昨日よりも痛みは治まったものの、まだ体を動かすのがつらいペケママです。
今日は「いい加減にしろよ」的なことがいっぱいあって、心がわざわしてるしね。
さて、昨日の全国統一のボルソナーロ政権の大学予算削減に対する抗議デモ、ブラジル国内すべての州都を含む605市町村で行われたそうです。
Av.Paulistaのデモはすごかったわね。
テレビで見ただけですけどね。
昨年のトラック野郎デモなんて比じゃなかったわ。
夕方だというのに、すべての車線を閉鎖してのデモ。
周囲の道路はデモを迂回する車で 大混雑だったとか。
ここの近くに住む友人は、デモのことを忘れていて愛犬ちゃんの散歩に近くの公園に出かけたら、だれもいなくてびっくりしたって。
やっぱりこんな日は、みんな出歩かないのね。
昨日のデモには連邦大学の学生ばかりでなく、州立大学を含む公立大学、私立大学、公立私立を含む高校までの学校などの生徒・保護者など、2万5000人余りが参加したそうです。
ただ、USPなどは普通に授業があったようです。
まあ、デモに出る人は出るっていう感じだったんでしょうかね。
マナウスでもセントロでデモがありました。
教育は商品ではない!
本当にその通りです。
教育はお金をかけたからと言って、その場ですぐに結果が見えるものではありません。
手厚く教育を受けた人たちが、世の中に出てその成果が現れるまでには、何年もの月日がかかります。
場合によっては、その世代でなく 次の世代 その次の世代に成果が現れてくることも。
教育にお金をかけるということは、農業でいえばまずは土壌を作ることにお金をかけることなのです。
教育を大切にするということは、人々の公共心(モラル)を育て社会を育てていくことだということを 為政者である大統領は認識してなくてはならないことだと思います。
私たちの安全を守るのは強力な銃ではなく、人々が受けて来た教育に基づくモラルではないでしょうか。