確かに言っていたな
嫁さんが笑いながら言う。
ビールがない!ビールがない!ってな
休みのごはんにビールがないなんてありえない。
だから、メニューにビールの文字がなければ、
まあ、その店に入ることはない。
しかし、入った後だったら?
小田原城の天守閣を下りて、
二の丸跡地を抜けて、学橋を渡ってマーチに戻る。
御幸の浜交差点から国道1号に入り、そのまま西進・・・。
左折ポイントを間違えて東風祭交差点でようやく。
結局、来た道に戻って、小田原漁港に乗り入れる。
なんとか漁港の狭い駐車場にマーチを押し込み。
さて、どこへ?
旨いもの屋台が目の前にあるけれど、
そのすぐ横に気になる文字・・・それに釣られる。
小田原市公設水産地方卸売市場
入っていいのかどうか、ちょっとためらう、
そんな感じだけれど、横の階段から2階へと。
魚市場食堂
何の予備知識もなく、店名の響きだけで入ってみた。
入って右手に食券機。
上下左右に視線が走る、しかし、ないのだ、
ビールという文字が。
さすがにビールがないと口に出る。
さすがに諦めて・・・っと思ったら、奥に自販機。
食券をカウンターのお姉さんに渡し、
黄色い番号札を受け取る。
刺身定食(1,080円)
イナダとアオリイカ、そして赤身。
赤身は解凍、にしては、ぐらいだけれど、
アオリイカは呆れるぐらいの食感、
そして、噛み切ると、これまた呆れるような甘さ。
イナダはすごい食感と脂のノリ。
ただ、1,080円だからね。
地魚フライ盛合わせ(590円)
普通のフライ定食だと1,080円だけれど、
エビフライなどなので、面白くない。
しかも、定食でごはんを食べられる自信がない。
手前にメダイ、鯵、イワシ、カマス・・・
イカがあるハズだけれど、どうもサバでは?
青魚三昧で、こちらは値段以上の出来。
すっかり満足して、周辺を歩いてみる。
ここが人気店?次に来るならこの店?
・・・とかね。
ただ、やはり鯵をもっと食べたいよなあ、
ちゃんとビールのある店で。
5/20(金)
やっぱり小田原だろ?
GWにどこかへ行くことを断念した4月半ば、
5月の小旅行を考えていたら、嫁さんが言った、
ブラタモリで見た小田原城へ行きたい、と。
しかし、小田原で泊まるところなんて?
しかも、他にやることなんてあるか?
行く日だけは決めて、そして宿を探し、
出発の1ヶ月前に呆れるような宿を予約した。
昨日、名古屋で世話になっているAさんが東京に来ていた。
しかし、小旅行があるから遅くなる訳にもいかず、
早めに帰った。
何だか疲れていて、0時過ぎにはバタン・・・。
目が覚めたら、松平健が暴れる直前だった。
どうやら曇りがちで気温も低め。
麻のシャツにデニムのパンツ、
麻のコート、綿麻のニットを羽織れるように持つ。
黄色いマーチを出発させたのは9時半ぐらい。
環八は瀬田で混むけれど、東名に入ればスイスイと。
厚木から小田原厚木道路に入ると、
車線規制はあるけれど、渋滞は全くない。
小田原パーキング手前で、富士山が山頂をのぞかせる。
小田原東ICで降りるべき?それとも荻窪IC?
カーナビに従って、終点の小田原西ICまで進む。
国道135号をかすめて、県道73号で青橋東側まで進み、
そこで右折、お堀端通りに入る。
地検の先、めがね橋の辺りのコインパーキングに
黄色いマーチを引っ張り込む。
小田原城 馬出門
かつての正規登城ルートらしいので、
この近くの駐車場を選んでみた。
馬出門土橋を渡って、門を2つくぐるとちょっとした広場。
ここがかつての馬屋。
小田原城 銅門
馬出門を抜け、内堀にかかる住吉橋を渡って、
渡櫓門をくぐって、左へ90度に内仕切門。
確かに、銅を使った装飾が見える。
馬出門もそうだけれど、見附のような構造、
確かに難攻不落な感じ。
二の丸はやたらと広く、そこから階段を上る。
小田原城 常盤木門
本丸の正門。
武器庫を兼ねた門で、やたらとデカく、堅牢な感じ。
そこを抜けると本丸があったであろうところが広場に。
小田原城 天守閣
5月1日に耐震工事を終え、リニューアルオープンしたばかり。
確かにぴかぴかとキレイに見える。
階段を11mも登る。
入城券売り場の横にくまモンが
熊本城の復旧支援のお願いをしていた、
もちろんホンモノではないけれど。
明治に廃城になり、関東大震災で崩れた。
役所になり、学校になり、御用邸になり・・・
なので、内部は資料館でしかなく、あまり興味はない。
ちらちらと見ながら、5階までするすると。
西側
豊臣秀吉が小田原城攻めのために作った、
石垣山一夜城方面を望む。
さすがに一夜城跡には行けないけれど。
南西側
西湘バイパス、そしてその先の真鶴、伊豆半島が望める。
11時半過ぎ、そろそろ昼ごはん先に移動しよう、
その西湘バイパスの辺りに。
候補は2、3あるけれど・・・。