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2022年07月19日 | ブラジル雑記

ブラジルで最も人流物流量のあるのが、サンパウロのガリューリョス国際空港。

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マナウスから都会サンパウロに行くと、多くの飛行機はここに到着します。

このガリューリョス空港、多くの人や物が行きかうのに混じって、また多くの麻薬等の犯罪にかかわるものも行きかいます。

テレビの番組でこうした麻薬などをどのように摘発するのかといった場面を特集したものがありました。

麻薬犬なども活躍していて なかなか興味深く見ていた私でしたが、今日のニュースにはいやいや驚きました。

なんと、麻薬の密輸に空港の契約会社がまるまる関わっていたというのです。

ペケママがブラジルに来たばかり、今から30年位前には、よく空港で知らない人から「これを預かってくれないか」と物を預けられ、その中に麻薬などが仕込まれていたなんて密輸方法がありました。

「空港で知らない人から物を預からないように」などと厳しく言われたし、飛行機に搭乗するときにも係の人から「知らない人から物を預かるようなことはありませんでしたか?」などと尋ねられるようなこともありました。

でも、今回はチェックインの係官から荷物の配送までみんな仲間だ悪友達だ、ですからね。

こりゃあ 大変だ!

密輸方法は至極簡単。

悪人1が旅行者を装った仲間から チェックイン時にコカインのぎっしりつまったスーツケースを受け取る。

荷物室に運ばれたスーツケースを悪人2が検査コースから抜き出し、直接飛行機の貨物室に載せるカートに移動させる、という具合だそうです。

周りがみんな仲間だったら怖くない?!

こうして主にヨーロッパ、リスボン・フランクフルト・アムステルダムなどの都市に運ばれていきます。

連邦警察はここ何年かこうした密輸組織の動きに注目をしていて、これまでこれらの空港で すでに900kg近い麻薬を押収しているとか。

実際に実行犯として働いていたとみられる18人中15人を逮捕、また麻薬組織の主犯人の財産を差し押さえたと発表しました。

主犯人は現在海外に逃亡?しており、国際手配をしているそうです。

現在世界中の空港のほとんどは、空港会社の委託する契約会社で運営がなされているようなものだから、本当に信頼のある会社を選ばないととんでもないことになるということですな。

Ver a imagem de origem オレは賄賂は受け付けないわん!

 

 

 

コメント
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