ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

恐竜本

2005-05-21 10:58:39 | 読書
あまりの重さに1度リンクを諦めたブクログですが,どうやら軽くなって使いやすくなってましたので,リンク復活しました。
先日のウィルスバスター事件(こちらにレポート)の残件整理していたら,無事設定情報を見つけましたので,いろいろ更新してみました。

で,今まで気が付かなかった機能(紹介リンクが作成できる)も見つけたので使ってみる事にします。


Mary Pope Osborne, Will Osborne, Sal Murdocca / Random House Childrens Books(2000/07/25)
Amazonランキング:52,171位
Amazonおすすめ度:




この本は,私が英語の勉強を始めた時期に買ったんですよ。ちょうどその頃,NHK教育テレビで,夜中に「Dinosaur」という,恐竜家族のドタバタコメディードラマをやっていて,これがとてつもなく面白かっんですね。で,英語で恐竜の名前やその他もろもろの事を何て言うか書いてある,簡単な本を探していて,またその頃覚えたてのAmazonで,一生懸命検索して,アメリカアマゾンのレビューまで見て,これが1番お手ごろで,英語初心者向きだな~と思い,買ってみました。

で,期待通り,情報量も適切(ちょうど知りたかった事だけ書いてあった),英文は子供向きで易しく,かと言って,易しすぎず,英語初心者や英語を勉強してない人にとっては,ちょうど読み応えのあるレベルでとてもよいなあと思ったもんです。


アメリカAmazonnの方では中身も確認できますので,ご参考にどーぞ!


OOP CD : Chapter 33: Fight and Flight

2005-05-21 01:09:00 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
この章は短くて,英会話の先生が予習する前に朗読してしまった為,実はいまだに単語などを調べた事がないんですよ。(汗) という事で,初めて読んだ時に1度目を通したっきり。しかも終盤の大きな2つの盛り上がりの間の章の為,その時は慌てて読み飛ばした為,内容をちゃんと把握したのは,実は今回が初めてです。

いや実は,この章の後半でハリー,ハーマイオニーがロン達と再会した時の状況が,今までちゃんとわかってなかったんですよ。(汗)

‥さて,ハーマイオニーは,ハリーと蛙をリードして,試験明けの夕食前の喧騒の中を通り抜け,ハグリッドの小屋の方向にやってきます。以下,皆の話し声は,翻訳版のイメージとは一致しないと思いますが,私の想像していたイメージで‥‥。
蛙婆:武器を持っていたのはハグリッドですの?
ハー:もちろん違いますっ!
蛙婆:そうですわね。あの雑種の奇形児がそんなもの持っているはずありませんわよねえ
ハリー,蛙をシメたい衝動を抑えます。

Harmioneは,禁じられた森の中に入っていきますが,蛙はやや不安気な表情。
ここでハリーは,あれれ~?な事に気が付きます。彼女が向かっているのは,Grawpの方向ではありません。恐ろしい大蜘蛛アラゴグの住処の方角です。‥しかし,それは彼女がバジリスクによって"petrified"していた時の話。彼女は知らないはず。

そこへ,突然,50,頭?(ケンタウロスを数える単位って何なんでしょう?),ほどのケンタウロスが,矢を構えて現れます。ハーマイオニー,してやったり,の顔。(ハリー,気が気じゃなかっただろうな‥)

蛙は,あろうことか,ケンタウロス達を,え~と,何て言ってたっけ? 半人半馬?(いや,英語的にはHarf-bloodですが) 魔法省がここに住ませてやってるんだ? 制御不能? とどめは,「Incarcerous」蛇のようなロープを出す呪文。これにすっかり興奮のベインと仲間達,蛙を担いでどっかへ行ってしまいます。

しかし,蛙が運び去られても,ハリーとハーマイオニーの危機は残っていました。丸腰の彼らに弓矢を構えて迫ってくるケンタウロス。

実は私,フィレンツェとロナンを除くケンタウロス嫌いなんですよね。この章を読んで。蛙が~!と大喜びした人が多いんですが,私は,強い女だと思っていた蛙が,急に,コンプレックスで一杯の小さな女の子に見えてきまして‥‥。代わりに,丸腰のハリーとハーマイオニーに武器を構えて迫る彼らは,許せませんでしたがね~。

だからGrawpの登場は嬉しかったですよ。Grawp,ハーミーを覚えていたんですね! Grawp,カタコトですが英語,話せます。Hagger,ですか。何故,ハーミーでなければならなかったのか,わかりました。(汗)

隙を見て辛くも逃れたハリーとハーマイオニー,しかし相変わらず丸腰のまま。ハリーは,シリウスを助けるチャンスがなくなってきたと,どえらく不機嫌。しかし,一体どうやって魔法省に行くのか,‥「僕らもそれ考えていたんだ」 ???

驚いて周りを見回す2人,なんとそこには,ロン,ジニー,ネビルにルナ。ロンはハリーとハーマイオニーに杖を返しながら,スリザリンの連中をやっつけた事を嬉しそうに話します。
それで,どうやって魔法省に行くのか? ジニーは箒があると言うけれど,ロンは置いて行くと言う,しかしジニーは自分だってシリウスが心配,と譲りません。ハーマイオニーは置いてきぼりはイヤと言う,1人で行こうと思っていたハリー,はっきり記述されてはいませんが,驚いた事でしょう。

するとルナが2頭のセストラルを発見。どうやらこの騒ぎを聞きつけてやってきたようです。セストラルは,ダンブルドア先生も使う「乗り物」。しかしまだ誰が行く行かないでもめてます。ネビルも抵抗。皆DAやったじゃん。2人で行く,3人,4人,‥と騒いでいると,ルナ「6人」

やがてセストラルが6~7頭集まってきました。頭数は十分足りてます。(笑)

<ここから本編外>この頃,スネイプ先生は城で,シリウスは無事,の朗報を持って待っていたはず。もしハリーが城に戻っていたら,彼はどういう風にハリーに伝えたんでしょうねえ? ああその版も観たかったなあ~(ため息)<本編外終わり>


Odyssey読書 : 14 In Eumaeus' Hut (3)

2005-05-21 00:22:49 | BookClub
<Odysseusの作り話続き>
‥しかし,彼らは突然私を襲い,奴隷にしました。私は服を脱がされボロを着せられました。彼らはIthacaに着くと私をベンチの下に縛り付けて上陸しました。しかし,神がこれをほどいてくれました。私は海に入り,上陸して逃げてきました。。。
<Odysseusの作り話終わり>

Eumaeusは,聞き終わると,「Odysseusじいさん」に,たいそう同情しましたが,それでも彼のOdysseusに関する話は信じられない,と,言います。随分前にも,OdysseusはCreteの王様と一緒にいるのを見た,ほどなく帰ってくるだろう,と言った人がいたけれど,私を喜ばせないでくれ,と,言いました。

食事の時間となり,Eumaeusの召使い達が帰ってくると,1番おいしそうな豚たちを選び,5歳の豚を生贄に捧げ,皆でお食事を頂きました。宴もたけなわになると,「Odysseusじいさん」は,ワインの勢いで‥,と演説を始めます。

<Odysseusの作り話始まり>
私は,Troyを包囲していたある頃,そんなに寒くなるとは思わず,マントを持たずにある戦列に参加しました。しかし夜はとても寒くて死にそうでした。夜中に,近くにいたOdysseusに「この寒さでは死んでしまいます。神が罠をかけ,私をここに遣わしたのです。」と,言うと,彼は,「静かに!」と言い,突然皆に向かって「皆起きよ! 今,夢を見た。船から遠く離れ過ぎた。誰かAgamemnonの所へ遣いに行き,軍を差し向けてくれるよう,伝えておくれ!」
すると,Thoasという男が立ち上がり,マントを脱いで船に向かって走り出しました。そして私は朝まで,そのマントで心地よく眠る事ができたのです。
<Odysseusの作り話終わり>

「Odysseusじいさん」は,「その頃の若さがあったらいいのに」と言って話を終えました。

ホントの話なんだろか?!


トレローニーの予言

2005-05-20 00:46:19 | ハリポタ5巻
クライマックス突入記念,ちょっと気が早いですが,あの予言の話です。

***5巻既読前提です。***
ネタバレとは別に,推測でモノを言っているので,要注意です。あまり信用しないように。(笑)

問題のトレローニー先生の予言,
The one with the power to vanquish the Dark Lord approaches ... born to those who have thrice defied him, born as the seventh month dies ... and the Dark lord will mark him as his equal, but he will have power the Dark Lord knows not ... and either must die at the hand of the other for neither can live while the other survives ... the one with the power to vanquish the Dark Lord will be born as the seventh month dies ...
ですが,私はこれを読んで,指輪物語の追補編に載っている,最後の王様の予言というのを思い出しました。

最後の王様の予言,というのは,ROTKに出てくる,死者の道の予言をしたのと同じ人が,当時仕えていた王様に,彼の息子の運命について語ったものです。簡単に言えば,「あなたの息子はこの国の最後の王となるでしょう。もしもう1つの王国が希望がなさそうな方を選ぶなら,あなたの息子が王となり,名前を変えるでしょう。さもなくば,戦いと悲劇は繰り返されるでしょう」と,いうような意味です。

成長した息子さんは,もう1つの国の王様の跡取りがいないのを見て,じゃあ王になってやろーか?と真正面から言いますが,当時の執政に断られます。そして彼はその後,悪い人に海に追われて溺死。王国は滅びてしまいます。しか~し,予言はここで終わってませんでした。約1000年後,彼の子孫のアラゴルンという人が,もう1つの国に,再度王権をチャレンジ,今度は彼の事を知らないはずの執政にめでたく認められ,アラゴルンは名前を変え,平和が戻ってきたのでした~。パチパチ。‥が,指輪物語,のバックで進んでいたお話でしたね。

で,何が言いたかったか(汗;)と言うと,この予言,実は1人の事を言っているのではなかったんですね。言葉巧みに,異なる時代の2人の人の出会う,異なる出来事を当てているのでした。

トレローニー先生の予言に戻ります。これも何だが,複数の事を言っているような気がしてならなかったんですよ。

実は私は,最初この予言は,将来(6巻以降)に起きるとばかり思い込んでいました。しかし,実は既に1度,「the Dark Lord knows not」な力が発揮され「either must die」な出来事は起きてますよ! ね。

ハリーのお母さんの事ですよ。

実は彼女が最初の「The one with the power to vanquish the Dark Lord」だったのではないでしょうか? だからお母さんはその力と命を引き換え,ヴォルデモートは4巻で,必死に自分を窮地に追い込んだその力を持とうとしたのではないでしょうか?

トレローニー先生,最後にもう1回「The one ...」て言ってますよね。今度は「will be born」。だから2人目の「The one ...」がハリーなんですよ。最初,何故2回言っているのか不思議でしたが,時を変えて同じような事が2回起きると考えたら,単純だけど判り易いです。

そうそう,よくよく考えてみたら,フィレンツェも,今は2つの大きな戦いの間,と,言ってました。

すると,今度は形を変えて,この予言に相当する事が起きるという事なのでしょうね。今度ヴォル様の知らない力とはどんな物な物なのでしょう? そして,今度は,誰が何の為に命を引き換えるのでしょうか‥‥。


OOP CD : Chapter 32: Out of the Fire

2005-05-20 00:23:57 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
この章名を見て,ホビットの冒険の6章"Out of the Frying-pan Into the Fire"を思い出した人が多いです。(私も) でもアチラはフライパンから出てきたら今度は火,という話で,これは「火から出されて‥」という話なので,全然違うんですが。(爆)

‥しかし,のんびり能書きを並べている暇はありません。なにせ,31章以降は全てクライマックス。早く先が聴きたくてCD(正確にはMP3プレーヤー)を止められない為,どんどん書いていかなくては‥。

ハリーは試験もそこそこに,医務室敷へマクゴナゴル先生を探しに飛んで行きます。しかし何と彼女はその日の朝,聖マンゴに送られたとの事。これでホグワーツからOrderのメンバーはいなくなったと思い込んだハリー,マダム・ポンフリーの御託に付き合うのも早々に切り上げ,今度はロンとハーマイオニーを探しに戻ります。

(しかし1回目に読んだ時から,スネイプ先生は? 鏡は? と,ハリーの行動にちょっとイライラしたものでした)

話を聞いたハーマイオニー,ハリーの思った通りに反応せず,ヴォルデモートとシリウスが魔法省にいるとは信用しません。ハーマイオニーの判断は驚くほど正しいのですが,ハリーは全く理解できず,イライラ。Stephen Fryさんの演技が非常にウマイ。ところで,ロンはたじたじ? おい,頑張れよ~(笑)

A saving people thing ....
あ~,そう言えば,この巻,ハリーだけを責められませんよね。だって,何故ハリーがそうしなくちゃいけないのか,そうしちゃいけないのか,誰もちゃんと説明できないんだもの。元先生のルーピンも,ダンブルドア先生ですら,‥。そんな中,ハーマイオニーの言っている事は大人よりよほど的を射ていると思いますが,‥やっぱりハリーを説得し切れませんねえ。。

そこへハリーの怒鳴り声を聞きつけたジニーとルナ参上。ハリーの剣幕を実にクールに諌めるジニー。兄貴より全然エライ。ルナの大ボケに誰も返事せず。(爆)

とにかく,それなら,確認してからにしようね。‥ハーちゃんホントに偉いですねえ。この年齢で,この事態に対しての,この判断力。じゃあ今すぐ行こう!と言うハリーに,今!? あ,そう,わかったわ。‥彼女は,そんな大胆な事をするにはちょっと考える時間が必要,と考えていたのでしょうか。しかしハリーの剣幕に,彼を気遣い,すぐ実行する事を決断。ヒロインの鏡です。

しかし蛙が暴力沙汰を起こしたのは,昨日の今日です。まだ興奮が収まっていないでしょうから,今蛙を刺激するのは危険と思わなければ‥‥いやそんな時間はありませんね。(汗)

ハーマイオニー,ロン,ジニー,ルナを見張りや人払いに立て,(合言葉が"Weasley is our king"なのが笑えます)ハリーはGrimmauld Placeへ。

ところで,この忙しいのに余計な事が気になってしまいました。シリウスや,おそらくOrderのメンバーも,忠誠の術に守られていますが,ハリーはもちろん"Number Twelve, Grimmauld Place!"と言って,そこに行って彼に会う事ができますね。でも,秘密の守人に許されてない人が,同じ事を言ったらどうなるのでしょう? 忠誠の術は家でなく人にかけるものだと,少なくても3巻には書いてあったと思いますが。そう,確かその家までは行けるけど,外から覗いても見えない,という魔法だったと思います。 煙突飛行粉は,中まで行けちゃうので,忠誠の術の意味はなくなってしまうのではないか?とも思えますが‥

ハリーはKreacherに会います。Kreacherは何か嬉しそう。彼はとても意地の悪い計画に加担しているのですが,屋敷しもべ妖精がそんな事をするとは夢にも思わないハリー,彼の言葉,ご主人様はいない,を鵜呑み。確認しようと思ったその時,蛙に引っ張り出されます。

ハリーの目に入ったのは,蛙と,スリザリンの生徒達に捕らえられた,自分の友達でした。
実はこの辺りから,私は蛙に,怒りではなく,憐れみを感じ始めました。(しかしいつの間にか「蛙」一文字になってしまっている(笑))この辺りから,彼女は「弱さ」を露呈し始めるんですね。ロンの事をこの「baboon」て言うんですが,卑しくも校長なら,生徒を「baboon」などと呼ぶのはおかしいですね。しかも,同僚の息子に対してですよ。それって,実はウィーズリー氏の方が自分より優れているとわかっていて,妬んでいるという事じゃないですか? 蛙さん。

さてここで,スネイプ先生が呼ばれます。今頃気付くハリー。彼はスネイプ先生が心を読むようにと一生懸命仕掛けますが,先生の方がいつも1枚ウワテよ。ハリー。(笑) ったく,どこの読者が,スネイプ先生がわかってないと思うかね。(爆) ところで,私はスネイプ先生は,ホンモノのベリタセラムを蛙には渡してない,と,頭っから思い込んでいましたが,彼がホントにニセモノを渡したという証拠も記述もどこにもないんですよね。(笑) 何でそう思ったんでしょう? もしかすると,この時彼が,「あと1ヶ月かかりますよ」と皮肉たっぷりに言ったから,だったかな。

蛙はいよいよ支離滅裂になってきました。ハリーに磔の呪いをかけようとするんですね。ここでもハーマイオニー,ほぼ冷静に,先生そんな事やっちゃダメですよ! 蛙は,なんと,前年の夏にハリーにディメンターを仕掛けたのは自分,と,打ち明けます。

ハーマイオニーは,ハリーは何をしていたのかという問いに,彼はダンブルドア先生を捜していたと言い,何と,禁じられた森に,ダンブルドア先生が期待する武器の準備ができたという作り話をでっち上げ。話に惹かれた蛙は,何故か,警護しましょう,と言うドラコ君のオファーを退け,3人で禁じられた森に行く事にします。


Chapter XVI : Delays Are Dangerous (1)

2005-05-20 00:22:44 | Tolkien・HoME
この章は,ビンゴが出発する事を決心する辺りから,ブランディバックの住処へ向かうお話です。II章で一旦語られた事ですね。

クリストファーさんの解説によると,いよいよサム・ギャムジーが仲間に入ってくるわけですが,前にもちらっと触れた通り,入れ替えられるのは,オドです。しかしお父さんは,オドを切り捨てるのは忍び難く,彼はホビット庄に残り,ガンダルフにニュースを伝える役にしたのだそうです。‥‥これは,後に,堀窪に残って4人を見送ったフレデガー・ボルジャーに変わってくるのだそうです。

さて,ビンゴが出発した年の9月22日は,ビルボが発った年と同じ木曜日だったという事が,大きな変更ポイントのようです。

ガンダルフが,ビンゴと旅に出る事について語り合っている場面で,ビンゴが,ビルボの旅とは違って,宝を探すのではなくて,捨てるんですね,と,言うと,ガンダルフが,
"And to go there but not come back again."
と,冗談にしてはかなりキツーイお言葉を。(しかもよく見るとダジャレ)ビンゴは,わざと全然感心しなかったフリをして,「わかってますよ。でもどこへ行けばいいんでしょう?」

正式版をよく見ると,そのダジャレは消えてました。

Chapter XV : Ancient History (5)

2005-05-20 00:21:11 | Tolkien・HoME
ゴラムはやがてモルドールに入り込み,死人占い師によって「検査」され,「シャイアのバギンス」の名前が知られるようになった,というくだりの後,ビンゴが驚き,例の,「ビルボがゴラムを殺してしまわなかったのが残念(pity)‥」とか,「いや,ビルボは憐れみ(pity)を感じたから惨めな生物を殺さなかった‥」とか,有名なやり取りが続きます。

ガンダルフは,"Yes, he deserved to die."と言いますが,あ,ここのセリフはまだ完成されてなかったようですね。次に,".. but we did not kill him."と,来てます。

(正式版では,"Deserves death! I daresay he does. Many that live deserve death. And some die deserve life. ..."と来るんですが)

そしてガンダルフは,ビンゴを諭すように,ビルボはこの指輪を持っていて,どう感じていたとか,彼がビンゴにこれを託すようになった事などを,話しました。

(指輪についての説明が,かなり正式版に近づいてきたようですが,この草稿には,III : Of Gollum and the Ringに出てきた,Adam Hornblowerさんの記述なども,まだ残っているのだそうです。)

OOP CD : Chapter 31: OWLs (3)

2005-05-20 00:01:50 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
5年生は試験中の大立ち回り劇に興奮が醒めません。ようやく皆が寝たのは4時。天文学の実技が夜遅いという事で,元から考慮されていたようですが,魔法史の試験は午後から。が,ハリーにとっては,それが不幸の種だったようです。

しかし,こういう生活のリズムが変わる科目は,ラストにしろよ~,と言いたくなりますね。(って,どうせ受験生はリズムが変わっているから,むしろいいかも,という説もあるかな?)

それにしても,前年ハリーがおかしな夢を見たのは占い学の授業時間。実はアレは今回のこの出来事の序曲に過ぎなかった?(‥なんかどっかて聞いた事のあるフレーズだ(汗))

今回のソレは魔法史の試験中。
ハリーはまるで,後姿のパーバティの髪の毛に,インスピレーションを刺激されたかのように,(意外と)順調に問題を解いていきます。そう言えば,私は2ヶ月前,クイーンズタウンのインド料理屋で,隣のテーブルの若いインド人女性の,量といい艶といい長さといい,日本ではお目にかかれないような見事な黒髪に,思わず目が釘付けになりました。インド人女性の黒髪には魔法の力があるかもしれませんよ。(笑)

ハリーはいつの間にか,神秘部のあの廊下。そして丸い部屋の周りにたくさんのドアのある場所に到着。さらに進み,あの水晶玉のある部屋へ。彼は,床に転がっているシリウスに,玉を取れと命令し,磔の呪いを‥


OOP CD : Chapter 31: OWLs (2)

2005-05-18 23:39:31 | ハリポタ5巻
***5巻既読前提です。***
いよいよ試験開始。皆さん相当常軌を逸していますね。(笑)人は試験前にそんな風になるもんですかね? もっとも私は寄宿学校を経験した事がないので,見てもいないし見られてもいない!‥から知らないだけかも。

まず1週目。呪文学,筆記試験はまあまあ。実技は,ドラコ君よりはよかったようですが,ちょっとミス? そして変身術もややイマイチな模様。ハリー,この2つは「E」じゃなきゃいけないはずですよね。大丈夫でしょうか? 薬草学も少し調子悪いかな‥。しかし,DADAは予想通り実力発揮。どうやら,おまけポイントもゲットできそうです。

ところでこの時蛙がニヤリ。さて彼女はマーチバンクスさんにお茶を出して何を聞いたのでしょうか? スネイプ先生は彼女にはホンモノのベリタセラムは与えてないとは思いますが。

ハーマイオニーが数占い学を受けた金曜は,ハリーとロンはお休み。ハグリッドがユニコーンの授業をしている様子を眺めてます。

仕切り直し2週目。魔法薬学。ハリーは「O」を取らねばなりませんが‥‥,難しかった? でもポリジュース薬は完璧? スネイプ先生が採点でなければいいですね~。(彼はハリーが材料を盗んだと思ってますから,ゼロつけても不思議じゃありません(笑))実技は結構,よかったようです。魔法生物飼育学は,ハグリッドの為に頑張るハリー。占い学は,‥来年はナシだな。(爆) まあ,オーラーに「神秘」は不要ですからいいでしょう。

ところで,魔法薬学の試験日,何故スネイプ先生は欠席だったのでしょうか? 月曜なので,普段,彼はいるはずですが。Orderのミーティングでしょうか? 4年の終わりにやっていた謎の仕事の続き? それとも,Occlumencyをサボっている事がバレて,呼び出されてお目玉を喰らっているのでしょうか?

そして天文学です。
5年生は,皆城壁に上がって星を調べて書き出す作業。‥と,その時,連れ立って城から出て行く一群の人達が。。。彼らはやがてハグリッドの小屋に到着。そこで少しのミーティングが行われたようですが‥‥。

そして,騒動勃発。どうやら,グループ連れの人達は,アンブリッジと,Dawlish(ハグリッドが名前を呼んだのでわかりました)を含む何人かの魔法省のオーラーのようです。あろうことか,ハグリッドに失神の呪文。おい! 何だよ,大勢で1人を,しかもハグリッドは魔法を使う事は禁じられているんだぜっ! しかも5年生の将来を左右する試験の真最中に校長自ら暴力事件を起こすとはっ。さらに彼らは信じられない暴挙に出ます。止めに入ったマクゴナゴル先生に,やっぱ集団で失神の呪文。当然の事ながら,マクゴナゴル先生は丸腰同然だったと思います。

こらっ,この事件,どこをどー切っても,アズカバン送りに値する大罪ではありませんかっ。7月に6巻を開いた時,この事件に関わった関係者がアズカバン,最低でも聖マンゴ,にいなかったら,私の怒りは収まりませんよっ。

生徒ばかりでなく,ちゃんと大人の,Tofty先生が見てたんですからね。

あームカつくムカつく。‥‥って,
あれ? この章どうして終わらないんだ?
あ"っ! 実は私は怒りのせい?ですっかり忘れてました。(汗)
この章,続きがあったんですねっ。‥という事で,また明日。


Chapter XV : Ancient History (4)

2005-05-18 23:27:07 | Tolkien・HoME
指輪の幽鬼って何?と恐ろしがるビンゴに,ガンダルフは,そんなの昔の物だから,気にしなくていいよ,というような事を言います。(正式版より大胆に否定) しかし,後で,それは間違いだった,という事になるんですね。

そしてガンダルフは,ギル=ガラドとオレンディル(エレンディルかヴァランディルの前身)の話を少ししますが,今度はサウロンと,ギル=ガラドとオレンディル,1対2のタイマン(wrestle)で,サウロンは投げ飛ばされた,と,あります。この戦いでギル=ガラドとオレンディルは致命傷を負いますが,オレンディルの息子のイシルドア(初めて出てきました。ただしイシルドゥアじゃなくてイシルドア)がサウロンの指輪を取ります。

(最初はギル=ガラドがサウロンの指輪を取り,イシルドアに渡したのだそうですが)

そして,イシルドアがモルドールから帰る途中に,ゴブリンに襲われ,姿を消したけれども,指輪に裏切られ‥,という話が初めて入ります。

(しかしそこから違うぞ)

魚がその指輪を飲み,狂気に襲われました。そしてその魚は川や滝を駆け上がり,最後に土手に飛び出して,指輪を吐き出して死んでしまいました。

(ここはまだ第1回草稿と変わりませんね(笑) そしてそれを拾ったのはディーゴル(スメアゴルでもデアゴルじゃない)という「賢く静かに歩く」一族の小さな家族の一員,という事も変わってないです。この当時,まだディーゴル=ゴラムなんですね。)

そしてガンダルフは,ゴラムとビルボの出会い,その後のゴラムについて,おさらいします。そしてゴラムを見つけて,こっそり付いて行った話をします。

Run!Run!Run!