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デンマーク学生事情

2016年03月13日 | 娘のデンマーク暮らし
さて、デンマークの記事が続きますが…

昨日、寮祭のお話をしましたが、娘たちのブロック15人中留学生は3人ほど。
ほかはみんなデンマーク国内の学生です。
中にはオーフス市内に自宅のある学生もいるとか。

デンマークってそれほど大きな国でもないのに、みんな自立しているのね~。

って思ったら、デンマークでは学生に対する奨学金が充実しているのだとか。

大学生は学部生で自宅外から通学する学生は6000クローネ(約3400レアイス=約10万円)、自宅通学者はその半分が支給されます。
寮費が日本円でほぼ5万円程度ですから、十分暮らしていける額ですよね。
しかも、親の所得による影響はないのだとか。

この金額は修士、博士課程などではまた変わってきて、返却義務はありません。
物価の高いデンマークですから、これでも足りない場合は貸付制度(返却義務あり)もあるそうです。
なので、みんな、大学に進学したくなるよね~。
家を出て自立したくなるよね~。

学校も公立校はすべて無料だし(外国人留学生は授業料を払うようですが。ただし、娘は奨学生なのでブラジリア大学がすべて負担してくれています。)、公立病院もすべて無料。
でもさ、考えたらブラジルもそうじゃない?

「結局、質の問題だよね」と娘。

確かにね。

ただし、歯医者はとてつもなく高いそうです。

高級車などもとてつもない高額の税金がかかるため、走っているのをほとんど見たことがないとか。

「普通の学生にそれだけのお金をかけるんだったら、難民の救済に少し使ってもばちは当たらないのにね。」というと、
「今は政府が右寄りだから、無理だよ。」とのこと。

でも、政府としても言葉のわからない外国人に対して、無料のデンマーク語の講座などを設けて、難民としてきた人たちが自立して生活できるような援助はしているのだそうです。
ただ、お金を使うより、やり方としては正しいかもしれませんよね。

それにしても、仕送りで四苦八苦の我が家にはうらやましいお話!!

コメント
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