飛び降り禁止、禁止

ネグロ河にかかる橋が開通して２週間余り。
最初の一週間、週末は、橋を渡りたい人で、あふれていたおすです。
橋にたどり着くまで、普通だったら１０分ぐらいで行けるところが２時間かかったとか...
みんな好きねぇ。

そんな感じなので、我が家はもちろん連れて行ってもらっていません。
そんな混むところ、冗談じゃないってさ。
早く行ってみたいです。

河向こうは、昔はベラビスタ移住地と呼ばれた所があります。
日系の方が入植したところです。
今でも野菜作りが盛んなところです。
うちのお掃除おばさんは、橋を渡って野菜を買いに行きたい！って。
「バス代で高くならない？」って尋ねたら、「橋も渡れて、野菜も変えて一石二鳥。」だって。
確かに。

そんな橋で、もうこんなことをするやつが現れました。



何するの？



ジャーンプ！

これはもちろん警察の知るところとなり、すぐに、この標識が立てられました。



飛び降り禁止。

この橋の下、日常的に船が航行していますからね。
とても危険です。
みなさん、間違ってもまねしないように！

クリスマスツリー

朝、娘を学校に送っていくときに、信号で止まりました。
ここの信号は長いのよ。
府と前を見ると...



クリスマスツリー！
もうですか？
早くないですか？

いえいえ、決して早くないんですよね。
もう１１月ですから。
で、うかうかしているうちに、実はもう中旬？！
きゃー、お年賀状、どうしましょう？！

コンドミニオでも、２号室でもうツリーが飾ってあるのを発見！
２号室、この間、赤ちゃん生まれたばっかりだものね。
こういうと知って、早いのよね。
うちも、娘が生まれたばかりのころは、早かったわ。
ツリー飾るの。

それが、どんどん遅くなり、とうとう今年なんか「ツリー飾ろうよ！」って言ったら、「面倒臭いからいいよ！」だって。
まあああ！
なんてこと！

夫は夫で「あのツリー、もう葉っぱがみんな落ちちゃってるじゃない。飾るのやめようよ。」
っていうから「じゃあ、新しいの買いに行きましょう！」
って言ったら、「面倒臭いからいやだ！」だって。
そんなことじゃ、サンタさんきません！

それでは、ペケママ、一人でツリー買いに行ってこようかな？
で、うんとお高いの買ってきちゃうぞ！

って言っても、なかなかそうはできない、主婦どっぷりの私なのでした。
おっきくて、安いの買ってこよう！

それはちょっと...

日曜日、恒例の日曜ゴルフから帰ってきた夫が私に尋ねました。
「あんた、今日は何も拾ってこなかった？」

失礼ね！
私だって、犬や小鳥、拾ってきたくて拾ってきているわけじゃないわよ！

そういう夫、「ぼくはさ～、今日、あやうく人間の子ども、拾っちゃうところだったよ～。」
はい？人間の子どもって...？
赤ちゃんのことですか？
なぜに赤ちゃん？

夫の話によると、ゴルフからの帰り道、家の近くの入り組んだところを走っていると、道端を何か小さなものが歩いています。
夫は最初「犬かな？」と思ったそうです。
が！近づいてみると、赤ちゃん！
人間の！
歩き始めたばかりのような、よちよち歩きの赤ちゃん！
周りには親らしい人の姿もなし！
赤ちゃんは女の子で、服も何も身につけてあらず、路肩をよちよちあるいていたそうです。
夫は近くに車を止め、考えました。
「保護して、警察に電話をしたほうがよいのか？このままでは、車にでも轢かれたら大変だし...」
でもね、ブラジル、気軽に子どもを「保護」すると、「誘拐罪」で逆に告訴されかねないんです。
それでなくても、子どもの失踪事件が多く、問題になていますから。

夫、しばし迷っていました。
このままここに置いておいたら、事故に会うかもしれない、野犬に襲われるかもしれない。
と、女の子のいたほうを見ると、女のこの姿は消えたそうです。
親が連れに来たのならよいのですが。
それにしても、そんな赤ちゃんを一人で置いておく親って言うのも、信じられないのですが...
それとも、本当に一人だったの？

そんなわけで、今週はあやうく「人間の子ども」まで保護してしまいそうになった、ペケママ家でした。
場合によったら、「保護」しなくてはならない場合もありますが、車でこういう場面に通りかかった場合、やっぱり自分でできるかって言われたら、難しいと思います。

いや～、やっぱり安心して「保護」できるのは、わんこにゃんこまでです。

すー、ぴー

食後、夫とテレビを見ていると、どこからともなく聞こえてくる、寝息。
ぴーすー、ぴーすー。

はて？夫が眠ってしまったの？
夫のほうをみてみますが、夫は目をぱっちり開いて、テレビを見ています。

寝息の主は、この方。黒犬かりんさん。



一度眠ったら、蹴飛ばしても起きないんですよね。
すごい根性。
眠った姿は、「死体犬」と呼ばれています。



下あごの毛もすっかり白くなって、哀愁の漂う、かりんの寝姿でございます。

まっくらけ

夕食後、テレビを見ていたら、突然
「ぱっ！」
電気が切れました。



怪しい場所じゃありません。

あらあら？
雨が降っていたわけでもない、雷が鳴っていたわけでもないのに。
こういう停電は、長くかかります。
変電所の事故とか、変圧器の故障とかが原因のことが多いから。

昨夜も、待てど暮らせど電気は戻らず。
瞬間的に「ぱっ」とつくこともあって、帰って電気製品が心配。

娘は「勉強することもできないから～」と言ってさっさと寝てしまいました。
夫も、「僕もねよ～」と自室に引き上げ。
でも、暑さに耐えきれず、窓を開いてベランダで夕涼み。
ご近所さんたちも、それぞれ、外に出て夕涼みしているみたい。

でも、この夜の暑さは半端じゃなかった。
私も窓を開いて、風が通るようにして眠ろうとしましたが、だめ。
熱風が吹いてきます。
窓を閉めても厚、開いても暑い、なんとかして～。



家の前も真っ暗



家の後ろの森も真っ暗。

それでも、うとうとっとしかかった、夜１０時半、「ぱっ」と電気がつきました。
電灯の明るさも安定しているし、こんどは大丈夫そう？
すぐに、家じゅうの電気製品の電源を入れて歩き、娘の部屋と夫の部屋のエアコンを入れます。
そんなこんなして、部屋に戻ってみると...
わんこたちはそのままの姿勢で熟睡している。
良く眠れるわね～、この暑いのに。
自室のエアコンも入れて、ほっと一息。
おやすみなさい～。
あああ、電気のなかった頃って、さぞ暑かったんでしょうね～。

なんだ、あれ？

娘を迎えに行った帰り道、渋滞の道路で奇怪なものを発見！

車の窓から手が６本！
何してるの？！

思わず後部座席で眠っていた娘を起こしました。
「何あれ？」
「もっと近くに寄ってよ。」
娘、すかさずカメラをセット。
気配を感じたのか、車の手は、4本から2本に減ってしまいました。



で、何をしてるかって？
箱を運んでるのよ、箱、車の屋根に乗せてね。
アイスボックスだわ、これ。
だとしたら、発泡スチロール！
飛ばないの～？
ねえ、風圧で飛ばない？

聞きたいことは山ほどよ。
何とか近くによって、どんな人が運んでいるのか見たかったけど、残念ながら、振り切られてしまったわ！

でも、その後、２Kmほど行ったところの交差点で、また追いつきました。
かなり疲れてきたのか、箱は車の横にずり落ちていました。
でも、まだ、懸命に支えていたわよ！
思わず、がんばれ～。

声援が聞こえたのか、その後、車の反対側の窓からは、あおいタオルがひらひら～っと振られました。

って、いったいなんだったんだ？あれ？

ちくちく

先日リオに行ったときに、夫のズボンを２本買ってきました。

日本だと買ったお店で裾上げをしてくれるところが多いと思います。
お店にミシンがあって、ちょちょいとね。
ブラジルではお店それぞれ。
たいてい「裾上げはしません」か、してくれるにしても外注に出すので、１週間ぐらいかかってしまうケースも。
街中には、簡単に裾上げしてくれるお店がたくさんあります。
が、そこに行くまでが面倒、な我が家、ズボンもスカートも裾上げはすべて私のお仕事。
あ～、よっぽど面倒。

今回も、２本とも裾上げ依頼がきました。
まあ、当然と言えば当然ですが。

裁縫箱をごそごそ明後日いるときに、世にも便利なものを発見！
「裾上げテープ」！
文明の利器だわ！
さっそく、アイロンでシュワ―！
一気に裾上げ完了。
ふふふん、こんなものよ！
でも、すぐにはがれてしまいそうに思えるのは、私の心配症のため？

さて、その後洗濯一回クリア。
よしよし、良い調子。
２回目...
見事にみんなはがれていました。
裾上げテープ。
やっぱり、かなり前のものだったせいでしょうか。
多分そうよね。
そうと思いたい。
かなり昔に買ってきたものだものね。
でもでも、たった２回でダウンですか？！

仕方がないので、残っていた部分もびりびりっとはがして、ちくちく縫いなおしました。
ちぇええっ。

今年は娘、制服のスカートを２枚身長。
それもまた裾上げの恐怖が待っているのね。
ううう。
まあ、目の調子を見ながら、のんびりゆっくりやります。

雨が続きます

先月から、まめに嵐がきます。
初めにざわざわと風が吹いてきてから、ぽつぽつ、大粒の雨。
おまけに、ムシムシ、べたべた。
洗濯物が乾きません。
普段の年だと、雨季に入るのは１１月半ば以降なのですが、今年はほぼ１カ月早いです。
おかげで、ネグロ河、今年は記録的な渇水だろうと言われていたのに、もう水が増えてきてるって。
まあ、渇水になるよりは、みずはたっぷりあったほうがいい？

タイみたいになるのも、ありすぎですけどね。
タイの水害すごいですね。
マナウスは工業団地があって、日本企業が多く進出しています。
同じような形態の工業団地があって、同じような企業がタイにも進出しているので、タイの水害は「対岸の火事」ではないみたいです。
夫の勤める会社のタイ工場も、被害にあっているとか。
それ以上に、一般の人たちの生活への影響も心配です。
でも、「水が徐々に押し寄せてくる」っていうことが、こんなに恐ろしいことだとは思いませんでした。
マナウスも一昨年は未曽有の増水で、街の中までネグロ側の川の水があふれてきていたので、他人事ではないんです。

さて、工業団地と言えば、８年間ＺＦＭ（マナウス自由貿易区）の長官を務めてきたフラービア・グロッソさんが、横領の罪で更迭されました。
一か月前ぐらいのニュースなんですけどね。
彼女の自宅からは、ドルの現金や宝石が山ほど見つかったとか。
まだ、お若くて、きれいな人だったのにね。
若くないか？
夫が面識があるので、一度紹介してもらったことがありました。
たしか、国際見本市だったかな？
きれいな人だったという印象が残っているのですが。

今回の事件は、へえーて言う感じ。
いろんなことがありますな～。

今日の拾いもの

昨夜は近所のフェスタやの騒音で眠れなかった！
朝の５時まで延々よ。
４時起きする私はどうしたらいいの？！
警察に電話してやろうかと思ったわ！

さてさて、今日はブラジルは休日です。
「フィナードス」、お盆です。
昨日１１月１日が「諸聖人の日」ということで、１１世紀から、その次の日は、故人をしのぶ人とされたそうです。
マナウスでも、この週末から、墓地の周りは、墓参り渋滞が起きています。
本当、みんな一斉に墓参りって言う感じです。

さて、そんな休日の朝、いつものように夫をゴルフへ送り出し、私はウオーキング。
朝のウオーキングはとっても危険。
いえいえ、治安がとか、そう言うのじゃなくて、動物がいっぱい道路に落ちてるから。

今日の拾いもの。



小鳥さんです。
青みがかかった羽がぴかぴかして、きれい。

行きの時は、気がつかなかったの。
道路に蝶々でもとまってるのかな？黒い紙かな？ってな感じ。
帰りは上り坂になるところなので、よく様子が見えた。
死んでいるのかなと思って、「もしもし」って声をかけたら、生きてた。
羽も折れていなさそうだし、足も折れていなさそうだし。
でも、家に帰ってきて、ケージ（とりあえず、使っていないハムケージを利用）に入れて明るいところにつるしたら、左目をけがしてた。
多分見えなくなるぐらいのけが。
血が出てた。
洗おうかと思ったけど、小さすぎて、どうしようもないよ。
仕方がない。
ケージに入れて、レタス、ささみを小さく切ったもの、猫エサを小さく砕いたもの、お米なんかを入れてみました。
お水もね。
まあ、おなかすいてたら、なにか食べるでしょう。
もう少し元気になったら、もといたところの草むらに放してこよう。
我が家では、にゃんことの緊張状態だものね。
片目では野生で生きていけないかなあ。
考え中のペケママです。

お隣のわんこたち

ようやくお隣さんのわんにゃん兄弟のお姿をゲット！

まずは、一番最初に到着した、「シャム姉さん」。
勝手に名前を付けました。
お隣さんが「雑種よ」と言っていたのだから、雑種なのでしょう。
このあたり、たくさんこれ系の野良ネコがいます。
わんこ達を避けて、お隣の庭にしつえられた、石の大きなテーブルの上に、にゃんベット（？）とごはん、トイレなどが置いてあります。



こいつはおっきなおっきなラブラドール？
と思ったけど、やっぱり雑種みたいです。
おなかが下につくぐらいデブ。
フレンドリーなお顔です。
おっきいくせに「鳴き虫」、いや「吠え虫」？
この子のお名前は「ドゥーダ」ちゃん、です。
これは飼い主さんが呼んでいるので、本当！





そしてそして、ちび２匹組！
ちびはげピンシェル？と毛むくじゃらヨークシャーテリア？
どっちも、これも、雑種みたい。
ヨークシャーもどきには「もどき」ちゃんって名前を付けました。
こいつが、いやまあ、良く吠える！
うるさい！
「ちびはげ」ちゃんは、顔がかわいい！
この２匹は仲良しでいつも一緒。



この写真を夫と娘に見せると、「大人なんだから、小さい子を脅すのはやめなさいよ」といさめられました。
ちぇっ！

でも、みんなかわいいんです～