朝、仕事で屋外に出ていました。
近くにいた人が「あっ ハチ、ハチ!」と小さく叫びました。
「大丈夫?」と尋ねた瞬間...
「痛っ!!痛っ!!」
左手中指に「激痛」と言っても言い過ぎでないような痛みが走りました。
慌てて右手で左手にとまっていた「何か」を叩き落しました。
あっという間だったので何が止まっていたのか確認できず。
まだ激痛の続く指を見てみると...
がっつり刺さっている針!!
指でつまんで引き抜くと結構太い針。
この針の持ち主は どんな「ハチ」さんだったのか?!
きっと私を刺したら死んじゃったんだろうな...
なんて感傷に浸っている場合じゃないよ!!
どんどん膨らむ私の左手。
これはまだ序盤。
ぷくっとしてきた!
腫れがどんどんひどくなるとともに、痛みもどんどん増してきました。
同僚に痛み止めをもらい飲みました。
そのおかげで痛みは我慢できるぐらいになりました。
それでもどんどんひどくなる腫れ!
腕の方を「腫れ」がどんどん這い上がってくる!
仕事が終わり帰途に着くころには、左手左腕はパンパンのテカテカ!!
「いや~輝いているね~!」
というのは同僚の悪い冗談です。
悪いことにこの日は歩いて帰宅しなくてはならない日。
ちょこっと事情がありましてね...
具合が悪かったらUBERを使ってしまえばいいのですが、どうしてもスーパーで買って帰らなくてはならないものがあるので、てくてく歩きました。
3㎞の道のりです。
そう遠いわけではないのですが、家の直前は結構急な上り坂。
スーパーでは目的の買い物の他に、思わず買い込んでしまった安売り中の猫のウエットフード、割と大量。
そんな荷物の入ったビニール袋をぶら下げて家にたどり着いたころには、手も腕もさらにパンパンに。
ただ、痛みがないのが幸い。
ブラジル人日本人、人種を問わずすべての人に「医者に行きなさい!!」と言われましたが、言うことを聞かないペケママ。
「2回目はアナフィラキシーショックが起こるからね!!」と友人たちからはお叱りを受けました。
私もこれ以上ハチさんの命を奪いたくないですから。
だから...ハチさん これ以上人を刺さないでね