ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

GOF CD : 37: The Beginning

2004-11-19 22:29:20 | ハリポタ4巻
***5巻既読前提です。***
HarryはDiggory夫妻とCedricについてお話します。賞金を渡そうとしますが,彼らは受け取りません。Cedricのお母さんはいい人っぽいです。

他の生徒達はRita Skeeterの記事のせいでHarryを色モノ扱いです。そう言えば,第3タスクの夜について,彼等には一体どういう情報が伝わっていたのでしょうか? Harryはとりあえず無視する事にしましたが,この誤解は次の年まで彼を煩わせる事になりますね。
Snape先生は謎の出張から帰ってくると,もうすっかりいつもの心地悪い(笑)先生に戻っていました。
HagridはDumbledore先生の頼みで,夏休みにどこかに旅行に行くようです。彼は今ではMadame Maximeの事をOlympeと呼んでいます。♪

終業式の日,Great Hallは黒い布で飾られていました。ここでDumbledore先生は,CedricがVoldemortに殺されたと発表します。そしてこれからはお互いに力を合わせて協力する事が大事と言います。

FleurとKrumがHarryの所へお別れの挨拶に来ます。Fleurは英語をマスターする為にこちらで就職するそうな。(ははは,Billだな~)そしてKrumはHermioneとちょっとプライベートな会話をした後,Harryに,Cedricに感謝していたと一言。彼はKarkaroff氏が校長で,自分達が闇の魔法使いと思われる事をよく思ってなかったようです。
「サイン下さい」と言うRonがなんともかわいいです。

Hogwarts特急で帰宅の日,HarryはPrivet Driveの暑さを思い出します。そういえば,この年はHarryがDivinationの授業で倒れた頃から既に暑かったです。次の巻の冒頭も暑いです。次の1年はHarryにとって大変ホットな1年です。いつも最後の章には,次の巻で何が起きるかのヒントが示されています。今度5巻の最後の章をよく読んでみよう。

帰路,Hermioneはあるとんでもない事を暴露します。
それはRita Skeeterの行方,でした。何と彼女は,Harryを驚かせたあの音を出した時,彼女を捕まえたのでした。
Rita Skeeterは,未登録Animagusで,カブト虫に変身する事ができたのでした。その姿で,Hagridの「告白」もKrumの「お誘い」もHarryの「卒倒」も自分で「目撃」して,「いつの間にか」Slytherinの生徒にインタビューして,記事を面白おかしくでっちあげたのです。
Hermioneは,彼女が未登録なAnimagusという弱味を掴んで,一種の"blackmail"をするんですね。

"blackmail"と言えば,Fred & Georgeです。邪魔をしにきたMalfoy一味を片付けた後,彼らはせっかくW-cupで賭けに勝ったのに,お金を払わなかったBagman氏を,この1年恐喝してきた事を白状します。(Bagman氏も第3タスクの日に逃げました)

電車を降りる時,HarryはFred & Georgeを呼び止め,無理矢理Triwizard Cupの賞金を押し付けます。彼らはとてもためらいながらも感謝して受け取ります。

今この章と1つ前の章をチェックしてみると,HarryはVoldemort復活の日に受けた様々なショックを十分吐き出しきれてなかったようだ,という事がわかりますね。中途半端に心にしまったまんま次の年に突入してしまったわけで,あの怒りっぽさもなんとなくわかるような気がしてきました。

それにしても,RitaがHagridの告白をこっそり聴いていた日なんて,随分遠い昔のような気がします。ホントに長い巻でした。1~3巻を合わせた分と4巻1冊の長さがほぼ同じ位に感じます。(それは気のせいではなくて,ホントにそうかも)
5巻もまた長いんですよね。(汗)


HoME6 : I. A Long-Expected Party (7)

2004-11-19 22:11:06 | Tolkien・HoME
今まで書くのを忘れていましたが,この時点では,トールキンさんは,新しい物語をまだ「指輪物語(The Lord of the Rings)」ではなく,「続ホビットの冒険(The sequel to The Hobbit」として書いていたのでした。

指輪については,当時(1938年2月)はまだ正式版ほどは危険なものではなかったようです。
The Ring: whence its origin. Necromancer? Not very dangerous, when used for good purpose.

ただし,
But it exacts its penalty. You must either lose it, or yourself.

無くしてはいけないものだったようです。また,
Ring must eventually go back to Make, or draw you towards it. Rather a dirty yrick handing it on?

指輪が自分の「意志」を持って,作った人の所へ帰りたがる,という設定も,最初からあったんですね。

古森については,Willowman(柳じじい=Old Man Willowの前身)に捕まって,トム・ボンバディルが出て来て,塚人(Barrow-Wights)が来るという,既に正式版の基本的なアイデアはできていたようです。

フロドという名前は,主人公になる前は,ビルボと一緒にエルロンドの所へ向かうトゥック家のホビットだったり,ブランディバック家のホビット(実はメリーの前身のMarmadukeのそのまた前身だったそうな)になったり。

これは私見ですが,最初からトールキンさんは「フロド」という名前のキャラクタに,何か重要な役割をさせようと思っていた(あるいはそんな予感がしていた)ような気がしますね。なにせ,ビルボの物語を1番信じた子ですし。

さて,いろいろアイデアを模索していたトールキンさんの「続ホビットの冒険」は,ここである転機を迎えます。
彼はStanley Unwinさんに宛てた手紙の中で,
But stories tend to get out of hand, and this has taken an unpremeditated turn.

何やら物語が勝手に暴走し始め,話が思わぬ方向へ向かっていたというような意味の事が書かれています。一体何が起きたのでしょうか? 続きは2章で。

最近気になる,ホビットの冒険

2004-11-19 00:41:00 | Tolkien・Hobbit
最近はめったにTORNに行かないのですが,久しぶりに覗いたら,Insta-Pollのコーナーで,
"Who should play Bilbo Baggins if a Hobbit movie ever gets made?"
という質問をやっていて,今日の所は,1位はダントツでイアン・ホルム(54.7% ),2位は,誰か新しい人(37%),3位はずーーっと少なくイライジャ・ウッド(3.6%)‥‥というような結果でした。

いろいろゴタゴタがあって,実現はなかなか難しそうですが,早く映画化されるといいですね!
ふと思ったのですが,ビルボ役ももちろん気になるのですが,よく考えてみると,世の中ジョン・リス・ディヴィスさんのような,長い鬚の似合う俳優さんって,そんなにたくさん想像できないのですが,どうやって13人+1(ダイン)のドワーフ役の俳優を集めるのでしょう? 特に,トーリン,バーリン,フィリ,キリ,鉄の足ダイン様は誰がやるのか気になりますね。(今ふと頭に浮かんだのですが,メリピピ→フィリキリってのはないでしょうかね? そうなるとドゥーリン一族もかわいいですが(^^)でもあの2人の長い鬚はやっぱ想像できないなあ~)
それで,ジョン・リス・ディヴィスさんが(出るとすれば)誰をやるのか,も気になりますよね。(私としては,バーリン希望。)

不良エルフ(?(笑))スランドゥイルを誰がやるかというのも気になります。

この頃HoMEを読んでると,最初の頃の草稿はホントにホビットの冒険の続きのノリで書かれていて,最近,にわかに,ホビットの冒険が懐かしくなってきました。でも,さすがに3つも4つも読む本があって,もうこれ以上本は読めない(笑)ので,ハリポタ4巻とハリポタ5巻の間にCDを聴こうかなと思っている所です。

Run!Run!Run!