですから。

夜になっても帰ってこない娘を心配して、11日朝早々、家族は警察に捜索願を出しました。
警察は捜査を開始。
ほどなく女子学生の車は、大学の駐車場で発見されました。

警察は女子学生の友人を呼び出し、一人ひとり女子学生について尋ねました。
学生たちが、みんな口をそろえて言う男子学生。

「あいつが あやしい」

警察はその男子学生を呼び出し、事情を尋ねます・
男子学生はすぐに犯行を認めました。

犯行の動機は女子学生の気をひきたかったのに、女子学生が全く男子学生を気にかけなかったこと。
男子学生は、同じ生物学部の学生。
女子学生を実験室まで呼び出し、薬品をかがせて気を失ったところを、首を絞めたのだそうです。
遺体は、学部棟近くの荒れ地に放置したということで、すぐに発見されました。

サンパウロ大学(USP)などで問題になっている暴力事件などとは少し質が違うかもしれませんが、普段からわりと地味で問題がないと言われている大学なだけに、周囲に与える影響は大きかったようです。
コメント (7)
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