第3稿続き
誕生日パーティの前バージョンとの違い
主な物は以下の通りです。
こんな記述もありました。
ビンゴはとても注意深く彼の宝,本,絵,おもちゃを捨てた。これらの多くはMarmaduke Brandybuck(メリーの前身)へ行った。
そして第3稿の最後はこのように書かれています。
(パーティで姿を消した後)ビンゴは袋小路屋敷で自分のジョークを楽しんでいました。こういうおバカな性質はトゥック家から受け継いだもの,そして彼は自分の誕生日パーティに全財産はたいてしまいました。こういう性質(気前よさって言うのでしょうか)はブランディバック家から来たもの。結局彼に残ったのは,チョッキのボタンと,銀の小銭入れと,指輪だけでした。
そして彼は,その夜,袋小路屋敷の鍵を置いて出て行きます。
ほほう,トゥック家の向こう見ずさとブランディバック家の思いっきりのよさがビンゴに受け継がれたんですね。正式版では,よくわからなかったけど,それで,結果的に,トゥック家のピピンとブランディバック家のメリーが,フロドにお供する事になったんですね。
ふと気が付いたのですが,この時点では文章はまだホビットの冒険と同様,一人称になっています。正式版は,執筆はフロドなのでしょうが,主にホビット達が代わる代わる語ったような作りになっています。
それにしても,一体いつ,誕生日パーティはビルボのパーティに戻り,ビルボの息子ビンゴはビルボのおいフロドになるのか。。。。
第4稿
前回まで,
When Bilbo, son of Bungo ...
When Bingo, son of Bilbo ...
だった書き出しが,
When Bingo Bolger-Baggins of the well-known Baggins family ...
という書き出しに代わります。
ビンゴという名前はまだ健在なようです。しかし,Bingo Bolger-Bagginsとは?
ビルボは99才の時,27才の甥ビンゴ・ボルジャーを養子にし,ビンゴ・ボルジャー・バギンス(Bingo Bolger-Baggins)と名前を変えさせます。
ビンゴ・ボルジャーはプリムラ・ブランディバックとロロ・ボルジャー(Rollo Bolger)の息子でした。父はとても地味(unimportant)な人。プリムラ・ブランディバックは,ミラベラ・トゥック(トゥック翁の美人(remarkable)三人娘の1人)の娘でした。
ビンゴの両親に何があったのかは,正確には伝えられてなく,ロロ・ボルジャーは食べ過ぎで若くして死んだとか,または太り過ぎでボートが沈んだと言われてます。(この名残がおでぶちゃんFatty Bolgerになって残っているんですね)
‥またwisdom-teethのカット話が出てきます。(笑)
今度はかなり正式版に近づいたようです。文章も,また一段と読みやすくなってきました。ただ,まだお誕生日パーティはビンゴのだし,気が付くと,第2稿に登場したはずの,ガンダルフがいないですね。
誕生日パーティの前バージョンとの違い
主な物は以下の通りです。
- 谷間の国から来た贈り物についているマークは,王様のイニシャル"B"からDaleの"D"に変わった。
- ホビット達の名字が整理され,招待されたホビット達の中に,Bolgersが登場。
- ビンゴ(いずれはビルボのセリフになるんだけど)誕生日での挨拶が,"I am leaving after dinner."が"I am leaving now."へ変更
こんな記述もありました。
ビンゴはとても注意深く彼の宝,本,絵,おもちゃを捨てた。これらの多くはMarmaduke Brandybuck(メリーの前身)へ行った。
そして第3稿の最後はこのように書かれています。
(パーティで姿を消した後)ビンゴは袋小路屋敷で自分のジョークを楽しんでいました。こういうおバカな性質はトゥック家から受け継いだもの,そして彼は自分の誕生日パーティに全財産はたいてしまいました。こういう性質(気前よさって言うのでしょうか)はブランディバック家から来たもの。結局彼に残ったのは,チョッキのボタンと,銀の小銭入れと,指輪だけでした。
そして彼は,その夜,袋小路屋敷の鍵を置いて出て行きます。
ほほう,トゥック家の向こう見ずさとブランディバック家の思いっきりのよさがビンゴに受け継がれたんですね。正式版では,よくわからなかったけど,それで,結果的に,トゥック家のピピンとブランディバック家のメリーが,フロドにお供する事になったんですね。
ふと気が付いたのですが,この時点では文章はまだホビットの冒険と同様,一人称になっています。正式版は,執筆はフロドなのでしょうが,主にホビット達が代わる代わる語ったような作りになっています。
それにしても,一体いつ,誕生日パーティはビルボのパーティに戻り,ビルボの息子ビンゴはビルボのおいフロドになるのか。。。。
第4稿
前回まで,
When Bilbo, son of Bungo ...
When Bingo, son of Bilbo ...
だった書き出しが,
When Bingo Bolger-Baggins of the well-known Baggins family ...
という書き出しに代わります。
ビンゴという名前はまだ健在なようです。しかし,Bingo Bolger-Bagginsとは?
ビルボは99才の時,27才の甥ビンゴ・ボルジャーを養子にし,ビンゴ・ボルジャー・バギンス(Bingo Bolger-Baggins)と名前を変えさせます。
ビンゴ・ボルジャーはプリムラ・ブランディバックとロロ・ボルジャー(Rollo Bolger)の息子でした。父はとても地味(unimportant)な人。プリムラ・ブランディバックは,ミラベラ・トゥック(トゥック翁の美人(remarkable)三人娘の1人)の娘でした。
ビンゴの両親に何があったのかは,正確には伝えられてなく,ロロ・ボルジャーは食べ過ぎで若くして死んだとか,または太り過ぎでボートが沈んだと言われてます。(この名残がおでぶちゃんFatty Bolgerになって残っているんですね)
‥またwisdom-teethのカット話が出てきます。(笑)
今度はかなり正式版に近づいたようです。文章も,また一段と読みやすくなってきました。ただ,まだお誕生日パーティはビンゴのだし,気が付くと,第2稿に登場したはずの,ガンダルフがいないですね。